意外と知られていないかも!サラブレットとの違いから見る「ばんえい競馬の魅力」
『ばんえい記念』(2022年3月20日開催予定)の出走予定馬を見ながら、ワクワクしているばんえい競馬大好きライター、Jokiです。
今回は、サラブレットの競馬と比較しながら、ばんえい競馬を楽しむポイントを3つご紹介します。
遅くていいんです!見応えある躍動姿
サラブレットの競馬の見どころは、やはりサラブレッドが疾走する姿。しかし、時速60km程度のスピードで駆け抜けるため、目の前ではわずかな時間しか見ることができませんよね。
一方、ばんえい競馬では、人間が歩くより少し速いぐらいのスピードでレースが進みます。躍動する姿を長い間堪能できますよ。
レース観戦をするときは、馬の表情や第1障害(高さ1m)を降りるときの足さばきなど、1点に集中して見ると見応え抜群。
とくにレースの行方を左右する重要ポイント、第2障害では、観客・競馬関係者のみなさんの眼差しが集中していますよ。
レース中に騎手が馬を止める!?
サラブレットの競馬では、ケガを除けばレース中に馬は止まらないもの。ですが、ばんえい競馬では馬が止まることがあるんです。
ばんえい競馬では、馬の疲労がピークになると、馬自身の判断で止まって“休憩”してしまいます。このことは、ばんえい競馬用語では「詰まる(つまる)」といいます。
詰まりを起こさないように、騎手はレース中に馬を止めて休憩と息入れを行っているのです。このことを、ばんえい競馬用語では「刻む(きざむ)」といいます。
筆者は、疲労がピークになって詰まるより、刻んで進む方がいい走破タイムになる場合が多いと感じています。刻みは、騎手の腕の見せ所なので注目してみてはいかがでしょうか。
詳しい説明は、こちらの動画がわかりやすかったです。競馬評論家の須田鷹雄さんがていねいに説明し、藤本匠騎手、島津新騎手へのインタビューもある10分程度の動画です。
ド派手勝負服!ばんえい競馬にもあります
サラブレッドの競馬でもばんえい競馬でも、騎手の上着は派手ですよね。騎手がレ-スに出るときに着る上着のことを、一般的に勝負服といいます。
中央競馬では、騎乗する馬の馬主ごとに騎手の勝負服の色・デザインが決められているそうですが、ばんえい競馬では騎手ごとに色・デザインが異なりますよ。
レース中、応援する馬を探すときは、騎手の勝負服を目印にすると簡単に見つかります。
先日、ばんえい競馬のレースを観戦していると、若い方がレースを見て「すごい」「やばいわ」と声をあげていました。ばんえい競馬が廃止にならなくて、よかったと心から思いました。
ぜひ、帯広競馬場を旅のコースに加えてみてくださいね。
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■施設名:ばんえい十勝(帯広競馬場)
■住所:北海道帯広市西13条南9丁目
■電話番号: 0155-34-0825
■開催日:土曜・日曜・月曜日(年末年始等変則日程もあります) ※レース開催時間などは公式HPをご確認ください。
■公式HP:https://banei-keiba.or.jp/
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