丸瀬布04

大人ものめり込む「蒸気機関車が走るキャンプ場」世界の昆虫が観られる施設も(遠軽町丸瀬布)

煙突からモクモクと煙を上げながら力強く客車を引く“蒸気機関車”が、サイトのすぐ横を走るキャンプ場が遠軽町丸瀬布にあります。

その名も、「丸瀬布いこいの森オートキャンプ場」。子どもにも鉄道ファンの大人にも大人気のキャンプ場のご紹介です。

自然がいっぱい!「丸瀬布森林公園いこいの森」

「丸瀬布いこいの森オートキャンプ場」は、「丸瀬布森林公園いこいの森」の中にあります。遠軽町丸瀬布の市街地から、武利川の上流約9km・車で10分ほど。旭川紋別道の丸瀬布ICからは約12km・15分ほどとアクセスが良いことから、旭川や札幌方面、北見方面など各地からたくさんの方が訪れます。

「丸瀬布森林公園いこいの森」は、豊かな自然に囲まれた公園で、さまざまな種類の野鳥の姿を見ることができます。すぐ横を流れる武利川では渓流釣りを楽しむ人の姿も!

林の中に整備された「丸瀬布いこいの森オートキャンプ場」には、バンガローやオートサイト、フリーサイトがあって、キャンプスタイルに合わせてサイトが選べます。

なお同キャンプ場は、今シーズンからフリーサイトを含めて完全予約制となりました。利用する際には、インターネットでの予約が必要なのでご注意を。

遊びつくせない!充実したアクティビティ

目玉は、なんといっても園内に敷設された約2kmの線路を走る『森林鉄道蒸気機関車 雨宮21号』です。

『森林鉄道蒸気機関車 雨宮21号』は、昭和3~33年までの30年間、丸瀬布で切り出された木材を輸送した蒸気機関車。国内で唯一、動態保存されている森林鉄道蒸気機関車として、“北海道遺産”や“近代化産業遺産”などに認定されています。

土日祝日・ゴールデンウイーク・夏休み期間は、30分間隔で運行しており、大人800円・中学生以下400円で乗車することができます。

ほかにも、園内には、ゴーカートやバッテリーカー、ふわふわドーム、ローラースケート、テニスコートなどいろいろ遊具施設が揃っていて子どもは大喜びです。

キャンプ場の前には「丸瀬布昆虫生態館」

キャンプ場の近くには、さまざま種類の生きた昆虫が飼育・展示されている「丸瀬布昆虫生態館」があります。

館内には、“ヘラクレスオオカブト”や“ニジイロクワガタ”などを観られる『世界のカブト・クワガタコーナー』や、1年中チョウが飛ぶ温室『チョウの広場』などがあります。

また館内に入ってすぐの正面には、毎年5,000匹ものカブトムシを羽化させることで知られるタレント・哀川翔さんのコーナー『アニキの森』もあり、カブトムシやクワガタが展示されています。

 

蒸気機関車に渓流釣りに昆虫に、見どころ満載の「丸瀬布いこいの森のオートキャンプ場」。子ども連れのファミリーキャンプにもおすすめです。キャンプ場の向かいには、日帰り温泉施設「丸瀬布温泉やまびこ」もあり、旅の疲れを癒すこともできます。

週末や夏休み期間は、予約がいっぱいになることが予想されますので、ぜひ早めに予約してくださいね。

<施設情報>
■丸瀬布森林公園いこいの森
■所在地:北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利80番地
■開園期間:4月下旬~10月下旬(2022年は4月29日~10月16日)
■問い合わせ先:遠軽町 丸瀬布総合支所 産業課 0158-47-2128
⇒マップで見る

■施設名:丸瀬布昆虫生態館
■開館時間:4~10月/9~17時、11~3月/10~16時
■休館日:火曜、年末年始
■電話番号:0158-47-3927

⇒こんな記事も読まれています
【連載】意外とハマるかも…?北海道マンホール特集
一生に一度は見てみたい!神秘的な北海道の絶景