鶴居村まるわかり情報【観光・グルメ】
鶴居(つるい)村は北海道の東部に位置し、「釧路湿原国立公園」を有する自然豊かな村。北海道屈指の“酪農郷”で、村内で生産される乳質は全国トップレベル。“日本で最も美しい村”としての取り組みもさかんです。
鶴居村の基本情報
所在地
釧路総合振興局に属します。管内中央西部に位置しています。
面積
571.80km2
人口
2,515人・1,212世帯*
*令和3年4月末現在
由来
鶴が居るから鶴居村。と安易な村名と思うかも知れませんが、タンチョウは釧路湿原の中で営巣や子育てをしています。
特別天然記念物タンチョウの生息繁殖地に因み、村名を「鶴居村」と称しています。
鶴居村へのアクセス
<札幌からのアクセス>
札幌駅~釧路駅までJR(特急)で約4時間、釧路駅~鶴居村まで「阿寒バス」または車で約60分。
<道外からのアクセス>
「釧路空港」の利用が便利です。
「釧路空港」~鶴居村まで車で約30分。
「釧路空港」~釧路駅までバスで約45分、釧路駅~鶴居村までバスまたは車で約60分。
鶴居村の気候
気候は冷涼であるものの、内陸型気候により比較的温暖です。風向きは季節風の関係で、夏は南から、冬は北西からの風が多くなります。2020年の平均気温は6.6℃。
<夏>
釧路沖で発生する海霧(ガス)に時折覆われることはありますが、比較的温暖な日が続きます。2020年8月の最高気温は34.4℃。
<冬>
雪が少なく晴天の日が多めです。2020年2月の最低気温は-21.5℃。2020年の合計積雪量は175cm。
鶴居村のグルメ
チーズやヨーグルト、焼き菓子や肉の加工品が特産。
村内で生産された良質乳を使用したナチュラルチーズ『鶴居』は、オールジャパンナチュラルチーズコンテスト(主催:中央酪農会議)で5大会連続受賞を果たしています。
そのほか、『ニジマス丹頂揚』『ヤマベ甘露煮』『鹿肉缶詰』なども人気です。
鶴居村の観光
釧路湿原の西側に位置する『温根内ビジターセンター』には、全長3.1km、約1時間半の木道コースがあり、湿原の動植物を身近に観察できます。夏は木道沿いにホタルの灯りを目にしたり、秋はタンチョウの声を聴きながら、冬は歩くスキーやスノーシューで散策したりと、四季折々に自然を楽しめます。
『湿原鶴居展望台』は、まるでサバンナのような幻想的な湿原の眺望を楽しめるビュースポットです。
『鶴居どさんこ牧場』や『酪楽館』など、動物たちとの触れ合いやチーズ・アイス・ソーセージ作りなどが楽しめるスポットもたくさんあります。
イベント
・タンチョウフェスティバル(2月)
・鶴居村ふるさとまつり(9月)
鶴居村の周辺情報
鶴居村に隣接する自治体の情報はこちら
・釧路市
・釧路町
・標茶町
鶴居村では、暮らすような旅“農泊”で自然と農村の暮らしをリアルに体感できるそうですよ。
【参考】鶴居村 鶴居村観光協会 鶴居村 年ごとの値 / 気象庁
【画像】ゆ~や、7grwb、あずさ / PIXTA(ピクスタ)