アイキャッチ 八千代牧場

ご当地グルメに宿泊も!十勝らしい牧場風景が広がる「八千代牧場」【帯広市】

十勝地方には大小さまざまな牧場があります。今回はご紹介するのは、帯広駅から近くて行きやすい「八千代公共育成牧場(以下、八千代牧場)」です。

東京ドーム210個分の広大な牧場「八千代牧場」

「八千代牧場」は帯広駅から車で50分ほど、十勝幌尻岳のすそ野に広がる牧場です。

総面積約980ヘクタール(東京ドーム約210個分)、草地面積約740ヘクタールの広大な敷地で、農家から預けられた乳牛などを育成しています。昭和57(1982)年の完成以降、『八千代牧場まつり』やパークゴルフなど、四季を通じて帯広市民に親しまれています。

とても眺めがよく、幌尻岳やトムラウシ山も望めます。

夏期(5月中旬~10月下旬)には牛たちが放牧されている様子も見られます(「八千代牧場」は観光牧場ではないので、家畜伝染病予防などのため、柵を越えての侵入や、侵入禁止の注意書きのある箇所には立ち入らないようお願いします)。

冬はまた一味違った表情に。

帯広市畜産物加工研修センターで手作り体験

牧場内にある「帯広市畜産物加工研修センター」では、地元の素材を使った本格的なソーセージ作りやバター・チーズ作りの体験が可能(1週間前までに電話予約が必要)。

研修センターですが個人でも利用できます。小さなお子様から大人まで楽しめるので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

ソーセージ・チーズ作り体験紹介動画 / 帯広市

ご当地グルメも楽しめるレストラン「カウベルハウス」

牧場内にあるレストラン「カウベルハウス」。十勝で育った『豊西牛』のステーキやハンバーグ、十勝名物の『豚丼』などをいただけます。

天気がよければ広大な牧場を眺めながら食事ができます。

筆者は『豚丼』をいただきました。お肉は貴重な『かみこみ豚』のロース肉を使用。ご飯よりお肉が多いぐらいで、とても食べ応えがありました。トッピングの枝豆は中札内産。たれは帯広の人気豚丼店「とん田」と同じものを使っているそう。とことん地元食材にこだわって作られた『豚丼』です。

こちらのレストランは宿泊もできます。会社の研修や学校の合宿でよく利用されるそうですが、個人でも宿泊可能(電話予約のみ)。道具を貸してもらえるので、レストラン前の広場で牧場を眺めながらバーベキューもできますよ。

美しい星空を見るために連泊する方や、ここを拠点にして観光や渓流釣りを楽しむ常連さんも多いそう。

「当たり前」に価値がある

「カウベルハウス」の近野さんは帯広のご出身。一度地元を離れてから、Uターンしてこられました。一度外に出て、「自分にとって当たり前だったものに価値がある」と感じたんだとか。「いかにも十勝らしい牧場風景や、ここでしかできない体験が魅力」と語ります。

2022年12月14日(水)~12月25日(日)は『ステーキフェア』を開催。『豊西牛のステーキ』が通常3,500円のところ2,900円(税込)に。新メニューの『帯広豚カルビ串鉄板焼き』1,100円(税込)や『北海道産ビーフ&ポークのメンチカツ定食』1,000円(税込)も登場しますよ。

 

みなさんもぜひ“何もない贅沢”を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか?

<施設情報>
■帯広市畜産研修センター(カウベルハウス)
■所在地:北海道帯広市八千代町西4線194
■電話番号:0155-60-2919

■帯広市畜産物加工研修センター
■所在地:北海道帯広市八千代町西4線194
■電話番号:0155-60-2514

各施設の営業時間など詳細はこちら

【取材協力・画像】畜産研修センター(カウベルハウス)、帯広物産協会

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