開店後すぐ完売!? 超お得な「ケーキの端っこ」地元民が楽しむ本店でしか買えないグルメ

2022.12.12

まみ@writer

2022（令和4）年現在、旭川は誕生して132年になります。歴史の浅い旭川ですが、街には100年以上の歴史を持つ老舗のお菓子屋さんがいくつもあります。

100年経った今でも変わらぬ人気を誇るお菓子屋さんのひとつが「菓子処梅屋（以下、梅屋）」。今でこそ「シュークリームの梅屋」として市民に親しまれていますが、1914（大正3）年の開業当初は和菓子店だったのだとか。

「梅屋」は、札幌や旭川近郊にも多くの支店があります。それほど大きな街ではない旭川市内に支店を展開するのは大変なこと。それだけ多くの人に愛されている証でしょう。

そんな「梅屋」はフードロス・ゼロの観点から、賞味期限が近くなった商品や、商品としては販売できないシュークリームの皮をラスクにしたもの、ケーキの断面を美しくするために切り落とした“ケーキの端っこ”などを販売しています。このような商品を購入できるのは工場と直結している「梅屋アウトレットストア」のみ。早速、お店へお邪魔してみました。

工場直売のフレッシュな商品が並ぶ「梅屋アウトレットストア」

出典: 北海道Likers

旭川市高砂台にある「梅屋アウトレットストア」は、札幌市へ向かう国道12号線沿いの道を少しだけ入ったところにあります。「梅屋」の商品を製造している工場と隣接しており、工場直売のフレッシュな商品を購入できることで人気のお店です。

「梅屋」の本店でもある「梅屋アウトレットストア」。創業108年の歴史を持つ老舗ならではの味わいを誇る『どらやき』や『カステラ』、人気の『シュークリーム』や『エクレア』などのほか、できたての商品と一緒に“アウトレット”商品も並びます。

お菓子のアウトレットとは、どんなものなのでしょうか。

「梅屋アウトレット」ならではのお得なスイーツ

出典: 北海道Likers

お菓子のアウトレット商品とは、ケーキを製作した際にできる切り落としなどの規格外製品のこと。

『ケーキの端っこ（くるみ入り）』は、くるみが入ったまっしろでふわふわなスポンジに、生クリームがたっぷり包まれています。ロールケーキの端っこだったものでしょうか。8切れ入って550円（税込）。もちろん味わいは「梅屋」のおいしさそのまま。ふんわりとしたスポンジと、時々口に入ってくるくるみの食感が楽しく、生クリークとも相性ぴったり。飽きのこない味わいです。

出典: 北海道Likers

『濃厚ベイクドチーズケーキの端っこ』600円（税込、4本入り）もありました。クリーミーで濃厚なチーズケーキはボトム部分のしっとりとしたクッキー生地がおいしい！　レモン風味で、さわやかながらコクのあるチーズケーキです。

細長くスティック状にカットされたチーズケーキは小さなお子さんも食べやすい形。気心知れた友人宅への手土産や、自宅用にぴったりではないでしょうか。

出典: 北海道Likers

ケーキの端っこのほかにも、袋にたっぷりと入った『カステラ』や『ブラウニー』も。380円というリーズナブルなお値段でたくさん入っているので、家族みんなのおやつや、大人数のお茶会などにもおすすめです。

出典: 北海道Likers

さらに、賞味期限が近いお菓子を半額で販売していました。もちろん商品の品質や味は変わりなく、おいしくいただけますよ。すぐにいただくのであれば、こんなにお得なことはありませんね！

筆者も『どらやき』を購入しました。ふんわりとした生地とちょうど良い大きさでおいしかったです。

アウトレット商品だけじゃない！梅屋の人気商品「しゅうくりぃむ」も販売

出典: 北海道Likers

アウトレット商品だけではなく、「梅屋」の主力商品も並んでいます。写真は一番人気の『珈琲しゅうくりぃむ』194円（税込）。ほろ苦いコーヒーカスタードクリームが詰まった「梅屋」自慢のシュークリームで、上にはコーヒーチョコレートがかかっています。最近、かわいらしいパッケージにリニューアルし、中身もボリュームアップしたのだとか。

「梅屋」名物、カスタードクリームの『しゅうくりぃむ』も外せません。お値段も見直し、129円から108円へ。お手頃価格でボリュームアップしたのはうれしいですね！