アイキャッチ ななまるシュー

近くのお店にはないかも!行かなきゃ買えない「もりもと」千歳本店限定スイーツを一挙紹介

オンラインで全国のどこからでも商品が取り寄せられる時代ですが、賞味期限が短かったり、長時間の輸送に適さなかったりする商品は、現地で購入するしかありません。

北海道産の素材にこだわったスイーツやパンを製造・販売する「もりもと」千歳本店では、ほかの店舗やオンラインショップで扱いがない独自の商品を販売しています。

昭和22年から始まった「もりもと」の歴史

「もりもと」は、1947(昭和22)年に樺太から引き揚げた創業者・森本吉雄が、千歳市内で中華まんじゅうや飴、あんぱんなどを売り歩いたのが始まりです。1949(昭和24)年に市内にパン委託加工・卸売を開業。1960(昭和35)年に「有限会社もりもと」が設立されました。

創業70周年記念事業で、2019(令和元)年に千歳本店が建て替えられたのを記念して、多くの本店限定商品が誕生しました。他店舗やオンラインショップで購入できないため、たくさんの人が本店を訪れています(一部商品は新千歳空港店でも販売しています)。

今回は、船曳店長におすすめ商品を紹介してもらいました。

酸っぱさと甘さのハーモニー「至福のいちご大福 ゆめ」

北海道産の苺が「もりもと」に直送され、職人の技術で大福に仕上げられています。苺を包むこし餡は北海道産の『エリモショウズ』を使用。香りが強く、少量でも小豆の味が伝わります。苺と餡を包む求肥は北海道産のもち米を使用し、うっすらと苺を包んでいます。

苺、餡、求肥が三位一体となって絶妙なバランスが保たれています。丸ごと頬張れば、酸味と甘みがほどよく交わって、まさに至福のひととき。求肥の餅粉のもちっとした感じから、大福らしさも伝わります。思わず「商品名どおり!」と納得しました。

新千歳空港でも限定販売されていますが、瞬く間に売り切れてしまう人気商品です。

お饅頭のようにまんまる「千歳本店手づくりどら焼き」

『千歳本店手づくりどら焼き』は、「もりもと」を代表する菓子です。まるでお饅頭のようにまんまる。通常のどら焼きの約2倍の餡をはさんでいます。

北海道産もち米『きたゆきもち』を使った皮が、『エリモショウズ』で作った餡を優しく包んでいます。皮はふんわり、餡はまろやか。これだけたくさんの餡が入っていても甘ったるさを感じません。新千歳空港でも限定販売しています。

餡にこだわる「もりもと」では、毎年10月に「どら焼きヌーボー」を解禁しています。「穫れたての新小豆のおいしさを届けたい」という想いのもと、2004(平成16)年に販売を開始しました。北海道十勝の小豆農家・辻野さんが生産した新小豆を使ったどら焼きだけが「ヌーボー」の名を授かります。

2022年は10月28日(金)に解禁。1年に1度のチャンスを逃さないでください。

創業70周年記念商品「ななまるシュー」

「もりもと」創業70周年を記念して“ななまる”と名づけられました。サクサクの生地のなかに、千歳産の卵『こくまろ』を使ったカスタードクリームがたっぷりと入っています。

かぶりつくと、サクッとした食感のあとにクリームが口のなかに広がっていきます。ソフトボールと同じくらいの大きさなので食べ応えも十分。シュークリーム好きにはたまりません。この商品は千歳本店のみでの販売です。

チーズ感が半端ない「もりもとバスクチーズ」

千歳産卵『こくまろ』を使用した、「もりもと」らしさが光るバスクチーズケーキです。「何度も試作を重ね完成した」というだけあり、チーズの旨味や酸味が活かされています。大きさも食べ応え充分。

底にキャラメリゼされたザラメを敷くことで最後まで食べ飽きない工夫が取り入れられています。この商品も千歳本店のみでの販売です。

 

今回紹介した商品は、北海道の食材をふんだんに使ったものばかり。インターネットで買えない美味しいものをお土産に選んでくださいね。

<店舗情報>
■店舗名:もりもと千歳本店
■住所:北海道千歳市千代田町4丁目12-1
■電話番号:0123-62-0218
■営業時間:9~19時
■定休日:元旦のみ

【取材協力】もりもと千歳本店