スープカレー専門店『KENASHIBA(ケナシバ)』

フードロス削減を目指して。麻布十番のスープカレー店「十勝の規格外野菜」のEC販売開始

自家農園や地元の野菜を使ったスープカレー専門店『KENASHIBA(ケナシバ)』を運営する合同会社Farchは、フードロスの削減を目指す新たな取り組みとして、規格外の野菜を販売するECサイトを開設します。第一弾は北海道・十勝の野菜を販売。2021年7月29日(木)よりスタートしました!

規格外野菜のECサイト「Frach.shop」とは

東京・麻布十番でスープカレー専門店『KENASHIBA(ケナシバ)』を運営する合同会社Farchの代表である中村さんの地元・池田町では、つくねいもや長芋などの野菜が“味は変わらない”が形や色が理由で規格外となり、フードロスを防ぐために安値で卸さざるを得ないという現状があるそう。近隣の農協に話を伺ったところ、同様に安値での販売や廃棄などの対策をとっていることが判明。

この現状を微力ながらも改善したいという想いから、規格外野菜をメインに扱うECサイト『Farch.shop』は開設されました。

第一弾は「JA十勝池田町」との取り組み

ECサイト『Farch.shop』での販売第一弾は中村さんの地元の十勝。「JA十勝池田町」さんとのスタートです。

池田町は、十勝平野のやや真ん中より東部に位置しており、総面積37,203ヘクタールの内、農地用の面積は約10,030ヘクタールという広さで、農業が昔から大変盛んな地域。畑作、酪農、畜産をベースとし、『十勝ワイン』のぶどう栽培も町を起こして行われるなど、実に多様な形態があります。

そして、ECサイト『Farch.shop』で取り扱うのは“つくねいも”や“山わさび”。

野菜ソムリエサミットで金賞を受賞したJA十勝池田町の“つくねいも”は、粘り成分に豊富な栄養素が含まれており、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進し、老化防止や肌の若さを保つことに繋がるといわれている食材。長芋と比べ物のならないほどの餅のような粘り気が特徴です。

また、白いのが特徴的な“山わさび”は、本わさびよりも約1.5倍も辛いといわれ、ツンと鼻に抜ける独特の辛みが特徴。

スープカレー専門店『KENASHIBA(ケナシバ)』でもこの“つくねいも”や“山わさび”を提供する予定だそうです。

今後はフードロスについて同じように悩まれている農家さん、農協さんと共にこの現状を改善していきたいとのことなので、興味のある農協さん、農家さんはぜひ中村さんにご連絡を。

 

フードロスの問題に真っ向から取り組む、『Farch.shop』。

このような動きが日本各地の農家さんに広がっていくことが、問題解決の一歩となるはずです。

<会社情報>
■Farch.shop公式サイト:https://shop.farch.jp/
■問い合わせメールアドレス:tnakamura.farch@gmail.com

【参考】規格外野菜のEC販売をスタート!フードロス削減を目指す第一弾として「十勝池田町」の野菜を販売!7月29日(木)より始動 / 合同会社Farch