道の駅ウトナイ湖館内01

旅はここから!新千歳空港についたらまず寄ってほしい「湖畔に佇む絶景道の駅」(苫小牧市植苗)

北海道の空の玄関口「新千歳空港」から車で15分ほどの場所にあるウトナイ湖は、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されている自然豊かな湖です。

このウトナイ湖畔にあるのが「道の駅ウトナイ湖」。館内からはウトナイ湖の自然豊かな景色や湖に飛来する渡り鳥や水鳥の姿を観ることができます。

自然や野鳥と触れ合えるウトナイ湖

ウトナイ湖は、周囲9km、面積275ha、平均水深0.6mの淡水湖。周囲には湿原や原野など豊かな自然が広がり、「動植物の宝庫」や「野鳥の楽園」などといわれています。

面積約510haにも及ぶウトナイ湖とその周囲は、国指定鳥獣保護区特別地区に定められているほか、日本を代表する渡り鳥の中継地として、日本で4番目にラムサール条約登録湿地に登録されました。

とくに白鳥やカモ、ガンなどの渡り鳥にとっては重要な中継地で、冬には湖岸を埋め尽くすほどたくさんの渡り鳥が飛来します。これまで確認された野鳥はなんと270種類ほど。バードウォッチングの人気スポットにもなっています!

館内からウトナイ湖を一望できる道の駅

そんなウトナイ湖畔にあるのが「道の駅ウトナイ湖」。

湖に面した側には大きな窓があり、館内からウトナイ湖を一望できます。

以前は、窓際に双眼鏡が設置してありましたが、現在は新型コロナウイルス感染予防のため使用できないので、バードウォッチングを楽しみたい方は双眼鏡を持参するのがおすすめです。

館内には苫小牧の特産品であるホッキ貝やハスカップを使った商品や日本野鳥の会のオリジナルグッズなど、ここでしか買えない商品が並ぶ「アンテナショップ ミール」、ホッキ貝やホタテ、アサリ、エビ、イカの5種類の魚介が入った『ほっきシーフードカレー』が人気の「ラポ・ラポラ食堂」などがあります。

「農林海産物直売所」には、周辺で採れた新鮮な農産物や加工品、「海の駅ぷらっとみなと市場」の海産物などが並びます。なかでも人気なのは、水揚げ日本一を誇る苫小牧のホッキ貝を使った『ほっき弁当』です。

ホッキ貝の味がたっぷりしみ込んだ炊き込みご飯に、苫小牧のブランド豚『B1とんちゃん』を使ったシューマイが添えられています。

展望台からの景色は最高!

「道の駅ウトナイ湖」に隣接して建てられているのが、2019年3月にオープンした「ウトナイ湖展望台」です。

エレベーターが設置された扇形3階建て+屋上の建物で、1階に設置されたモニターには、ライブカメラで映されたウトナイ湖の映像が流れています。2階は展望ホールになっていて、ガラス越しに景色を楽しめますよ。

3階と屋上の展望デッキからは、さわやかな外の風を浴びながらウトナイ湖の景色を堪能できます。

また「道の駅ウトナイ湖」のすぐ近くには、ビジターセンターの役割を持つ「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」もあり、野生の動物や鳥類との正しいふれあい方や自然保護などについて学べます。

 

今回、訪れたのは3月下旬だったため渡り鳥の姿はありませんでしたが、季節によってはハクチョウやマガンなどたくさんの野鳥を観ることができます。

北海道の空の玄関である「新千歳空港」からは車で15分ほど、海の玄関「苫小牧フェリーターミナル」からも20分ほどとアクセスがいいので、北海道にきた際には「道の駅ウトナイ湖」に立ち寄ってみてください。

<施設情報>
■道の駅ウトナイ湖
■所在地:北海道苫小牧市植苗156-30
⇒マップで見る

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