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助成金ってあるの?北海道移住者に聞いたお金のあれこれ【北海道移住のリアル】

2021.11.23

北海道への移住を検討しているものの、資金面で不安があるという方が多いのではないでしょうか。筆者もその1人で、大阪から北海道へ引っ越しするのは距離があるため、お金がかかるという印象でした。

道内では過疎化が深刻となっていて、移住の助成金や補助金を活用し移住者を募っている自治体が増えてきています。

移住するための助成金はどんなものがあるの?

具体的にどんな助成金があるのか、北海道の胆振管内にある安平町をピックアップして紹介します。

安平町はユニセフの「日本型子どもにやさしいまちづくりまちモデル検証作業」実施自治体に選ばれるなど、幅広い世代の方が安心して生活できるようにいろんな取り組みを行っているまちです。

安平町の場合、移住定住の助成金は現金での支給ではなく、町内で使える独自のポイントで支給されるそう。住む場所や目的で異なるとのことなので、どのような違いがあるのか早速見ていきましょう!

住宅建設等奨励金制度

安平町が行っている『住宅建設等奨励金制度』は家を建設する場所、お子さんの有無などで支給額が変わってくるそう。

安平町の追分地区にある「ラ・ラ・タウン・おいわけ」は追分駅から近く、すぐそばに鹿公園という大きな公園がある人気の分譲地です。

町内には全部で3つの分譲地がありますが、分譲地を町から購入後、1年以内に家を建設して移住をするという条件を満たしている場合、住宅建設奨励助成金20万円分、転入奨励助成金20万円分、さらに15歳以下(中学生まで)のお子さんがいる世帯は子育て助成金10万円分が支給されます。

分譲地以外に家を建設した場合は、住宅建設奨励助成金10万円分、転入奨励助成金10万円分、子育て助成金10万円分となります。

空家対策助成事業

全国的に問題となっている空家の増加。安平町ではその空家を有効に利用してもらおうと『空家対策助成事業』を行っています。

【助成対象となる空家条件】3年以上居住その他使用がなされていないことが常態である一戸建て専用住宅かつ、町が運営する移住定住支援サイトに掲載された住宅。

・空家住宅購入助成・・・空家を購入した場合、購入費の1/2(上限100万円)助成

・空家住宅賃貸リフォーム助成・・・所有者が空家(3年以上の居住実績がなく築10年以上の住宅)を賃貸するためにリフォームした場合、必要経費の1/2(上限50万円)助成

・空家活用家賃助成・・・同居する18歳未満の子どもが2人以上いる世帯主に空家を借りた場合、家賃の1/2(上限2万円/月)助成

移住後に創業したい人にはこんな補助金も!

安平町では、町内で創業を検討している方へ『安平町創業等支援事業補助金』を支給する補助金があります。対象経費の1/2で最大200万円を補助されます(空き店舗を活用する場合は対象経費の2/3で最大250万円を補助)。

また、今年度から町内で起業・創業したいという方を募り、『Fanfareあびら起業家カレッジ』という新しい取り組みをスタート。

事業計画に合わせて活動助成金のサポートを受けることができたり、希望や選考によっては来年度の地域おこし協力隊として採用される場合もあるそう。

地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域などの条件不利地域に移住し“地域協力活動”を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組み。自治体ごとに採用する人数や目的が違っています。

移住を検討している自治体で、自分のやりたいと思っている職種で募集しているというケースもあるので、ホームページなどで確認することをおすすめします。

 

ご紹介した通り、助成金・補助金の有無や金額の違いがあるので、事前にしっかり確認しておくことが重要です。自治体の相談窓口も活用し、移住を検討してみてください!

※安平町の場合、助成金・補助金は現金での支給ではなく、町内で使える独自のポイントで支給されます

【画像】ABC、Hemul / PIXTA(ピクスタ)、安平町政策推進課

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