アイキャッチ

澄んだ空気と雪景色でととのう。弾丸!1泊2日の十勝サウナ旅【Day1】

ドラマの人気などからブームが訪れている“サウナ”。“ととのう”感覚のトリコになる人が続出し、若年層でも人気が高まっています。

北海道・十勝は、本場フィンランド式サウナが数多くある、いわば“サウナのまち”。今回はそんな十勝で、ファッションエディターの高橋志津奈さん・ファッションディレクターの渡辺由香さんが弾丸1泊2日の旅に出かけます。

仕事に子育てに毎日忙しい彼女たちが、束の間の休息に選んだスポットとは? さあ出発です!

■高橋 志津奈(たかはし しずな)
北海道・小樽出身、札幌育ち。ママ層のバイブル「VERY」連載を持つ大人気ファッションエディター。24歳・社会人、19歳・大学生、10歳・小学生の母。2女1男の母としての経験とセンスは多くのママ層からの支持を受ける。

■渡辺 由香(わたなべ ゆか)
元「MERCURYDUO(マーキュリーデュオ)」のクリエイティブディレクター。2016年にはブランド「ELENDEEK」を立ち上げ、芸能人のファンも多数抱える人気ブランドに。そのほか、ブランドのPR、ディレクション等フリーランスとしても活動している。10歳・小学4年生の母。家族で北海道へ旅行に行くことが多く、とくに道東・十勝エリアへの旅行経験が多い。

牧場ならではの解放感「ミルクサウナ」で心も身体もリラックス

00075修正

高橋志津奈さん(写真左)と渡辺由香さん 出典: 北海道Likers

旅のはじまりは「十勝しんむら牧場」。「とかち帯広空港」から車で1時間15分ほどの上士幌町にある、広大な自然のなかの牧場です。

「誰もが安心して飲めるおいしい牛乳を作りたい」という想いのもと、放牧酪農で乳牛を育てているのだとか。

牧場内には、プライベートサウナやカフェテラスがあり、牧場の風景や牧場でとれた牛乳を使用したグルメをゆったり楽しむことができます。

00167修正

サウナハットは、十勝発祥のサウナブランド『サウナモンスター』のものをレンタル 出典: 北海道Likers

さっそく着替えて、同牧場のサウナ『ミルクサウナ』を楽しむ2人。

サウナ室は、5~6名は入れそうなゆとりのある空間です。牛柄のサウナマットが牧場らしくてかわいい!

このサウナの魅力は、なんといってもサウナ室前方についている窓から望める絶景! 広大な牧場の雪景色が、静かな安らぎを与えてくれました。

夏には放牧されている牛を見ることもできるのだとか。

00194修正

サウナストーブは、フィンランドの老舗メーカー『KASTOR』製 出典: 北海道Likers

ストーブのうえで温められたサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる“ロウリュ”をすることも可能。サウナ室は70度程度でしたが、ロウリュをすれば湿度が上がって、さらに汗が出てきます。

十分に温まったら水風呂に入って外気浴。水風呂は、冬は室内にありますが、夏は外に設置されるそう。

少し雪も降っていたこの日。とても寒そうに見えますが、サウナで身体の芯から温まっていたので2人とも「全然大丈夫だった」とのこと!

「十勝しんむら牧場」のしんと澄んだ空気のなかで外気浴をすれば、より一層“ととのった”感覚になれます。

看板商品「ミルクジャム」をワッフルで!「十勝しんむら牧場」のカフェテラス

サウナを存分に楽しんだあとは、「十勝しんむら牧場」内の「カフェ・クリームテラス」で小腹を満たします。

「カフェ・クリームテラス」は、同牧場でとれたミルクを使用したカフェメニューを提供するとともに、牧場に関連した商品を販売している施設です。

注文したのは、人気メニュー『クロテッドクリーム&ミルクジャムワッフル』。ワッフルのうえに、同牧場の『クロテッドクリーム』と『ミルクジャム』がたっぷりとのっています。

2人で分けていただきます!

『ミルクジャム』は「十勝しんむら牧場」の看板商品のひとつ。サウナ後の身体にほっと安らぎを与えてくれるかのような、濃厚でやさしい甘さです。『クロテッドクリーム』は、「十勝しんむら牧場」でとれた牛乳だけで作られているのだとか。素材にこだわっているからこその贅沢な味わいです。

あまりのおいしさに笑顔が絶えない2人でした。

<施設情報>
■カフェ・クリームテラス
■所在地:北海道河東郡上士幌町上音更西1-261
■電話番号:01564-2-3923

「北の屋台」でアイヌ料理に舌鼓

1日目の最後は、帯広の屋台村「北の屋台」へ。居酒屋・フレンチ・中華などさまざまな屋台が20軒並びます。

2人が選んだのは、豊川純子さん(写真右)が営むアイヌ料理のお店「ポンチセ」。

地元の方と一緒に、豊頃町「小笠原ファーム」の麦芽を使用したクラフトビールで乾杯です!

豊川さんのおすすめは、アイヌの家庭料理『ポネオハウ』。豚骨で出汁を取り、人参やネギなどさまざまな具材を入れた汁物です。中央にあるのは、出汁を取ったあとの豚骨。とてもやわらかく、ほろほろと溶けてしまうような口当たりです。素材のやさしい味が、旅に疲れた身体に染み渡ります。

このほかにも『音更産パクチーのキムチサラダ』『中札内田舎どりのスパイシー唐揚げ』など、十勝の食材がふんだんに使われたメニューがたくさん。お腹いっぱいになったらホテルに向かいます。

<店舗情報>
■ポンチセ
■所在地:北海道帯広市西1条南10丁目7番地 北の屋台内
■電話番号:080-6077-3763

宿泊は「北海道ホテル」の温泉付き客室

宿泊したのは、「森のスパリゾート 北海道ホテル」。十勝独自のサウナが楽しめると、サウナ―たちの間で話題のホテルです。

エントランスでは、北海道らしく、なんともかわいらしい木彫りのクマがお出迎えしてくれました。

2人の部屋は、モール温泉の露天風呂付客室『フォレストスパツイン』。

旅に疲れて大浴場に行けないときは、お部屋でゆっくり温泉を楽しむことができます。

部屋の冷蔵庫には、北海道限定のビール『サッポロクラシック』も。なんと無料で飲むことができるそう。部屋に帰ってから、しっぽり2次会もいいですね。

この日の旅の思い出を語らう2人。ゆったりした空間なら、思い出話に花を咲かせつつ、旅の疲れもしっかり取れそう。

<施設情報>
■森のスパリゾート 北海道ホテル
■所在地:北海道帯広市西7条南19丁目1番地
■電話番号:0155-21-0001

それではまた明日。おやすみなさい!

→2日目の旅に出かける

 

※本特集は、北海道観光振興機構の協力のもと実施しました。2022年12月27日まで『HOKKAIDO LOVE割』を実施中。詳しくはホームページへ。