ベイビースター

700円でおかず詰め放題!「いっぱい食べて」街のみんなを満腹にするお弁当屋さん(旭川市5条通)

2022.04.13

お弁当の魅力は、さまざまなおかずを食べられることですよね。お弁当屋さんはたくさんありますが、だいたいの場合、量は決まっていて、おかずも数パターンの決まったものから選びます。もしも自分でおかずを選べて、それが詰め放題だったら……?

北海道・旭川市にある『街のお弁当屋さんベイビースター』はそんな夢のようなお店です。今回はオーナーの前野さんにオープンの経緯や、お店への想いを聞きました。

目標にしていたお店に共感「自分もいつかやってみたいと思っていた」

『街のお弁当屋さんベイビースター』のオーナーは、前野祐貴子さん。夫婦でお店を切り盛りしています。

オープンしたのは2022年1月。それまではライブハウス『モスキート』で営業していたといいます。たまたま今の場所が空いていることを知り、移転。独立オープンとなりました。

「もともとは、バイキングのお店をやりたいと思っていました」と前野さん。飲食店をはじめるきっかけは、少し前まで営業していた『館』という食事処だそう。

「“館”は、おかずを大皿にずらりと並べるバイキング形式のお店でした。その手作りの味わいと、リーズナブルにたくさん食べてほしい!というオーナーさんの想いを感じて自分もそんなお店をやってみたいと考えるようになりました。“館”には、子どもを連れてよく通っていて、本当にお世話になったんです」

「館」のオーナーさんに相談しながら。全て手作りのお惣菜をリーズナブルに

お店をやるにあたり、『館』のオーナーさんに味つけやメニューなどを相談しながら、お惣菜のラインナップを考えたそう。

お惣菜は全て手作りで、12種類から15種類ほどが並びます。から揚げ・焼きそば・ミートボール・きんぴらごぼう・卵焼き・ビーフン・キーマカレーなどジャンルも楽しい!

『街のお弁当屋さんベイビースター』では、大きな容器に好きなおかずやご飯を好きなだけ詰めることができ、フタがパチンと閉まればOK。これで700円(税込)という価格なんです。もちろんご飯を入れずにおかずだけでも。お店で食べたい方は、イートインスペースも数席ありますよ。

お昼には昼ご飯にと近隣のサラリーマンが、夕方は夕飯のおかずを買いに来る主婦の方が多いそうです。「“こういうのがいいんだよね”とサラリーマンの方にも喜ばれています。家庭料理ってほっとしますよね」とご主人。

詰め放題のお弁当のほか、500円の丼、400円の小さめお弁当、手作りの焼き菓子も販売しています。

「冷凍食品を使わず、すべて手作りしています。手間賃はいただいていませんね。仕入れを工夫し、なんとか安くおいしくたくさん食べていただきたいです」と語る前野さん。”みんなのおなかをいっぱいに”というお店の想いは、前野さん夫婦の作るお弁当を通して伝わってくるようです。

今後は料理をできたてのうちに食べてほしい

今後は、お弁当以外での営業も考えているそう。「コロナの状況が落ち着いてきたら、自分の作りたい料理を作り、できたてを食べていただきたいですね。お弁当の詰め放題では出せない料理もはじめたいです」

ちなみにもともとお料理が好きだったという前野さんの得意料理はベトナム料理なんだとか。「ベトナム料理が得意で、ベトナムへ行ったり研究や勉強を重ねたりしてきました。現地の料理は本当においしいんです。お酒も一緒に楽しめる場所にできたらいいですね」と前野さん。

 

現在は、イベントへの出店やお弁当の委託販売、企業やJAとのコラボ企画の開催をしている『街のお弁当屋さんベイビースター』。

おなかいっぱい! 誰もが笑顔になるお弁当屋さんです。

<店舗情報>
■街のお弁当屋さんベイビースター
■住所:北海道旭川市5条通8-1361-2 吉方ビル 1F
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