NPO葬送を考える市民の会合葬墓石碑

大学生の方が合葬墓にお父様を納骨した時の体験記

2022.02.17

滝川と札幌を中心に想いをデザインする石材店を経営している山崎 修です。

今回は、弊社で2年ほど前に札幌市に建立したNPO葬送を考える市民の会合葬墓にお父様が亡くなられて大学生の息子さんが納骨に来られた時の本人の体験記が届いたので下記にご紹介させていただきます。

NPO葬送を考える市民の会の合葬墓へ

昨年の秋に大学生のNHさんは離れて暮らしていたお父様を突然亡くされ、NPO葬送を考える市民の会の合葬墓へ埋葬されることになりました。

秋晴れの気持ち良い中、納骨を行い、数日後にNPO事務局にメールを頂いたとのことです。

下記にご紹介いたします。

N.H様より体験記

人の死が近い場所や状況では非日常的で少し重苦しい様な空気を感じることが多く

(慣れていないだけかも知れませんが) 納骨というものも正にそういう場なのだと思っていました。

しかし、当日実際に立ち会ってみると、

想像していたよりも重くないどころかむしろ清清しい程で意外でした。

その日は、丁度晴れた良い天気で、加えてとても開放的な場所でもあったので尚更だったのだと思います。

自分が死んだ時のことを考えると漠然とした不安を感じる様に、

死に関わる事象には負の感情が常に纏わりつくものであると、どこか決めつけていた節があったのかも知れません。

今回の体験を通じて必ずしもそうでなはい、死は悪い側面ばかりではないと少しでも気付けるきっかけができた気がします。

 

若くしてお父様の納骨にご本人が中心となって立ち会うという考えただけでも重苦しい場面でしたが、私自身も納骨のお手伝いをさせて頂き、このようにその時のことを想って頂き少し安堵いたしました。

N.Hさんこれからの人生、陰ながら応援したいと思います。

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