上履きを入れる小学生

本州民ビックリ仰天?本州との違いから見る「北海道の小学校生活あるある」3つ

2022.05.05

日本各地で無数の自己紹介が飛び交った4月も終わり、ほっと一息つく余裕が生まれる季節となりました。今までは慣れるのに必死で見えていなかったことが、ふと見えてくるのもこの時期です。何度も転校を経験した筆者がまさにそうでした。

今回は、筆者の体験と道内外の友人の“証言”から、本州とは違った北海道の学校生活(とりわけ小学校)を紹介します!

1:上履きはスニーカー!持ち帰るのは「学期末」だけ

北海道の小学校ではほとんどの子どもが、上履きとして“スニーカー”を履いているのではないかと思います。実際、筆者も北海道にいたころはそうでした。

ところが、本州では異なる場合が多いようです。上履きと聞いてイメージするのは“バレエシューズ”なのです。

筆者は本州の小学校に通った期間のほうが長いので、“バレエシューズ”にかなりなじみがあります。そして、靴の種類の違いも関係しているのか、道内外で大きく異なるのが、上履きを家に持ち帰る頻度です。

本州の学校では、毎週末、上履きを家に持ち帰り、洗剤をつけてブラシでこすり、水で流してベランダに干すという一連の流れを行っていました。毎週末です。先生も持ち帰るよう指導していました。

一方の北海道は、学期末だけ。3学期制なら年に3回だけです。どうですか、この圧倒的なまでの違い!

理由として、「北海道は夏があまり暑くないからだ」なんて言われることもありますが、どうでしょうか。走り回れば結局汗はかきますから、暑さが理由ではない気がします。やはり、スニーカーだからなのでしょうか。

キレイさをとるか、面倒を減らすほうを取るか。選べるなら、あなたはどちらを選びますか?

2:体操服はない!体育がある日は「ジャージ登校」

半袖シャツに、青紫や紺の短パン。紐がついた紅白帽。いわゆる体操服といえば、この3点セットですよね。

ところが、北海道にはこの体操服を採用している小学校があまりないように思われます。では、どうしているのかというと、ジャージです。市販のジャージを着ています。指定のものではなく、各々が持っているジャージ。運動会も、もちろんジャージ。我が子を見つけたい親御さんからすれば、わかりやすくていいかもしれません。身長の急な伸びにも対応しやすいですね。

普段の体育の授業時、体操服がある学校では授業前に着替えます。一方、ジャージを採用している学校では、家からジャージを着ていきます! 楽ですね。筆者はジャージの方が好きだったかもしれません(笑)

3:なぜ?ランドセルを6年間使わない道産子たち

羽のマークのランドセルを使っていた筆者。6年間使い続けた結果、残念ながら羽は生えませんでしたが、身長は伸びました。

筆者が卒業したのは北海道内の小学校。6年生のクラスでランドセルを使っていた人は5人もいませんでした。聞くところによると、北海道では6年間ランドセルを使い続ける人が極めて少数らしいのです。

本州では、わりと6年間使う人が多いと思います。実際、5年生のころ、筆者は大阪にいましたが、クラスの3分の2以上はランドセルを使い続けていました。

今回、道内で育った友人にランドセルについて聞いたところ、小学校2年生までしか使っていないという人もいて驚きました。

いったいなぜなのでしょうか。確たる根拠となりそうな情報はつかめていません。有力な情報をお持ちの方、教えてください!

ランドセルであれリュックサックであれ、ご家族の想いも大事にしつつ、本人の成長速度や体力などを踏まえながら、本人が一番使いやすいものを選択できるといいですね!

 

北海道と本州の学校の違いはまだまだありそうです。あなたも小学生時代を振り返って、比べてみてくださいね!

※学校ごとにルールや指導方針は異なります。北海道のすべての学校に当てはまるものではございませんのでご了承ください

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