ステーキ

上質なステーキをリーズナブルに!創業約50年「真心あふれる老舗レストラン」(旭川市3条通)

旭川駅から平和通買物公園を約10分進んだ先の路地に、時間が止まったようなレストランがあります。レンガ造りの入り口の上には「レストラン仏蘭西亭(ふらんすてい)」の看板が掲げられています。お店がオープンしたのは約50年も前のこと。何世代にも渡って利用するお客さんも少なくありません。

今回は実際にレストランを訪れ、市民に愛され続ける理由を紐解いてみました。

本格的なレストランとして旭川の洋食文化をけん引

オーナー兼シェフの紙谷侑(かみやすすむ)さんは、北海道岩内町の出身。高校卒業後、いとこを頼って旭川に移り住み、バーテンダーとして働いていました。その後、ステーキハウスの支配人を経て35歳で独立。1974年に「レストラン仏蘭西亭」をオープンしました。

大きな笠が特徴的な照明や、さまざまな洋酒が並ぶカウンターバーなど、店内の至るところにレトロな雰囲気が漂っています。「テナントとして入店したときは築30年が過ぎており、すでにレトロと言われていました」と紙谷さん。

当時の旭川には本格的なレストランが少なく、製薬会社などが医師の接待などに利用することが多かったそう。人と人の繋がりを大切にしたサービスが喜ばれ、プライベートで家族を連れて訪れるドクターも多いそうです。

お客様の喜びが自分たちの喜び

現在、来店するお客さんは、社用で使う方からファミリーが中心となりました。時代が変わっても同店が旭川市民から愛されている理由は、紙谷さんご夫妻の人柄によるところが大きいのは間違いありません。

『テンダーロイン』などのステーキが同店の名物です。元ステーキ店支配人のプライドから、ディナーはもちろんランチなどにも上質の肉を使い、リーズナブルな価格で提供。料金改定の際には「価格を安く抑えたい」と主張する紙谷さんと会計係の奥様との間で悶着が繰り返されています。

人気の「サーロインステーキ」をいただきました

ランチの人気メニュー『サーロインステーキ』をいただきました。とても柔らかく焼き加減も最高。一口で肉質の良さと、確かな技術が伝わってきます。この味を求めて遠方から来る人が多いのも納得。ビーフシチューやミックスフライ、ハンバーグもおいしそうで、毎日通いたくなる衝動に駆られました。

ご夫妻の真心が人を寄せ付ける

サービス精神が旺盛なのは奥様も同じようで、祝いごとがあるお客さんにケーキを無料でプレゼントしています。手書きの誕生日リストには400組近くが書かれており、常連さんのなかには「孫が生まれたら、これで5代目」というお客さんも少なくありません。

バーテンダーからスタートした紙谷さんは、お酒にも精通しており、今でもシェイカーを振っています。旭川にワイン文化が根付いていないころから勉強していた知識を生かし、料理に合う1本を選んでくれます。またお店はワイン持ち込みもOK。「お客様のワインを味見させていただいて知識を得ることができた」と、紙谷さん。ご自身のメリットも大きいようです。

 

「レストラン仏蘭西亭」のランチは土日がお休みです。ディナーは予約なしでもOKですが、食材調達などの関係から予約をおすすめしているとのこと。コース料理は肉料理を中心に3つのメニューが用意されています。ベテランシェフが腕を振るう、最高の一皿をお愉しみください。

<店舗情報>
■レストラン仏蘭西亭(ふらんすてい)
■住所:北海道旭川市3条通8丁目左4 左4仲
■電話:0166-23-1302
⇒営業時間など詳細はこちら