埼玉にあるセコマに潜入!ヘビーユーザーが北海道の店舗との違いを調査
北海道のご当地コンビニ「セイコーマート」。実は関東圏にも出店していることはご存知でしょうか。
今回お送りするのは、埼玉県さいたま市にあるセコマへ突撃した際のレポートです。北海道と埼玉のセコマ、違いはあるのでしょうか。
こんなところにセコマ!
北海道から帰省のため東京へ来ている筆者。東京にはなんでもあるとはいうものの、筆者の生活に欠かせない“アレ”がありません。そう「セイコーマート」です。
「セイコーマート」は北海道を中心に展開する、いわゆる“ご当地コンビニ”。北海道以外にないのもそりゃあ当然なのですが、やはりセコマがあるとないとでは生活の質がまったく異なります。
しかし、いくら“セコマ欠乏症”の筆者であっても、そのためだけに高額な旅費をかけて北海道に行くのは躊躇します。セコマのあの雰囲気を関東で味わう方法、なにかないでしょうか。はい、ありました。
なんと茨城県・埼玉県の両県に合計92店舗ものセコマがあるというじゃないですか。セコマ好きとしてこれは突撃するしかありません。
早速列車に飛び乗りたどり着いたのがこちら。さいたま市民にはお馴染み『埼玉新都市交通ニューシャトル』の今羽駅です。大宮駅からほど近くに位置する今羽駅ですが、まわりを見渡すと閑静な住宅街といった雰囲気。本当にここにセコマがあるのだろうかと不安になりながら歩くこと約5分。
これは! 本州で見かけることなどないと思っていた鮮やかなオレンジ色の看板が見えてきました。ホットシェフでお馴染み、牛のキャラクター“セイちゃん”もお久しぶりです。
感動。遠い異国の地で日本語を見かけたときのような安心感と懐かしさが胸にこみあげてきます。
しかし2月に雪化粧をしていないセコマと考えると多少の違和感がありますね。北海道であればほぼ確実に、店舗脇に除雪された雪が置いてあったりしますが、埼玉ではその痕跡すらありません。北海道のセコマを見慣れている筆者からすると不思議な感覚です。
実家のような安心感
さて店内はどうでしょうか。埼玉県仕様にローカライズされているのかと思いきや、まったくそんなことはありません。ホットシェフも完備していますし、お惣菜もドリンク類もどれをとっても北海道のセコマと違いありません。
なんなら店内放送も同じだと思います。「これだよこれ」と思わずにやにやしてしまうほど、北海道の完コピ状態。お世辞でもなんでもなく実家のような安心感です。
今回購入した商品がこちら。ガラナは本州だと北海道フェアなどでしかお目にかかれませんから、埼玉のセコマで日常的に買えるのはガラナ好きの筆者としては大変大きな収穫です。
セコマといえば手のひら大の“大きなおにぎり”が注目を集めますが、普通サイズのおにぎりが常に108円(税込)で販売されているのも特筆すべき点ではないでしょうか。
そして、セコマのお惣菜は一人暮らしの人間が野菜を安価に美味しく摂取できる最良の手段だと個人的に評価しています。
北海道民には懐かしく、道外の人には新鮮な関東の「セイコーマート」。筆者と同じような“セコマ欠乏症”の方は早速訪れることをおすすめします。
ちなみに、一部の商品価格は輸送面のコストから道内店舗のものより高めに設定されているそう。しかし関東の地でセコマを味わえるなら、多少の値上げは気になりません。セコマならレジ袋も無料ですしね。