憧れの北海道でスキー…のはずが大失敗!? 北海道民が教える「ゲレンデ必需品」4つ
北海道ではすでに平地で雪が降ったとの報道がありました。冬がどんどん近づいてきていますね。冬といえばスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ。
北海道のさらさらとしたパウダースノーのゲレンデは、全国のスキーヤーやスノーボーダーから「滑りやすい」と評判です。ゲレンデ施設ではスキーやスノーボード、ウェアの貸し出しをおこなっていて、気軽にウィンタースポーツを楽しめます。
でも、ちょっと待って! 雪深い北海道で暮らしている道産子視点だと、ほかにも必要なものがあるんです。今回はそんなゲレンデでの必需品を解説します。
目次
ゲレンデ必需品1:晴れていても吹雪でも欲しい「ゴーグル」
ゲレンデの施設ではウィンタースポーツの道具やウェアを貸し出していても、帽子や手袋など防寒用の小物はない場合も……。また新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、ゴーグルや帽子、手袋などを貸し出していない施設も多いようです。目的地のゲレンデはどのグッズを借りられるのか、事前にチェックしておきましょう。
なかでも忘れてほしくないのがゴーグルです。吹雪のなかで滑るときにゴーグルをすると、雪が目に入ったり、風で乾燥したりして視界が遮られるのを防ぎます。また晴れていると真っ白な雪が日光を反射してかなりまぶしいので、サングラスの用途でゴーグルが必要です。ゴーグルをしない人もいますが、持っていって損はありません。
札幌市内や新千歳空港から車で90分ほどの距離にある、留寿都村の『ルスツリゾート』のゲレンデは晴天の日が多いです。まぶしいなかでもパウダースノーを快適に滑りたいなら、ゴーグルはマストで持っていきましょう。
ゲレンデ必需品2:感染対策と寒さ回避に「フェイスマスク」
首元の防寒もお忘れなく。首元が空いていると、ウェアの隙間から風が内側に入り込み、全身が冷えてしまいます。筆者が子どものころは、学校でスキー授業があり、ゲレンデでは首元を防寒するネックウォーマーがマストでした。
今は鼻や口から首元まで覆う、ウィンタースポーツ用のフェイスマスクがあります。防寒だけでなく感染対策にもなるので、鼻や口を覆うタイプもおすすめ。
北海道のほぼ真ん中に位置する富良野市の『プリンスグランドリゾート富良野』にある「富良野スキー場」は極寒で、フェイスマスクなど防寒対策がマストです。凜と張り詰めるほど寒い富良野だからこそのパウダースノーを体感できます。
ゲレンデ必需品3:身につけられると楽ちん「リフト券ホルダー」
ゲレンデではリフトに乗って山を上り、スキーやスノーボードで下りてきます。したがって、リフトを利用するための“リフト券”が必要です。一日券や時間が指定されたもの、回数券、食事とセットになったものなど、いろんなリフト券があります。筆者が子どものころはもっぱら紙のリフト券でしたが、今はICカードもあります。
リフト券は乗車するところで係員の人に見せてリフトに乗るという、遊園地のチケットのような仕組みです。したがって手持ちやポケットに入れておくと、出し入れが面倒くさい……。そのためリフト券は専用のホルダーやパスケースに入れます。筆者が子どものころはゴムバンドがついているホルダーに入れて、二の腕に取りつけて係員に見せていました。脚や手にセットするホルダーもあります。首から掛けるタイプもありますが、体に固定しているほうが、風で飛んだりしないのでおすすめです。
JR小樽駅からバスで1時間ほどの場所にある赤井川村の『キロロリゾート』には「キロロスノーワールド」というゲレンデがあります。リフトやゴンドラの種類が多いので、リフトホルダーはマスト。ホテルも近くにあり、冬休みに家族や友達と訪れるにはぴったりの場所です。
ゲレンデ必需品4:たっぷり汗をかくから「インナーの着替え」
スキーやスノーボードは全身運動なので、極寒のゲレンデでも汗をたっぷりとかきます。寒さに備えて発熱素材のインナーを着ていると思いますが、着替えを用意しておくのがベター。汗をかいたままのインナーを着ていると、体が冷えてしまいます。
札幌市街地から1時間ほどの場所にある「札幌国際スキー場」はレストランが充実しています。カレーやラーメンなどの定番から、ピザやハンバーガー、クレープまでグルメの種類も豊富。スキーやスノーボードなど冬のアクティビティを思いっきり楽しんだら、インナーを着替えて、食事も堪能してはいかがでしょうか。
滑っているときの爽快感や、雪山から見る景色を味わえるのはゲレンデだからこそ。悪天候だと、交通の便で遅れが出たり、リフトが停止したりもするので、事前に調べておくこともお忘れなく。持ち物にも気を配って、ゲレンデでのウィンタースポーツを思いっきり楽しんでくださいね。
【画像】フォトミー、COCOON、sasaki106、Narumi Kazuhiro、のぶさん、Fast&Slow、YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)
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