旭川 にちりん

旭川でしか買えない商品も!地元旭川で愛されるお菓子8選【定番土産から手土産におすすめの和菓子まで】

みなさんは旭川のお菓子といえば何を思い浮かべますか? 北海道民にとっては懐かしい『ビタミンカステーラ』に、定番の『蔵生』、『き花』など、有名なお菓子がたくさんあります。

今回は、旭川の定番土産となっているお菓子から地元で愛される老舗店のお菓子まで、地元民おすすめの商品をご紹介します。旭川土産や手土産を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

1:大正から愛される味!高橋製菓の「ビタミンカステーラ」

ビタミンカステーラ

出典: 高橋製菓

まずは、大正時代初期に創業し、100年以上の歴史を誇る「高橋製菓株式会社」の『ビタミンカステーラ』。

北海道民にはなじみのお菓子ですが、普通のカステラとは何が異なるのでしょうか。

普通のカステラは小麦に加え、卵や砂糖などをふんだんに使用した重量感がある食べ物。しかし、『ビタミンカステーラ』は小麦粉の量を増やし、卵と砂糖の量をひかえる工夫がされた商品です。創業時、まだ第一次世界大戦終戦から年数が経っておらず、食糧不足で栄養失調になる人が多かったため、“安価で誰もが買うことができて栄養価の高いカステラづくり”を目指して作られました。「高橋製菓」の庶民に対する思いやりで開発された商品なのです!

『ビタミンカステーラ』の原型ができたのは、大正10年ごろのこと。現在の味であるビタミンB1・B2が加わった『ビタミンカステーラ』は昭和35年ごろから販売されています。

基本的には北海道限定で販売されているので、道外の方へのお土産にもぴったりです。

<会社情報>
■会社名:高橋製菓株式会社
■住所:北海道旭川市4条通13丁目左1号

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2:レトロな缶が可愛い!共成製菓の「旭豆」

旭川市宮下通16丁目に本社と工場がある「共成製菓株式会社」。お土産として知名度のある『旭豆』を製造販売している会社です。

創業は明治時代に遡り、100年以上もの間、旭川で愛され続ける銘菓。古い資料は残されていないそうですが、看板商品である『旭豆』のはじまりは明治35年だといいます。

『旭豆』の原材料は、北海道産の大豆とてんさい糖、小麦粉とまさに北海道そのもの。昔ながらの素朴でやさしい味の『旭豆』は、お茶請けやお酒のお供にもぴったりです。

コロナの影響で観光客が減少しても、地元の人が多く買っているためその人気は健在。地元で強く愛される銘菓であることを感じさせられますね。

『旭豆』には、箱入り、缶入り、布袋入りなどさまざまなパッケージがあります。デザインの可愛さもポイントです!

<会社情報>
■会社名:共成製菓株式会社
■住所:北海道旭川市宮下通16丁目右1号

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3:ダイヤモンドダストをイメージ!壺屋の「き花」

昭和4年に創業した旭川の菓子メーカー「株式会社 壺屋総本店」。全国的な人気を誇り、ロングセラー商品である『き花』を手掛ける老舗です。

『き花』は、アーモンドガレットでホワイトチョコレートをサンドしたリッチなお菓子。ザクッとした食感とアーモンドの香ばしさ、そしてサンドされたホワイトチョコレートとの相性がよい商品です。何度食べても飽きないおいしさは、地元民のおやつとしても大人気! 今や全国へもそのおいしさが知れ渡った人気商品なんですよ。

『き花』という名前は、厳しい寒さの朝に発生するダイヤモンドダストを「霧華(きばな)」と表現したのが由来だとか。旭川らしさが詰め込まれたお菓子です。

パッケージの種類も豊富なのが嬉しいところ。地元の人気観光地である旭山動物園をイメージした“旭山動物園パッケージ”は、お土産にも喜ばれること間違いなしですよ!

<会社情報>
■会社名:株式会社 壺屋総本店
■住所:北海道旭川市忠和5条6丁目5-3

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4:どこか懐かしい味!「北かり」のかりんとう

かりんとう

出典: 北かり

昭和6年に旭川で創業した「三葉製菓株式会社」。同社が「旭川発 北海道のかりんとう屋 北かり」として手がけるかりんとうは、どこか懐かしく、やさしい甘さが魅力です。

「北かり」のお菓子は、道産素材をふんだんに使用しているのが特徴。地産地消への強い想いのもと、北海道産の原材料にこだわったお菓子を作り続けています。

かりんとうには、『はるゆたか』をブレンドした100%北海道産の小麦粉を使用。噛めば噛むほど小麦の香りが口のなかに広がるかりんとうは味わい深く、やさしい甘さに癒やされます。砂糖には北海道産のビートからできたてんさい糖を使用し、ほかにも北海道でとれた野菜や牛乳などを使っているというこだわり。

油で揚げているのにさっぱりとした食感で食べやすいのも嬉しいところ。

<会社情報>
■店名:旭川発 北海道のかりんとう屋 北かり
■会社名:三葉製菓株式会社
■住所:北海道旭川市工業団地1条1丁目2-3

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5:道民なら誰もが知る!? 「The Sun 蔵人」のスイーツ / 旭川市神楽岡

「株式会社ロバ菓子司」のブランド「The Sun 蔵人(ザ・さんくろうど)」は、旭川で長く愛されるお菓子を作り続けるヒットメーカー。全国のお土産ショップに並ぶような定番のお土産を手掛けています。

『蔵生(くらなま)』は、旭川のお土産を代表する大ヒット商品。北海道に住む人であれば一度は見たことがあるのではないでしょうか?

しっとり食感のサブレのなかにはミルク生チョコやホワイト生チョコ、アーモンドチョコ、チーズチョコなどさまざまな味が入っています。もちもちとした不思議な食感と、とろける口溶けがクセになるお菓子ですよ。

日持ちするのでお土産にもぴったり。個装での販売なので、1枚ずつ配れるのも嬉しいですね。

ほかにも、バターカステラ生地で北海道産のあずきとかぼちゃの餡を包んだ『あずチャン』『かぼチャン』は地元に根付いた商品。2022年には、さつまいも餡を包んだ『まいもチャン』が新登場し話題を呼んでいます。

<店舗情報>
■店名:The Sun 蔵人 本店
■住所:北海道旭川市神楽岡8条1丁目
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6:一度訪れればファンになる!菓子処 まるきたの「まるきた焼き」 / 旭川市旭町

旭川市の象徴「旭橋」のある国道40号線沿い、かつて「師団通り」と呼ばれた和菓子屋さんの多いこの通りに「菓子処 まるきた」はあります。

創業は明治36年。ご家族で経営されている「菓子処 まるきた」は、当時からの味わいを今に受け継ぎ営業しています。

お店の一番人気は、中華まんじゅう『まるきた焼き』。甘くいい香りが広がる生地のなかに、餡を詰め込み、中華まんじゅう独特の形になるように手作りの型を使って折り込んでいきます。

サイズはなんと20センチほど! 「食べきれないかも……」という方には、半分ほどのサイズの中華まんじゅう『まご焼き』がおすすめです。手土産にも丁度よい、手ごろなサイズ感です。

<店舗情報>
■店名:菓子処 まるきた
■住所:北海道旭川市旭町1条4丁目841-12 ヴィヴィ旭町1階

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7:伝統を受け継ぐ和菓子店!進化を忘れない「村上菓子舗」 / 旭川市旭町

旭橋から北海道護國神社まで続く『旭橋みずほ通商店街』には菓子店が点在しており、そのなかに「村上菓子舗」があります。

昭和36年創業の「村上菓子舗」は現在で3代目。歴史を受け継ぎながらも新しいお菓子が並ぶ、進化し続ける和菓子店です。

お店の看板商品はお餅やお団子、お饅頭など。とくに人気があるのは『一口ポテト大福』で、特製のじゃがいも餡が入ったほっこりとする味わい。ほかにも、やさしい甘さの餡がたっぷり詰まった『大福』など、本格的な和菓子をリーズナブルな価格で楽しめます。

日常のおやつにも、ちょっとした手土産にも丁度よい「村上菓子舗」の和菓子。お店でしか買えない“できたてのおいしさ”を楽しんでみてはいかがでしょうか。

<店舗情報>
■店名:村上菓子舗
■住所:北海道旭川市旭町2条3丁目9-164
⇒営業時間など詳細はこちら

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8:地元の人が守り続ける暖簾!「お菓子 にちりん」の和菓子 / 旭川市8条通

旭川の中心部、平和通買物公園の8条通にある「お菓子 にちりん」。昭和34年に開業して以来、地元の人々に愛され続け歴史をつなぐ老舗和菓子店です。

大福やどらやきなど、日常に親しみのある和菓子を作る「お菓子 にちりん」は、旭川市民から非常に愛される存在。2代目オーナーさんが高齢を理由にお店を閉店することになった際は、旭川の人々が「絶対に閉店してはならない」と動き出し、後継者が決まったのだとか……。それほど地元に愛される和菓子店なのです。

そんなお店の一番のおすすめは、『よもぎ大福』。春になるとスタッフみんなで1年分を一斉に摘み、茹でたよもぎを少しずつお餅に混ぜ込んでていねいに作り上げています。よもぎのいい香りがしっかりと感じられる、こだわりの一品ですよ。

「お菓子 にちりん」のお餅は、保存料を一切使っていない“本物のお餅”であるため、お店でしか購入することができません。

保存料を使用しないお餅は誰もが安心して食べることができ、市民から長く愛されています。手土産にもおすすめです。

<店舗情報>
■店名:お菓子 にちりん
■住所:北海道旭川市8条通7丁目右10

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懐かしい商品に、旭川でしか買えないお菓子、人気シリーズの新商品など、たくさんご紹介しました。どの商品も魅力的なので、贈る相手にも喜んでもらえること間違いなし! ぜひ参考にしてください。

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください

【画層】高橋製菓、北かり、The Sun 蔵人

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