ジェラート3つ

地元素材で作る“ちょっと変わった”絶品ジェラート(上富良野町)

夏のおでかけにオススメな富良野のスポット『深山峠アートパーク』。美術館をはじめ、観覧車やバーベキューテラス、展望テラスなど子どもから大人まで楽しめる複合施設です。

注目なのが、物産館に入っている『みやまスイーツ工房』。ここでしか味わえない、こだわりのジェラートをご紹介します。

地元素材でつくる極上ジェラート

画像:北海道Likers

『みやまスイーツ工房』では、地元のフレッシュな素材を使ったイタリアンジェラートを提供。十勝岳のふもと、上富良野町・深山峠で20年以上にわたり作られてきた『ジェラート』(シングル450円/ダブル550円)は、店内の自社工房で丁寧に手づくりされています。

画像:北海道Likers

定番6種類のフレーバーの中で、一番人気は『ミルク』。富良野牛乳を使用し、その風味を活かすため低温殺菌で丁寧に仕上げられています。

果物はすべて、ヘタ取りからピューレにするまで手作業なのだとか。

そのほか、季節限定の『メロン』や『ピンクピーチ』、『きなこもち』なども登場。いずれも数量限定です。

どの味も魅力的で、思わず迷ってしまうラインアップ。今回はその中から、北海道らしさが感じられ、ちょっと珍しいと感じた3種類を選んでみました。

2種のはちみつを使用した「ハニーキャラメル

ハニーキャラメルジェラート
画像:北海道Likers

『ハニーキャラメル』は、美瑛産の百花蜜とアカシアはちみつ、2種類のはちみつを使用しています。

スプーンですくったハニーキャラメルジェラート
画像:北海道Likers

なめらかな舌触りでキャラメルの味はほんのり。口の中で、じわっとはちみつのおいしさが広がります。あっさりとした味わいで、最後までおいしくいただけます。

富良野を味わう「ハスカップ」

ハスカップジェラート
画像:北海道Likers

『ハスカップ』味は、富良野産のハスカップ使用。舌触りが悪くならないよう、ハスカップをブレンダーで細かくされているそうです。

スプーンで掬い上げたハスカップジェラート
画像:北海道Likers

果肉の粒感はありますが、舌触りは驚くほどなめらか。ブルーベリーを思わせる、甘酸っぱく爽やかな味わいです。酸味が強すぎないので、小さな子どもでもおいしく楽しめそう。

珍しい!「そばの実&クリームチーズ

そばの実クリームチーズのジェラート
画像:北海道Likers

『そばの実&クリームチーズ』は、珍しくて気になりますよね。幌加内産のそばの実を使用しています。そばの実をローストして混ぜ込むので、ジェラートの中でも1番手間暇かけてつくられているそう。

スプーンですくいあげたそばの実クリームチーズジェラート
画像:北海道Likers

口に運ぶと香ばしさが立ち上り、ザラっと、そしてプチッとしたそばの実の食感がクセになります。クリームチーズの味はシンプルで控えめ。コクがあり、それぞれの味がバランスよく引き立っています。

詳細情報

スイーツ工房外観
画像:北海道Likers

みやまスイーツ工房
住所:北海道空知郡上富良野町西8線北33号 深山峠 深山峠アートパーク内
電話:0167-45-6667
営業期間:4月〜10月
営業時間:10:00〜17:00(7月~8月は10:00〜18:00)
定休日:不定休

北海道Likersライターのひとこと

食べ比べてみると、どの味も素材の魅力が際立つよう工夫されていて、随所にこだわりが感じられました。ここでしか食べられない唯一無二の味。これは地元民も通いたくる味なのではないでしょうか。全種類、制覇してみたくなりました。

ぜひ、北海道の恵みが詰まった、手づくりジェラートを味わいに行ってみてください。

取材・写真・文/佐藤絵理

※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。

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