ドライブついでにぺろりと完食!サービスエリアで大人気「ご飯が止まらないご当地グルメ」【砂川市】
札幌のスープカレーや帯広の豚丼など、北海道には街を代表する名物料理があります。道央自動車道砂川サービスエリア(下り)では、砂川市の新名物『砂川ポークチャップ定食』を提供しており、気軽に味わえるご当地グルメとして人気を博しています。それはどんな食べ物なのか。いつ、どのように誕生したのか。その謎に迫ります。
砂川の味覚をPRするご当地グルメ「砂川ポークチャップ」
『砂川ポークチャップ』は、2014(平成26)年9月に実施された『NEXT砂川フィスティバル』の事業のひとつとして誕生しました。
当時は『富士宮やきそば』や『八戸せんべい汁』などのB級ご当地グルメが大流行。『B-1グランプリ』に入賞すると、街の知名度が飛躍的に向上しました。それに続けと、砂川の特産品であるトマトやタマネギを使い、家庭でも簡単に作ることができる“ポークチャップ”に白羽の矢が当たりました。
ご当地キャラクター「ポークチャップリン」も登場
『砂川ポークチャップ』の定義は、「市内の飲食店で提供」「砂川産の食材を1つ以上使用」「ポークチャップであること」の3つです。
市内の飲食店では洋食だけでなく、中華風や焼き肉、ハンバーガーなど、バリエーション豊かなポークチャップが提供されています。2015年には『ポークチャップリン』というキャラクターが登場。小粋にハットをかぶり、タキシードを着こなして、片手にはステッキを持っています。イギリスのスター“チャールズ・チャップリン”をオマージュし、ご当地キャラクターのイベントなどで『砂川ポークチャップ』をPRしています。
サービスエリアで気軽に味わえる「砂川ポークチャップ定食」
砂川サービスエリアは、1988(昭和63)年10月8日に、美唄IC~滝川IC間の開通に伴い開業しました。1991(平成3)年4月26日には、日本国内でも2番目となるハイウェイオアシス(砂川ハイウェイオアシス)が開業。日本国内最北のサービスエリアであり、ガソリンスタンドも営業しているなど、多くの人が休憩や食事に立ち寄っています。
砂川サービスエリア(下り)のレストランでは『砂川ポークチャップ定食』が提供されています。「多くの人が利用するサービスエリアで、砂川のご当地グルメを味わっていただきたい」というレストランスタッフの提案がきっかけで商品開発が開始。すでにポークチャップを提供していた街の飲食店を食べ歩くなど、研究が重ねられました。
豚モモ肉は、2004年に砂川農場を開設した「上原ファーム(本社農場:宮崎県都城市)」産を使用。誰でも食べやすい味にするため、ポークチャップ専用のケチャップソースにペースト状のタマネギとバターを加えて、味にコクを出しました。
豚肉にほどよくチャップソースが絡んでおり、狙い通り誰もが食べやすい料理に仕上がっています。タマネギと一緒に頬張ると酸味と甘みがひとつになり、いくらでもご飯が進みます。券売機にも「迷ったときは砂川ポークチャップ定食」と書かれているほど、不動の人気メニューなのです。
砂川の人たちの想いが込められた『砂川ポークチャップ』を、ぜひ味わってください。
※掲載情報は、2022年8月時点のものであり、予告なく変更されている場合があります。最新の情報は、ドラぷらをご確認ください。
<施設情報>
■施設名:砂川サービスエリア(下り)
■住所:北海道砂川市空知太478
■電話番号:0125-53-3607(フードコート・ショッピングコーナー)
■フードコート営業時間:7~19時(4~11月)、9~19時(12~3月)
※新型コロナウイルス対策に伴い営業時間を短縮しています。
■定休日:無休
【取材協力】ネクセリア東日本株式会社
【画像】砂川ポークチャップ協議会
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