夕食

日本海の見える露天風呂も!リーズナブルなのに「新鮮海の幸」も堪能できる癒し宿(岩内町字野束)

岩内町は、積丹半島の西側の付け根に位置する港町です。目の前には積丹ブルーと呼ばれる真っ青な海、そして南にはニセコ連峰を望み美しい自然に囲まれています。

また、岩内岳のふもとの高原には岩内温泉があり、日本海を眺めながら温泉を楽しめます。今回は、岩内温泉の宿のなかから多くの有名人も訪れた人気の宿「いわない温泉おかえりなさい」をご紹介します。

天然木をふんだんに使った名建築「いわない温泉おかえりなさい」

「いわない温泉おかえりなさい」は、1993年に純和風の高級旅館「円山温泉聖観湯」として開業しましたが、2010年に経営者が変わり、2014年には名称を「いわない温泉おかえりなさい」に変更。リーズナブルな料金で宿泊できる宿として生まれ変わりました。

名建築といわれる建物は、総ケヤキ張りの床が美しく日本情緒を満喫できます。

有名人も多く訪れているらしく、フロントのカウンターにはサイン色紙並んでいました。

その中心に置かれていたのは、テレビ番組『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS)でお馴染みの吉田類さんの色紙。吉田類さんのファンとしては、同じ宿に泊って温泉と料理、そしてお酒を楽しめるなんて感激です。

海側の部屋からは岩内町と岩内港を一望できる

客室は落ち着いた雰囲気の和室。さすが、かつて和風高級旅館だけあって、ゆったりとくつろげます。

部屋には、冷蔵庫や液晶デジタルテレビが完備されていて、フェイスタオルやバスタオル、歯ブラシ、浴衣、石鹸、ボディソープ、シャンプーなどアメニティも用意されています。

この日、宿泊できたのは海側の景色のよい客室。あいにく雪が降ってあまり視界がよくありませんでしたが、遠くに岩内港と岩内町の街並みが一望できます。山側の部屋からは遠くに岩内岳を望むことができるそう。

前浜で採れた新鮮な海の幸が並ぶ夕食

今回、一番リーズナブルなプランで宿泊したのですが、夕食には前浜産の根ホッケやイカの刺身など新鮮な海の幸が並んでいました。ほかにも、ウニやアワビ、毛ガニ付きのプランも選べます。

こんなに美味しそうな料理が並んでいたら、やっぱりお酒が飲みたくなるということで、追加で注文したのは『岩内地ビール』。

岩内町は、明治4(1871)年に日本ではじめて野生のホップが発見された場所で、ビールとの関係が深い町。『岩内地ビール』には、岩内沖の海洋深層水が使われています。

この『岩内地ビール』は「道の駅いわない」などでも販売されているので、お土産として購入することもできます。

天然木をふんだんに使った温泉からは日本海を一望

浴室内は撮影しておりませんが、温泉のなかにも湯船から天井まで、ふんだんに天然木が使われています。

内湯の大きなガラス窓からは、日本海の景色を一望できます。夜にはイカ釣り漁船の漁火を眺めながら温泉が楽しめます。また、露天の岩風呂もあり、岩内町の美しい自然を感じながらゆったり過ごせますよ。

泉質は、優しい湯あたりのナトリウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)で、贅沢に源泉をかけ流している天然温泉です。

 

有名人も訪れる人気の宿「いわない温泉おかえりなさい」は、高級旅館の雰囲気と新鮮な海の幸がリーズナブルに満喫できます。ぜひ、また行って宿の人に「おかえりなさい」といわれたいですね。

<施設情報>
■いわない温泉おかえりなさい
■住所:北海道岩内郡岩内町字野束491番地21
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