経歴16年の北海道ライターが最も感動した!「泊まれる廃校」とは
『北海道Likers』がお届けする新ラジオ番組『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』。
「北海道でいちばん聴かれているラジオ局」として支持される『株式会社STVラジオ』と連携し、毎週土曜22:15〜22:30に放送。北海道を盛り上げている人や次のトレンドを創る人(=ライカーズ)をゲストに迎え、あふれる北海道愛を声(=Voice)で伝えます。
今回は2023年10月28日の放送回をご紹介します!
メインパーソナリティー
田村みなみさん(以下、田村さん):『株式会社STVラジオ』
柳澤美空(以下、柳澤):『北海道Likers』プロデューサー
印象に残っている取材
週ごとにテーマをかえて、『北海道Likers』のウェブサイト内で人気だった記事など、北海道を愛する話題を紹介する『Likers PICKトーク!』。
今回は前回に引き続き、『北海道Likers』で記事を書いているライター・吉田匡和さんに来ていただき、印象に残っている取材を紹介してもらいました!
柳澤:さっそくですが、今までで1番印象に残っている取材はありますか?
吉田さん:喜茂別町にあるゲストハウスで「雪月花廊(せつげつかろう)」というお宿がありまして。宿泊した雰囲気も良く、自分が記事を書いた中でも1番納得できるものができたと思っています。
柳澤:廃校になった小学校のゲストハウスですよね?
吉田さん:そうです。「双葉小学校」という廃校になった小学校を宿にしているという珍しいゲストハウスです。
柳澤:小学校に泊まれるというのはすごいですね。
吉田さん:90メートルある板張りの廊下が残っていたり、体育館もあって、今でも実際に使うことができるんです。
柳澤:印象に残っているエピソードはありますか?
吉田さん:今関さんという女性のオーナーさんが旦那さんと一緒にはじめたお宿なんですけども、志なかばで旦那さんが他界されてしまいまして……。現在はお子さんと一緒に切り盛りされています。
かなり古い建物ですので修繕もありますし、お客さんの対応もあってかなり忙しいんですけど、一生懸命やっている姿にお客さんも感激して、自ら手伝ったり、ちゃんとゴミを分別したりしていました。協力し合える宿ってなかなかないと思いまして、実際に宿泊してみても良いなという印象がありましたね。
田村さん:「雪月花廊」という名前も素敵ですよね。
吉田さん:旦那さまが付けられたそうです。素敵な名前だと思います。
柳澤:廊下が90メートルあるということで、かなり長いのかなと思いますが……
吉田さん:歩くと結構かかるので(笑)、キックボードが置いてありまして、それで移動したりもします。大変だなと思ったのが、端の部屋に泊まると、逆側にトイレがあるんですよね。部屋にトイレがついていないので、そこまで行かないといけないんですよ。そして冬は廊下がとても寒いんです。
田村さん:学校ならでは!
吉田さん:そんな良さと不便さがある廊下ですね(笑)
田村さん:気になる方は、ぜひ『北海道Likers』の記事を読んでいただきたいなと思います。
そして北海道虻田郡喜茂別町にあるゲストハウス「雪月花廊」に、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
【関連記事】■雪月花廊(せつげつかろう)
■住所:北海道虻田郡喜茂別町中里392
■ホームページ:https://kimobetsu28.sakura.ne.jp/index.html
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ライター・吉田匡和さんよりコメント!
Q. あなたの北海道“LIKE”は?
A. 都会のすぐそばに自然があるところが好きです。野鳥が訪れる公園で、お弁当を片手にバードウオッチングすることもあります。
Q. ラジオに出てみての感想や伝えたいメッセージがあればお願いいたします!
A. 私の記事は取材対象のストーリーを大切にしています。今後も楽しい、美味しいの裏側に秘められた想いをお伝えします。
『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』は、『STVラジオPodcast』でも聴くことができます。次回分の公開もお楽しみに!
2023年10月28日の放送では、“ジビエ”の美味しい食べ方もご紹介しました! 気になる方はこちらをご覧ください。
【画像】株式会社STVラジオ
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