桜満開

今年の桜はいつ見られる?北海道の「桜開花」予想【2021】

暖かい時期が近づくと、気になってくるのが今年の“お花見事情”。桜を見ながら美味しいものを楽しむ“お花見”を心待ちにしている人も多いのでは?

そこで今回は、2021年の桜の開花予想についてご紹介します。北海道内の開花シーズンをチェックして、桜を楽しむ予定を立ててみてくださいね!

年末の寒さの影響で、開花の時期はどうなる!?

桜は一般的に、気温の高い夏から秋にかけて花芽*1を作り、冬になると休眠して一旦生長を止める植物。その後、真冬の厳しい寒さに一定期間さらされると、花芽が休眠から目覚める“休眠打破”によって、開花に向けて再び生長を始めます。

つまり桜の開花には、春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要なんですね。

今年のお花見は、年末から1月上旬の記録的な大雪による寒さの影響で、全国的に桜の休眠打破はすでに行われた、との見方が強く、開花予報が続々と出ています。開花時期は全国的に早まる傾向にある予想です。

*1:生長すると花になる芽

桜前線はいつピークに?北海道のお花見事情

北海道では、2月は平年並の気温ですが、3月以降は寒気が段々と緩む予想です。3月の気温は平年並、4月の気温は平年より高い予想で、4月下旬ほど晴れる日が多くなり、つぼみの生長が進むとみられています。

同時に桜の開花も平年と比べると非常に早く、例年と比べると並からやや早いという予想に。開花直前の寒さで開花が遅れた昨年よりも、早く咲く地域が多くなるかも。桜前線は 4月下旬に道南へと到達し、函館市の五稜郭公園では、4月22日(木)に開花予想が出ています!

それから5月上旬にかけて道北や道東へと上がっていくはず。全国で最も開花が遅い釧路方面でも、5月上旬には咲き始め、桜前線がゴールへ向かう予報が出ています。

 

気になる北海道の開花予想。最新の情報をチェックしながら、お花見の計画を立ててみてくださいね。

【参考】【WNI】第二回桜開花予想2021 / 株式会社ウェザーニューズ

【画像】まちゃー / PIXTA(ピクスタ)