アイキャッチ画像

記録はマイナス40℃以下!「日本一寒い町」の道の駅で堪能する雪見露天風呂と絶品そば(幌加内町)

幌加内(ほろかない)町には、日本一が3つもあるって知っていましたか?

1つ目は“そば畑の面積日本一”。2つ目は“日本最大の人造湖・朱鞠内湖”、そして3つ目が“日本最寒記録マイナス41.2℃”です。

今回は、そんな幌加内町の“天然温泉の雪見露天風呂”と“絶品の手打ちそば”が楽しめる道の駅をご紹介します。

日本一寒い町にある道の駅「森と湖の里ほろかない」

幌加内町は、旭川市の北西約45km、車で1時間ほどの距離にある町です。この幌加内町にある道の駅が「森と湖の里ほろかない」。

施設内には天然温泉施設「せいわ温泉ルオント」があり、旭川市や札幌方面からも温泉を目当てにたくさんの方が訪れるそうです。「ルオント」とは、フィンランド語で「自然」という意味で、「森と湖の里ほろかない」は三角の屋根に時計塔がついた西洋風の白い外観の建物になっています。

「森と湖の里ほろかない」に取材で伺ったのは2022年1月10日。この日の幌加内町の最低気温はマイナス26.0℃。到着した11時でもまだマイナス10℃でした。積雪は141cmもあります。

冬は豪雪露天風呂が魅力の「せいわ温泉ルオント」

「森と湖の里ほろかない」内にある「せいわ温泉ルオント」は、北海道百名山のひとつである天塩山系「三頭山」から湧き出る天然温泉。泉質は、保湿効果がありしっとりとした肌に仕上げてくれるとされる“ナトリウム-塩化物泉”で、「美人の仕上げ湯」とも呼ばれています。

ここに冬の期間だけ登場するのが『豪雪露天風呂』。周囲を雪の壁に囲まれた銀世界のなかで露天風呂が楽しめます(特別に許可をいただいて撮影しました)。

また、「森と湖の里ほろかない」の建物に入ってすぐ左手には足湯があり、無料で利用できます。

この足湯ももちろん天然温泉『三頭山の湯』。疲労回復の効能もあると書かれていました。ドライブの疲れを癒すのに最高ですね。

三たての絶品「幌加内そば」が味わえる蕎麦ダイニング

「森と湖の里ほろかない」館内にある「そばダイニング そばの里」では、日本一の幌加内そばを味わえます。

そばは「挽きたて、打ちたて、ゆでたて」の俗にいう「三たて」がおいしいといわれていますが、「そばダイニング そばの里」は製粉から製麺まで自社で行い、手打ちにこだわった本格的なそば。

店内からは、ガラス越しに職人さんがそばを打つ様子を見ることもできます。

メニューには定食や丼物などもありますが、今回はもちろん『もりそば』をいただきました。

ツユに軽くつけてそばをすすると、そばと鰹節の香りが口いっぱいに広がります。綺麗に切りそろえられたそばは、見た目にもおいしそうですね。

 

旭川からは車でおよそ1時間、札幌からは3時間ですが、「森と湖の里ほろかない」は温泉とそばを楽しみにわざわざ行く価値のある道の駅です。日本一の人造湖「朱鞠内湖」では氷上ワカサギ釣りも始まりましたので、ぜひワカサギ釣りのあとに立ち寄ってください。

<施設情報>
■施設名:道の駅 森と湖の里ほろかない
■住所:北海道雨竜郡幌加内町政和第一
⇒営業時間など詳細はこちら

⇒こんな記事も読まれています

トイレ休憩だけじゃもったいない!グルメと絶景が自慢の「超充実した道の駅」

フードコートのある道の駅!北・北海道の美味しいものが揃う「道の駅あさひかわ」