あさひかわデザインウィーク 2022

市外局番0166はどこ?「166円のスイーツ」が集結する食のイベントが開催【あさひかわデザインウィーク 2022】

2022.06.10

突然ですが、市外局番「0166」はどこの街のものかご存知ですか? 答えはそう、旭川市。

6月後半の1週間、旭川市で市外局番にちなんだ催しを含む大規模なイベントが開催されるそうなんです! 今回は、“デザインの街・あさひかわ”の一大イベント『あさひかわデザインウィーク 2022』をご紹介します。

3年ぶりのリアル開催!「あさひかわデザインウィーク 2022」

旭川市や近郊の東川町、東神楽町、当麻町は、家具やクラフトの製造がさかんな街。そして製造を通してデザインに関して多くの人が活躍している街でもあります。とくに旭川市は、家具やクラフトのデザイン以外にも、多くのデザイナーがさまざまなものづくりやまちづくりを手掛けています。

そんな旭川で2022年6月18日(土)~6月26日(日)、3年ぶりとなるあさひかわデザインウィーク 2022』が開催されます! 旭川のデザイナーがデザインした家具・クラフトや食に関するデザイン、まちづくりのデザイン、グラフィックデザインなどの展示や体験がたくさん予定されています。

旭川って実は「ユネスコが認めたデザイン都市」なんです

旭川市は、ユネスコが認定した“デザイン都市”であることをご存知でしょうか。2019年に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から「ユネスコ創造都市ネットワーク」のデザイン分野で加盟が認定されました。旭川市の認定は、名古屋市、神戸市に続き、国内3都市目。

1976年の『旭川デザインシンポジウム』を発端に、先進的な海外のデザイン思想を地域に取り入れるための活動を続けてきた旭川市。「旭川家具」など地場産業の活性化にも力を入れ、1990年からは3年に一度『国際家具デザインフェア(IFDA)』などを開催するなど長きにわたり、街のデザイン力に磨きをかけてきました。

実際に街並みや周辺の自然環境にもデザインを多く活用し、活性化につなげています。

『あさひかわデザインウィーク』は2015年から毎年開催しているイベント。2019年のデザイン都市認定後は新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、オンライン開催が余儀なくされていましたが、今年は3年ぶりの現地開催(一部オンライン配信あり)。旭川市民はもちろんのこと、道内各地や道外在住の方も、旭川のデザインに気軽に触れられる機会になっていますよ。

旭川の銘菓・スイーツが166円均一!「あさひかわ食のデザイン展」

“デザイン”と聞くとややハードルが高いイメージをもたれるかもしれませんが、『あさひかわデザインウィーク 2022』は暮らしのなかにある身近なデザインに触れられるイベント。気負わずに参加できますよ。

「デザインギャラリー」で開催される『あさひかわ食のデザイン展』では、個性的なパッケージデザインやその開発秘話など、食にまつわる展示が行われます。

6月18日(土)・19日(日)には、旭川市の市外局番「0166」にちなみ、市内の人気のお菓子が通常の販売価格を全て166円にして販売されるユニークな催しが! 旭川市には、創業100年にもなる老舗の和洋菓子店、全国区の銘菓を製造する有名店、地元の方から長く愛される名店まで数多くのお店が街中に軒を連ねます。そのなかから和菓子・洋菓子・揚げ菓子・豆菓子・おかきなど人気のお菓子が一堂に集結し、すべて166円で販売!

いつもの馴染みのお菓子はもちろん、今まで食べたことのないお菓子も166円なら気軽に食べられて嬉しいですね。ここはデザイン展、ぜひスイーツ自体のフォルムやパッケージデザインにも注目してみてくださいね!

さらに、6月18日(土)・19日(日)には、旭川のご当地グルメのキッチンカーが登場しますよ。

「あさひかわデザインウィーク」だけのワークショップや展示が充実

美味しいものが食べられるだけではありません。人と人とが実際に触れ合う形式で開催される『あさひかわデザインウィーク 2022』。著名人を招いたシンポジウムや体験型イベントなど注目のプログラムばかりです。そのラインナップは実に多彩! 誰もが一つは気になるプログラムを見つけられるはずです。

親子で参加したいのが、6月18日(土)・19日(日)に開催される『まちなかキャンパス』。旭川が誇る恒久的歩行者天国「平和通買物公園」を舞台に、市内の高校生や大学生たちが先生となり、小中学生たちにデザインの考えを伝えます。ユネスコ創造都市やSDGsについて、体験を通して学べるほかにはない機会です。

6月22日(水)~26日(日)にかけて「旭川デザインセンター」で行われる『Meet up Furniture Asahikawa 2022』は、旭川が誇るものづくりを実際に見て、触れて、体験できる展示会。旭川市や周辺の東川町、東神楽町、当麻町などの各メーカー、工房、ショップが展示や工場開放を行います。旭川の各家具メーカーの職人が技を競う『旭川木工技能競技大会2022』は今回が初開催。職人たちのアツい戦いは必見です。

大雪カムイミンタラDMO

大雪山系の冬をイメージした空間 出典: 大雪カムイミンタラDMO

『大雪エリアの魅力体感イベントKAMUI Mt.ing』は、6月18日(土)~26日(日)に「ファッションビル オクノ」で開催。アイヌの人たちが「神々の遊ぶ庭(カムイミンタラ)」と呼んだ大雪山系の四季折々の魅力を空間に演出します。空間を彩るのは、北海道にゆかりのあるデザイナーが手がけたテキスタイルと香り(アロマ)。大雪山系の四季をイメージしたデザインを日本のものづくりから生まれた“世界一軽い布”として注目を集める布地『天女の羽衣』に、高度な転写技術と縫製技術を駆使して表現しました。

6月25日(土)には同会場でワークショップも開催されます。色鮮やかなデザインや香り包まれながら、大雪山系の四季の美しさと癒しを堪能してみてください。

さらに子どもと一緒に楽しめるワークショップもたくさん! 6月26日(日)に旭川理容美容専門学校が実施する『ATCBB BEAUTY DESIGN DAY』は、小学生から大人まで楽しめる美容のデザインワークショップ。自分自身がなりたい体を目指す人のためのボディデザイン講座、中高生を対象としたヘアデザインやヨガの体験、小学生を対象にしたカット・パーマ・ヘアアレンジ・ネイルデザインのオープンスクールが予定されています。

科学に興味があるなら6月19日(日)に旭川市科学館「サイパル」へ。旭川医大の先生や学生が中心となり、“人体”の不思議をひも解くワークショップが行われます。

【もっと詳しく】ほかのプログラムを見る

 

旭川のデザインを見て食べて体験する『あさひかわデザインウィーク 2022』をご紹介しました。旭川や周辺にお住まいの方でもきっとまだ知らない旭川を発見できるはずです。

デザイン都市として世界へ羽ばたいていく旭川。6月は“デザインの街・あさひかわ”を、実際の目で見て体験してみませんか。

<イベント情報>
■イベント名:あさひかわデザインウィーク 2022
■開催日:2022年6月18日(土)~26日(日)
■開催場所:旭川デザインセンター、旭川平和通買物公園、旭川及び近郊の町の各所、ギャラリー、各工場や工房、学校 ほか
■公式サイト:https://adwhokkaido.com

【参考】ユネスコ・クリエイティブシティーズネットワーク(ユネスコ創造都市ネットワーク)への加盟認定について / 旭川市

Sponsored by あさひかわザインウィーク2022実行委員会