夢の湖畔暮らしを体験できる宿。穴場すぎる絶景スポットと絶品ドーナツ
え、洞爺湖にこんな場所あった?
と思ってしまう宿の場所は、洞爺町(旧洞爺村)の中心地、かつ湖まで徒歩0分という驚きのロケーション。本当に目の前が湖で、客室からの景色が最高なのはいうまでもありませんね。
この洞爺町は、観光地として有名な「洞爺湖温泉街」のほぼ対岸に位置し、のどかな住宅街が広がっています。「洞爺湖には行くけど洞爺町の方へは行ったことがない」という方も多いのではないでしょうか?
筆者は今回はじめて洞爺町を訪れたのですが、その暮らしの中の圧倒的な洞爺湖の美しさに感動しました。センスあふれるお宿『チャシバクINN』さんをご紹介しつつ、すこしでも洞爺町の魅力をお伝えできればうれしいです!
高いプライベート感で湖畔暮らしを満喫
まずは今回ご紹介する宿『チャシバクINN』さん。客室はシングルルーム、ツインルーム1と2、そしてトリプルルームの全部で4部屋。今回筆者が泊ったのはツインルーム1です。
まずお部屋に入った瞬間に魅了されたのが、湖に面した大きな窓。さえぎるものは何もなく(木くらい)、洞爺湖を思う存分見渡せます。
窓際には木製のテーブルとイスが並べられていて、湖を眺めながらの朝食は最高でした。朝食についてはまた後で詳しくご紹介します!
そして客室がまたかわいい……! オーナーさんのセンスの良さが光っていました。白と淡いブルーの壁に、松の無垢材の床、そしてリネンのシーツ。ひとつひとつ、こだわって作られたんだろうなと感じました。
部屋にはバスルーム、トイレ、電気ケトル、流し台、冷蔵庫があり、お部屋の中ですべてが完結するような作りになっていました。プライベート感が非常に高く、まさに湖畔暮らしを体験することができます。
油で揚げない豆乳焼きドーナツ
さて朝食ですが、宿泊者はプラス760円(大人)で朝食付きに変更できます。内容は、『チャシバクINN』さん1階にある『チャシバクドーナツ』のドーナツと、選べるドリンクセット。
筆者は最初、「朝からドーナツはちょっと重たいな」と思い、朝食をつけるか悩んでいたのですが、危ない危ない。大きな過ちを犯すところでした。このドーナツを食べずに帰るなんてもったいない!
『チャシバクドーナツ』さんのドーナツは、油で揚げない豆乳焼きドーナツ。材料には北海道産小麦、壮瞥町の平飼い有精卵、アルミ二ウムフリーのベーキングパウダーなどを使用。地元でとれるくだものや野菜などを季節ごとにとりいれるため、その時々によって店頭に並ぶドーナツは異なります。
これを読んだだけでも、ドーナツがどれだけ優しい味かなんとなく想像がつきますよね。
朝食はお部屋まで運んできてくださるので、ゆっくりと湖を眺め、波の音を聴きながら、ゆったりと味わうことができます。これが本当に素晴らしい時間だったので、ぜひみなさんにも体験していただきたいです。
暮らしの中の洞爺湖の美しさ
窓から撮った朝焼けの写真です。とても神秘的な風景でした。この日はほとんど風がなく、静かな湖面に空の色が移っていました。
宿の前の岸辺から見た洞爺湖は、とても静かで朗らかでした。違う場所から見るだけで、こんなにも印象が変わることに驚きです。
圧倒的な存在感を誇る洞爺湖ですが、洞爺町では日々の暮らしの中に溶け込み、温かく町を見守っているような感じがしました。
ぜひ洞爺町で、湖畔ならではの空気感を楽しんでもらいたいです。
<施設詳細>
■施設名:チャシバクINN
■住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町109-1
■公式HP:http://www.chashibaku.com/inn/i/
【参考】チャシバクINN公式ホームページ