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本物の流氷をいつでも見られる!マイナス15℃の世界を楽しむ「オホーツク流氷館」(網走市天都山)
網走で人気の流氷観光ですが、実際に流氷を見られる確率が高い時期は、毎年2月中旬~3月上旬と長くはありません。
しかし、網走には雄大な流氷の世界を1年を通じて体感できる施設「オホーツク流氷館」があります。
「オホーツク流氷館」とは

出典: 北海道Likers
「オホーツク流氷館」は、流氷とオホーツク海の生き物をテーマにした観光施設。
網走湖や能取湖、オホーツク海から知床連山、阿寒の山並みまでの壮大な景色を360度楽しめる「天都山(てんとざん)」の山頂付近にあります。
“天の都にいるような心地にさせるほど美しい景色”と称される「天都山」は、昭和13(1938)年に国の文化財「名勝」に指定されています。
クリオネやフウセンウオなど冬の海のアイドルに会える
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出典: 北海道Likers
流氷が浮かぶ海に潜るかのような、青く輝く階段を降りると地下1階に「オホーツク流氷館」があります。
常設には、北海道で最大級のプロジェクションマッピングがあり、流氷やアザラシ、オオワシなどの生き物の映像を壁一面の迫力で見ることができます。

出典: 北海道Likers
「オホーツクの生き物たち」のコーナーには、“流氷の天使”や“流氷の妖精”と呼ばれるクリオネが飼育展示されています。
半透明の体は頭と胸の部分が赤く、翼を広げたような姿で海水のなかをフワフワと泳いでいます。クリオネは水温が4℃以下の環境で生息しているため、流氷が来る時期にしか見られない貴重な生物です。
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出典: 北海道Likers
ほかにもフウセンウオやナメダンゴといった冷たい海に棲む、“ブサかわいい”不思議な生き物が飼育展示されています。

出典: 北海道Likers
「流氷体感テラス」では、マイナス15℃の室内のなかで本物の流氷に触れることができます。
流氷の上には、アザラシやキタキツネ。そして光の演出によって、流氷の海の夕景や夜明け、オーロラを再現しています。
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出典: 北海道Likers
「流氷体感テラス」で大人気なのが、濡れたタオルを凍らせる『しばれ実験』です。
道産子なら、きっと誰もがやったことがあるのではないでしょうか。氷点下の寒さのなかで、濡れタオルを振り回すと、凍り付いてタオルを立てて持つことができます。
オホーツク海の塩を使った流氷ソフトクリーム
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出典: 北海道Likers
建物の1階には、「観光情報コーナー」や「ミュージアムショップ」「カフェ・ド・クリオネ」があります。
「ミュージアムショップ」には、網走の景色や流氷をテーマにしたいろいろなグッズが揃っているので、お土産を買うのにおすすめです。
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出典: 北海道Likers
「カフェ・ド・クリオネ」で人気なのは、「オホーツク流氷館」限定の『流氷ソフトクリーム』です。
イタリアのジェラートコンテストで1位になったお店「リスの森」がプロデュースした商品で。オホーツク海の塩を使った塩キャラメル味。表面の青い塩は、海藻由来の天然色素で着色していて、流氷のイメージにピッタリです。
網走で人気の観光スポット「オホーツク流氷館」は、1年を通じて実際の流氷やオホーツク海の生き物たちを目の前で見ることができる施設です。ここでしか味わえない『流氷ソフトクリーム』も絶品ですよ。オホーツク観光の際には、ぜひ立ち寄ってくださいね。
<施設情報>
■オホーツク流氷館
■所在地:北海道網走市天都山244-3
⇒マップで見る
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