たっぷりのブルーベリーをぎゅっ!食の達人が推薦した「千歳の絶品ジェラート」
ケースの中には自家栽培のブルーベリーを使ったジェラートがずらりと並ぶ、千歳市の「ジェラテリアミルティーロ」。休日には駐車場が満杯になる、地元民なら誰もが知る人気ジェラート店を訪れました。
ブルーベリー畑の中のジェラテリア
JRの千歳駅と恵庭駅の間にある“長都駅”から車で4分、徒歩だと25分。緑が広がる農地の中に、かわいらしい一軒家風の「ジェラテリアミルティーロ」があります。「ミルティーロ」とはイタリア語で「ブルーベリー」。ブルーベリーを有機栽培するオーナーさんが、たくさんとれるブルーベリーを使ったジェラートも提供しようと、イタリアで修行したのち2013年にオープンしたそうです。
店外には、季節によってがらりと変わるフレーバーを紹介する看板が。張り紙にある通り、冬季も営業時間を変えずにジェラートが食べられるのがうれしいです。今回訪れたのは真冬の2月。定番のブルーベリーベースを含む16種類の味から選べます。新商品マークのついた『桜餅』や『ストロベリーホワイトチョコレート』……どれも魅力的です。
店内に入ると、大きな薪ストーブが。そのおかげで真冬でもとっても暖かいです。一緒にきた1歳の息子も、初めて見る薪ストーブに大興奮。店内も広々としており、家族連れでも気兼ねなく来店できます。
暖まりながら、券売機でメニューを選びます。2種盛り(スモール)が430円、3種盛り(レギュラー)だと480円、4種盛り(ラージ)は550円。プラス100円でワッフルコーンも選べます。
注文したのは…
今回注文したのは、道産クリームチーズ入りの『ブルーベリーチーズケーキ』とコーヒークリームとチョコチップ入りの『ホワイトモカプラリネ』の2種盛り。
『ブルーベリーチーズケーキ』は、濃厚なチーズの味と程よい酸味のブルーベリーがマッチして、本当にブルーベリーソースがかかったチーズケーキを食べているようです。『ホワイトモカプラリネ』は、キャラメリゼされたナッツがごろごろ入っていて、味だけでなく食感まで楽しめます。複数盛りだと、ひとつは新商品に挑戦できるのもうれしいです。
とはいえ、やはりイチオシは、酸味と甘味のバランスが抜群なブルーベリーそのものを味わえる『ブルーベリーソルベ』。商品1つ分あたり、のびのびと育ったブルーベリーをカップ1杯も使っているからこそ、生の果物を食べているかのようにみずみずしく甘酸っぱいんです。
なんと、「有機栽培のブルーベリーをふんだんに使用し素材の味を引き出している」と評価され、2018年には、北海道が認定する優れた道産加工品「北のハイグレード食品」にも選ばれています。
風景も楽しんで
今回はテイクアウトして車中で味わいましたが、春以降に訪れる方には、ぜひお店でのイートインをおすすめします。
雪が溶けると、店内の窓際席から一面のブルーベリー畑が一望できるうえ、テラスにもベンチが設置してあるため、季節の良い時期は気持ちの良い風に吹かれながらジェラートを楽しめますよ。
行ったことがない方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
<店舗情報>
■店舗名:ジェラテリアミルティーロ
■住所:千歳市長都2
■電話番号:0123-23-5323
■営業時間:11~18時
■定休日:年中無休(不定休あり、年末年始休みあり)
■HP:http://mirtillo.tank.jp