正門

北海道開拓の歴史を知る!国内唯一の刑務所博物館「網走監獄」の楽しみ方

2021.11.19

オホーツク海に面した港町・網走。北海道の開拓時代、網走に1つの監獄がありました。最近では網走監獄をモデルとしたアニメも人気。

『博物館 網走監獄(以下、網走監獄)』は、その名の通り刑務所の博物館。歴史的に価値の高い実際に使用されていた施設は見ごたえあり! 今回は、国内で唯一の刑務所の博物館、『網走監獄』の魅力をギュッとお伝えします。

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壮絶!網走監獄で知る開拓時代と囚人生活

網走と聞いて最初に思い浮かぶのはなんでしょうか? カニや鮭の海産物も有名ですが、冬は流氷が着氷する極寒の地域です。北海道の開拓時代、まだまだ未開の地だった網走では囚人を労働力に利用するなど、かなり過酷な刑務所としても有名でした。

『網走監獄』では、実際に使用された建造物や歴史的資料を通じて、当時の生活の様子や、それぞれの施設がどのような役割をしていたのかを知ることができます。

網走監獄の施設をまわろう

『網走監獄』には、歴史的価値の高い重要文化財や登録有形文化財が数多く展示されています。多くの資料を効率的にまわれるように、入館時に渡されるリーフレットは欠かせません。博物館をすべてまわれる“じっくりコース”の時間は約120分。当時の囚人がどのように生活していたのか、歩きながらじっくり学べます。

ここでは、『網走監獄』で見られる重要文化財を紹介していきます。

1:庁舎

正門を抜けて最初に真正面に見えるおしゃれな外観の建物は、『網走監獄』のさまざまな管理をおこなう庁舎。淡い色の外観は網走ではじめて通った電気で照らされ、夜には幻想的な姿に見え、「最果ての不夜城」といわれていたようです。館内には『網走監獄』の歴史など貴重な資料とともに展示。『網走監獄』がどんなところなのか、まずはじっくり知識を入れてから散策してみましょう。

2:旧網走刑務所 二見ケ岡刑務支所

囚人がスムーズに社会復帰ができるようにつくられた施設。全国に4つある開放的処遇施設のうちの1つで、網走刑務所収容者の食糧となる農作物を担う場所でした。建物内は開放的な雰囲気です。

3:舎房及び中央見張所

囚人たちの居住地といえる舎房は、5本の廊下で放射線状に建てられていて、中央見張所からはすべての廊下を見渡せる合理的な造りをしています。また、中に入れる房もあり、リアルな生活を体験することができます。

4:教誨堂(きょうかいどう)

網走刑務所で使用された講堂。僧侶や牧師さんが人としての道や、宗教的、精神的なことなど、囚人が更生するための手助けを行なった場所です。外見は純和風に見えるのですが、中に入ると広い洋館のような雰囲気を感じられる和洋折衷の建物です。

網走監獄の見ておきたいポイント

魅力たっぷりの『網走監獄』をさらにディープに知りたいのなら、ポイントを押さえましょう。筆者おすすめのポイントを紹介します。

とにかく美しい建築美

『網走監獄』の建築物は明治時代から1世紀を超えているとは思えないほど美しい姿を保っています。当時の建築技術とデザイン性の高さをご覧ください。

リアルな監獄を体感したいなら夏と冬がおすすめ

最果ての極寒の監獄といわれていた『網走監獄』。今ほど暖房設備が発達していないため、当時の囚人はかなり厳しい寒さにさらされていたでしょう。反対に夏は湿度も少なく過ごしやすかったかもしれません。自然を感じながら散策するのも『網走監獄』の魅力の1つといえるでしょう。

 

じっくりと散策をすると120分程度ですが、歴史や囚人たちの生活、建物の奥深さなど『網走監獄』には魅力が多く詰まっています。『網走監獄』の歴史には、“囚人道路”など悲しい記憶もありますが、それを含めて北海道の開拓時代を乗り越えた経緯も学べます。ちょっぴりミステリアスな雰囲気を感じつつも歴史をしっかりと学べる場所、『博物館網走監獄』を訪れてみてはいかがでしょうか。

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<施設情報>
■店名:博物館 網走監獄
■住所:北海道網走市字呼人1-1
■電話番号:0152-45-2411
■営業時間:9~17時(季節によって変動あり。最終入館は閉館の1時間前まで)
■定休日:年中無休
■駐車場:無料(乗用車400台、バスレーン21台、身障者・バイク専用レーン有)
■公式サイト:https://www.kangoku.jp

【画像】博物館 網走監獄

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