動物型のサブレがかわいい！お寿司屋さんを改装したレトロカフェ【知床ウトロ】

2022.12.19

大自然に恵まれた知床ウトロに2022年8月、新しいカフェがオープンしました！　ワンプレートランチやケーキが人気の大注目のお店です。ウトロで観光を満喫したあとは、カフェでおいしいランチを満喫するのもいいですよね。今回は「cake＆cafe APU（ケーキ＆カフェアプ）」さんをご紹介します。

レトロな落ち着く空間「cake＆cafe APU（ケーキ＆カフェアプ）」

「cake＆cafe APU」さんは「道の駅ウトロ･シリエトク」から車で2分ほどの場所にあります。アザラシがケーキを持っているかわいらしい看板が目印。

車はお店から見て斜め左側にある公共駐車場に停めてくださいね。

「cake＆cafe APU」さんは、元はお寿司屋だった店舗を改装してできたお店。ソファのある小上がり席は畳になっていて、レトロ感のある店内。広々とした明るく居心地の良い雰囲気でひとりでも気軽にのんびりと過ごせますよ。

「cake＆cafe APU」さんでは、『キッシュプレート』『ごはんプレート』『パスタプレート』といった3種の『プレートランチ』が楽しめます。それぞれ内容は変わるので行ってみてのお楽しみ！　もしくはSNSをチェックしてみてくださいね。

この日の『パスタプレート』はナポリタン。ナポリタンの具材はスタンダードな玉ねぎ、ピーマン、ウインナー。甘酸っぱいトマトケチャップの味わいは、これぞナポリタン！　懐かしさを感じるおいしさです。

『ごはんプレート』はタンドリーチキン。スパイシーなチキンは香りが良く、食欲が増してごはんが進みます。お肉もしっとりやわらか。違うメニューも食べたいけれど、またこのタンドリーチキンを食べに行きたくなりました。

セットのスープやデリ2種も手作りされていて、サラダのドレッシングも自家製だそう！　手間ひまかけて作られているのが伝わります。彩り豊かで目でも楽しめるランチですよ！

地元食材ウトロ産のカラフトマスを使用したキッシュ。こんがりと焼かれたキッシュはふわふわで、外側はさっくり。カラフトマスもふんだんに使われていて、おいしさがぎゅっと詰まっています。

デザートにパフェも注文。筆者の訪れた時期はメロンが旬でしたので、本日のパフェはメロンパフェ！　

メロンとブルーベリーがごろごろ入った贅沢なパフェのうえには『どうぶつサブレ』のきつねが飾られていて、思わず「かわいい！」と声に出してしまいます。自家製のスポンジケーキとクリームも入っているのでパフェとケーキの良いとこ取りをした気分になれました。　

ショーケースには、ケーキや焼き菓子がずらりと並んでいます。季節のフルーツを使ったケーキや、カスタードがたっぷり入ったシュークリームなどどれも魅力的。テイクアウトもできるのもうれしいところ。ケーキもその日によって商品が変わるので、SNSもお見逃しなく！

自然ゆたかな知床らしさを感じる『どうぶつサブレ』もおすすめです。お土産や差し入れにもぴったり！　ほかにもフロランタンやマドレーヌといった焼き菓子も並んでいましたよ。

店主の古都さんにお話を聞くと、以前は出身地の東京でパティシェをされていたのですがいろいろな土地で働いてみたいと考え、長野県などでパティシェやコック、サービス業をしていたんだそう。そのなかで古都さんが北海道に来た際に出会ったのが、ウトロで開催されている流氷のうえを歩けるツアー『流氷ウォーク®』。

縁あって『流氷ウォーク®』のガイドになった古都さんはすでにガイド歴6年！　今年から流氷シーズンだけではなく、ウトロに住むことを決めた古都さん。「好きな場所で自分の好きなお店を開けたら」と思いお店をオープンされたそうです。

道東在住の筆者にとって、北海道を好きになって移住し、すてきなお店を開いてくれたことはうれしい限りです。カフェと流氷ウォークのガイドでウトロの魅力を多くの方に伝えてくれています。

流氷がやってくるシーズンはガイドをされるためカフェは休業となりますが、『流氷ウォーク®』もウトロの魅力のひとつなのでぜひ体験してほしいです！　みなさんもウトロへぜひ訪れてみてくださいね。

＜店舗情報＞
■cake＆cafe APU（ケーキ＆カフェアプ）
■住所：北海道斜里郡斜里町ウトロ東215
■電話番号：070-8579-8242
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