
教室を飛び出して起業家と学ぶ!人口3,000人のベンチャー自治体・北海道上川町が「高校生の全国募集」をスタート
大雪山国立公園の麓に位置する、人口約3,000人の北海道上川町。この小さな町は今、“感動人口1億人へ”というスローガンを掲げ、町外の人材や企業を積極的に巻き込んだ新しいまちづくりを進める“ベンチャー自治体”として全国から熱い視線を浴びています。
そんな上川町が今回、次なる挑戦として北海道上川高等学校における『地域みらい留学(高校生の全国募集)』をスタートしました!
コンセプトは“ジブンに合う、ジブンに出会う”。
決められた正解を押し付けるのではなく、地域の起業家たちと共に働き、暮らしながらアントレプレナーシップ(起業家精神)を学ぶという、これまでの常識を覆すワクワクするような3年間の全貌をご紹介します。
起業家のもとで働き、考える。「放課後インターンシップ」の衝撃

『上川高校』の地域みらい留学における最大の目玉は、地域の起業家や事業者のもとで実際の仕事に関わりながら学ぶインターンシップの導入です。
高校生は放課後や長期休暇を利用し、接客、商品づくり、広報、イベント運営、さらには新規プロジェクトの立ち上げなど、地域のリアルなビジネスの現場に入り込み、対価を得ながら学べます。
これは、決められた作業をこなすだけの単なるアルバイトや職業体験ではありません。“どうすればもっと人に届くか”、“自分ならどんな価値を加えられるか”といった問いを持ちながら、実際の現場で考え、提案し、試行錯誤していくプロセスを重視しています。働くことと学ぶことを切り離さず、地域の最前線で活躍する大人たちのそばでアントレプレナーシップを体感的に学べる環境は、上川高校ならではの大きな強みです。
町全体がフィールド!「やってみたい」から始まる探究型の3年間

では、なぜ上川町にそれほど魅力的な“大人の実践者(起業家)”がたくさんいるのでしょうか?
その秘密は、町が推進してきた移住定住促進プロジェクト『KAMIKAWORK(カミカワーク)』にあります。上川町では、地域おこし協力隊を『KAMIKAWORKプロデューサー』と呼び、アウトドアやフード、クリエイティブなどの領域で彼らの興味関心を起点とした魅力づくりを支援し、これまでに多くの起業家を輩出してきた確かな実績(専門性)があります。
今回の地域みらい留学は、その上川町の“やってみる文化”を高校生の学びへと広げたものです。

1クラス約20名という少人数環境のなかで、教室に留まらず町へと飛び出し、観光企画や地域食材を使った商品開発(過去には『森の雫 はちみつレモンサイダー』などを商品化)など、自分の“なんか気になる”という関心を深めていく探究型の学びが用意されています。
やりたいことが決まっていなくてもいい。上川町が本気で伴走する理由

『地域みらい留学』と聞くと、“すでに立派な夢や目標を持っている特別な子がいくもの”と思ってしまうかもしれません。しかし、上川町が求めているのは、決して最初からやりたいことが明確な生徒だけではありません。
「まだやりたいことが決まっていなくてもいい」「今の学校生活が少ししっくりきていなくてもいい」。
自分に合う環境で、もう一度学校生活をつくりたいと願う中学生に対し、町外の人材と変化を生み出し続けてきた上川町という自治体が、高校生の3年間に“本気で”伴走してくれます。
先生や地域メンターとの対話とフィードバックを重ねながら、少しずつ自分の考えを言葉にし、自分に合う学び方・働き方・暮らし方を見つけていく。上川高校の地域みらい留学は、悩める中学生に対する新しい希望の選択肢となるはずです。
詳細情報
北海道上川高等学校(全日制・普通科・共学)
住所:北海道上川郡上川町東町148
地域みらい留学 募集定員:10名
北海道Likers編集部のひとこと
大自然に囲まれた美しい町で、個性豊かな大人たちに見守られながら“自分のやりたいこと”を手探りで見つけていく3年間。
こんな魅力的な高校生活、大人の私たちでもうらやましくなってしまいますね!
『地域みらい留学』では現在、全国から定員10名で募集を行っています。少しでも気になった中学生や保護者の皆さんは、ぜひ上川高校の『地域みらい留学』ページをチェックして、新しい自分の可能性に出会う第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
文/北海道Likers 画像・参考/北海道上川町役場
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