週末には行列も!ラーメン好きなら一度は行きたい「帯広の老舗ラーメン店」
帯広市の中心部にある広小路商店街。その一角に古くから帯広市民に愛され続けるラーメン店があります。今回は、連休には行列ができる帯広の名店「らーめんみすゞ」を紹介します。
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帯広の商店街に佇む老舗ラーメン店「らーめんみすゞ」
広小路商店街に店を構える「らーめんみすゞ」は昭和61年に呉服店が業態変更したラーメン店で、30年以上もの間、市民から愛され続けています。帯広を代表するラーメン店といっても過言ではありません。全道各地の名店が集まる札幌の観光名所「札幌ラーメン共和国」に出店したこともあるほか、お店の味がカップラーメン化されるほどの人気店です。
休日になると開店と同時にお客さんが押し寄せ、すぐに満席になってしまうほどです。
広小路商店街のそばには日本最東端の百貨店といわれる「藤丸百貨店」もあります。
北海道ならではのメニューが魅力!
店舗はあまり大きくありませんが、ラーメン屋でありながらカフェのような明るい内装が特徴です。店内はカウンター席が8席ほど、4人掛けのテーブル席が3席と2人掛けの席が1席あります。
メニューは、醤油・味噌・塩を中心に数種類のラーメンがあり、十勝産の牛肉を使用した『ステーキらーめん』なんてメニューもあります。
お店の定番は『みすゞらーめん』。ピリ辛のスープが特徴で、辛いのが苦手な方は通常の『らーめん』を注文するとよいでしょう。
今回筆者が注文したのは、『みすゞらーめん』にチャーシューとメンマがトッピングされた『こだわりみすゞ』の味噌味です。
ラーメンだけ注文しようと思っていたのですが目に飛び込んできたのがサイドメニューの『行者にんにくバターごはん』! “行者にんにく”とは北海道を代表する山菜のひとつで、ニンニクの香りがするのが特徴です。行者にんにくが刻まれてバターと一緒にご飯の上にのっているなんて……どう考えても美味しいですよね? 思わず注文してしまいました!
「こだわりみすゞ」と「行者にんにくバターごはん」
待つこと約5分。いよいよラーメンが運ばれてきました!
『こだわりみすゞ』はさらっとしたスープに、ネギやもやしなどの野菜炒めがのっており、香ばしい匂いが食欲をそそります。
スープを飲んでみると、唐辛子のピリッとした辛味と味噌のコクを感じられ、あとを引く味! 見た目よりも、あっさりとしていてとても飲みやすいスープです。
麺は北海道の定番、黄色い“太ちぢれ麺”です。すするたびにスープがちぢれ麵にほどよく絡まり麺のモチモチとした食感と合わさってとても美味しいです。
時間が経つにつれ野菜炒めの炒め油の香りがスープに移り、香ばしさが増した感じがしました!
そしてお待ちかね、『行者にんにくバターごはん』の登場です。行者にんにくバターののったご飯と、出汁醤油、スプーンが運ばれてきました! バターに醤油をたらして混ぜてから食べるスタイルですね。美味しくない理由が見つからない!
よく混ぜて口に運ぶと、バターとニンニクのパンチの効いた幸せな香りが口いっぱいに広がります。日本に生まれて本当によかった! 『行者にんにくバターごはん』を口に含み、ラーメンのスープで流し込むと背徳的な味がします。体に悪いことをしているのはわかっていますが、これがまた美味い! 最高にハイな気分です。
ラーメンとライスを頼んだのでボリュームがあり食べきるのは難しいかと思いましたが、あっという間に食べきることができました。
味だけでなく接客も大満足!
筆者が「らーめんみすゞ」をおすすめする理由のひとつは、店員さんの対応が非常にていねいでフレンドリーなことです。数あるラーメン店のなかには、お店側のこだわりが強く入りにくかったり、人気店で店員さんが忙しく、お客さんとコミュニケーションをとる暇がないということもありますが、「らーめんみすゞ」はラーメン以外の部分でも満足して帰ることができます。
帯広市の中心街にあり、駅前のホテルなどからのアクセスもよく、帯広の昔ながらの味が楽しめる「らーめんみすゞ」。観光の際は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
<店舗情報>
■店名:らーめんみすゞ
■住所:北海道帯広市西2条南8丁目20 広小路内
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