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生ホッキ丼にホッキ潮干狩り!国内有数の産地で巡る「ホッキ貝堪能スポット」(苫小牧市)

ホッキ貝の街として知られる苫小牧。苫小牧で水揚げされるホッキ貝は、全国の漁獲量の約16%にもなるといわれています。

そんなホッキ貝をはじめ、苫小牧や北海道産の採れたて新鮮な海産物や野菜などが、ずらりと並んでいるのが『海の駅ぷらっとみなと市場』です。

「海の駅ぷらっとみなと市場」とは

『海の駅ぷらっとみなと市場』は、苫小牧港からすぐ近くの苫小牧市港町にあります。JR苫小牧駅からは車で7分ほど、新千歳空港からは高速道路を使って約30分。

西棟と東棟に分かれた建物の中には、鮮魚や水産加工品、野菜、果物、お惣菜、生花などを販売するお店や海鮮をはじめとする苫小牧のご当地グルメが味わえる飲食店など、21店舗が並んでいます。

苫小牧駅前にあった朝市が駅前地区の土地区画整理に伴って、昭和47年に建設された苫小牧公設食品卸売センターへ移転したのが同市場のはじまり。当時は、卸売市場でしたが平成15年に小売市場へ業態を変えて『海の駅ぷらっとみなと市場』になったそうです。

以来、苫小牧市民の台所として親しまれている同市場ですが、札幌や新千歳空港からアクセスが良いこともあって、たくさんの観光客も訪れる人気のスポットとなっています。

周囲にはさまざまな施設が!見どころ満載

『海の駅ぷらっとみなと市場』の敷地内には、無料で見学できる『ほっき貝資料館』があります。ホッキ漁の方法や歴史、ホッキ貝の栄養やホッキ料理のレシピなど、ホッキ貝に関するさまざまな資料が展示されており、ホッキ貝好きにはたまりません!

また、苫小牧はプロ野球『東北楽天ゴールデンイーグルス』で活躍している元大リーガー田中将大投手の母校『駒沢大学附属苫小牧高等学校』がある街としても知られています。施設内には同校野球部の資料が展示されているコーナーがあり、田中投手のサイン色紙も飾られていました。

周辺施設にも注目。道路を挟んで向かい側には、生ホッキ丼やホッキカレーなどが味わえる『魚金食堂』と、昨年2021年11月にオープンしたばかりの『とまこまい海の駅ほっき館』があります。

『とまこまい海の駅ほっき館』では、なんと“ホッキ貝の潮干狩り”が楽しめますよ。生きているホッキ貝を砂の中から掘り出す珍しい体験。ゲットしたホッキ貝は店内で調理してくれるので、その場で食べることもできるそう。

行列が途切れない!? 朝5時から営業している人気食堂

『海の駅ぷらっとみなと市場』のすぐ近くには、朝5時の開店から行列が途切れない人気のお店『マルトマ食堂』もあります。この日は平日というのに、この行列。少なくとも1時間待ちは覚悟しなければなりませんね。

名物は、苫小牧のご当地グルメ『ホッキカレー』と採れたて新鮮な海鮮ネタがふんだんにのせられた『マルトマ丼』。

食べてみたかったのですが、この行列に並ぶ気持ちにはなれず、次回に持ち越しです。

 

札幌や新千歳空港からもアクセスが良い場所にある苫小牧の『海の駅ぷらっとみなと市場』。地域密着型の市場として苫小牧市民に親しまれていますが、観光客にも人気の魅力いっぱいのスポットです。

北海道を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

<施設情報>
■海の駅ぷらっとみなと市場
■所在地:北海道苫小牧市港町2-2-5
⇒マップで見る

■施設名:とまこまい海の駅ほっき館
■所在地:北海道苫小牧市汐見町1丁目
■電話番号:0144-82-8288
■営業時間:9時~16時
■定休日:水曜

■施設名:マルトマ食堂
■所在地:北海道苫小牧市汐見町1丁目
■電話番号:0144-36-2023
■営業時間:5~14時
■定休日:日曜・祝日

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