おおぐま座のマンホール

星空が足元に!? 自分の星座を見つけに「星の降る里」芦別市を歩く【北海道マンホールのすゝめ】

2022.09.04

北海道のほぼ中央に位置する芦別市。美しい自然と澄みきった空、降るように美しい星がまたたく夜空といった自然環境を生かした観光のまちづくりを目指して、1984(昭和59)年12月1日に「星の降る里」を宣言しました。

そんな芦別市のマンホール蓋はどんなデザインなのか、見てみましょう!

過去の記事はこちらから:北海道マンホールのすゝめ

芦別市のマンホール蓋は星座のデザイン!

芦別市のマンホール蓋のデザインは「星の降る里」にちなんで星座のデザインとなっています。

芦別市は、1990(平成2)年に「星の降る里芦別」のイメージアップのため、芦別市で観測できる星座の中から、北の夜空に輝く北斗七星にちなんだ7種類のマンホール蓋を設置したそう。種類は人や動物を表した「おおくま座」「オリオン座」「さそり座」「はくちょう座」「いて座」「おとめ座」「ふたご座」の7つです。

「おおくま座」は迫力満点のリアルなくまが描かれ、北斗七星の位置が示されています。

「さそり座」もさそりのイラストとα星(最も輝いている星)であるアンタレスの位置が示されています。

全7種類を探してみる

全部で7種類ある星座デザインのマンホール蓋。市街地にカラーのマンホール蓋があると聞き、「道の駅スタープラザあしべつ」に車を止め、JR芦別駅までマンホール蓋を探しながら歩いてみました。

まず発見したのは「おおくま座」。色あせているところもありますが、ふちの部分と中の星座のイラストに青い色がついています。

こちらは「ふたご座」。α星のカストルとβ星のポルックスの位置が示されています。

「はくちょう座」は蓋いっぱいに大きなはくちょうが描かれていますね!

そして最後に見つけた「いて座」。こちらには南斗六星の位置が書かれています。北斗七星は知っていましたが、南斗六星があることをはじめて知りました。

全部で7種類あるということですが、この日発見できたのは残念ながら5種類。「おとめ座」「オリオン座」のマンホール蓋は発見できませんでした。筆者の誕生日の星座はデザインになっていませんが、自分の星座がマンホール蓋になっていると思わず撮影したくなりそうですね。

芦別市でも発行!マンホールカードを手に入れよう

筆者は不定期でマンホールカードを紹介する記事を執筆していますが、芦別市でもマンホールカードが発行されているとのことで、しっかりといただいてきました。

「道の駅スタープラザ芦別」内の芦別市観光物産センターで発行されていて、座標になっているマンホール蓋は、JR芦別駅前に設置されています。

マンホールカードになっているのは「おおくま座」のマンホール蓋。実際にマンホール蓋を見てきたので、より親近感がわきますね!

<芦別市マンホールカード>
■配布先:芦別市観光物産センター(道の駅スタープラザ芦別内)
■住所:芦別市北4条東1丁目1番地
■電話番号:0124-23-1437
■問合せ:芦別市経済建設部 上下水道課 業務係(電話番号:0124-27-7583)
配布時間等詳細はこちら

 

芦別市のホームページのマンホールカードページでは、カラーマンホール蓋の設置場所が掲載されています。星座以外のデザインのマンホール蓋もあるようなので、ぜひ探してみてください!

【取材協力】芦別市

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