札幌から日帰りでも。小樽の地元ライターが推奨する「冬こそ美しいスポット」3選
ノスタルジックな雰囲気が魅力な街、小樽。札幌から電車で約45分とアクセスがよく、国内外からも観光客が集まります。
どの季節に訪れても楽しめる小樽ですが、冬の小樽はとくにロマンチック。冬だからこそ訪れたい小樽の観光スポットを地元民が厳選しました!
1:青いイルミネーションで彩られる「小樽運河」
小樽駅から徒歩約10分の小樽運河。小樽を観光するなら絶対に外せないスポットです。
2021年11月1日(月)~2022年1月31日(月)まで、煌めく運河が幻想的な『青の運河』が開催されています。1万個の青色LEDで装飾された青の世界は冬の夜空に凛と映えます。
景観を楽しむなら『運河クルーズ』がおすすめ。キャプテンによる解説つきで、約40分間小樽運河を周遊します。
ここにも寄って!繊細なワイングラスアートに魅了される「運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)」
小樽運河に来たからにはぜひ足を運んでほしいのが、運河沿いにある「運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)」。旧小樽倉庫を利用した施設で、歴史的建造物にも指定されています。喫茶コーナーやお土産店もあり、歩き疲れたときの休憩スポットとしても最適です。
「運河プラザ」には、冬のイベント期間になると約2,000個のワイングラスを積み上げた『ワイングラスタワー』が登場します。ゆっくりと色が変化し、その色によって演出する雰囲気が変わるのが見どころ。撮影スポットとしても人気のオブジェです。
今シーズンの『ワイングラスタワー』の公開は2022年2月14日(月)までなので、今行くのがチャンスですよ!
2:冬の小樽観光の休憩は「北一ホール」
小樽といえばきらびやかなガラス製品を連想する方も多いでしょう。ガラス製品を取り扱う小樽でも老舗の「北一硝子」。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
明治期に作られた漁業用倉庫を利用した「北一硝子 三号館」には、倉庫として使用されていたころに貨物運搬用のトロッコが走ったレールが今も残ります。
おすすめは、三号館内にあるカフェ「北一ホール」。
店内に入ると思わず息をのむ美しさ。店内の照明には電気は使用せず、167個の石油ランプが輝きます。
167個のランプはすべてスタッフの手によって灯されます。開店と同時に始まる点灯作業は、誰でも見学できるので早めに訪れるのがおすすめ。
カフェではケーキやスイーツ、コーヒーのほか、食事メニューも充実しています。
3:銀色に染まった小樽の夜景を一望「天狗山」
小樽のシンボルとも呼ばれる「天狗山」は、小樽駅からバスで約15分。ロープウェイが日が暮れてからも運航しているため、夜景スポットとしても人気です。
山頂からの夜景は、函館山、札幌藻岩山と並び“北海道三大夜景”と称されているんですよ。
ロープウェイ沿いにある「天狗山スキー場」はナイター営業もしており、ロープウェイから幻想的な光景を眺めることができます。
冬季期間は山頂で『樹木のライトアップ』が開催されます。1年を通じて移り変わる「天狗山」の四季をライトアップで表現したショーです。まるで不思議な森に迷い込んだかのよう。ライトアップも手伝って一段とロマンチックな夜を演出していますよ。
「天狗山」からの夜景は、小樽の街並みと石狩湾の湾曲が特徴的。とくに冬は空気が澄んでいるので、小樽の煌めく夜景を見るのにはベストシーズンです。
山頂にある展望レストラン「TENGUU CAFE(てんぐーカフェ)」で温まりながら小樽の夜景を楽しむのも良いでしょう。食事からデザート、ドリンクメニューが取り揃えられています。“小樽で一番空に近いカフェ”として、天狗×天空の意味が込められているそうです。
小樽の観光スポットは野外スポットが多いので、快適に楽しむためにも暖かい服装のご準備を。
ぜひ幻想的な冬の小樽をゆっくり散策してくださいね。
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