ラーメンの秘密史

ラーメンファンなら、知ってほしい!世界に誇る日本食ラーメンの秘密史!

初めまして。西山製麺のめん助です!西山製麵の(Hokkaido LIKERS)セクションへ ようこそ!こちらでは、毎回、札幌ラーメンに関する情報、ストーリー、エピソードまたは新商品をご紹介します!

現在、札幌ではラーメンは街のシンボルの一つ。しかし、日本で いつから、またどうやってラーメンは人気な食べ物になったのか。その歴史について、お話したいと思います。

タイムスリップしますので、ご用意ください!

それでは、出発!

ラーメンは室町時代から?

麵料理が初めて文献に登場したのが100~200年頃の中国です。この頃の麵料理は茹でた麺の上に具材を乗せたりする料理が主流でした。その後、茹で、蒸し、焼き、揚げといった麺の料理方法も増え、中国各地の特産物が加わり様々な麺料理が誕生しました。唐の時代には既に牛を使ったスープや具材の牛肉麺や蘭州垃麺の原形が誕生しています。

数年前までは、日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門『徳川光圀』、1697年の江戸時代と言われていましたが、2017年7月に、1697年から遡る事200年、室町時代に“ラーメン”にまつわる記述があったとわかりました。室町時代の僧侶の日記「蔭涼軒日録」の中に、中国のレシピを参考に1488年に経帯麺を調理し、来客に振る舞ったとの記述があります。中華麺の定義は、かん水を使用していること。このレシピを調べたところ、「経帯麺」は小麦粉とかん水を使うことが分かり、日本初のラーメンの可能があると結論付けました。

詳しくは:こちら

江戸時代の終わり頃、安政の開国により5つの開港となった。横浜港、函館港、新潟港、神戸港、長崎港である。

 

黒船!!開国!!ラーメン!!

中国との交易も増え、1870年には横浜で中華料理店が居留地に登場、1899年には居留地廃止となり中国料理店が一気に増え始めました。そして、1910年に日本初のラーメン店『来々軒』がオープンしました。この当時のラーメンは日本人向けにアレンジした醤油味、具材は中国料理の『チャーシュー』『メンマ』『ネギ』を基本としたシンプルな物だったようです。その後、関東の食堂でもラーメンが出されるようになり、『うどん』『そば』等の具材にあった『麩』『ゆで卵』『ナルト』『海苔』『ほうれん草』などもラーメンに使われ始めたそうです。

そして、1923年の関東大震災の後、関東に出稼ぎに来ていた多くの人が家を失い日本各地に帰郷、これより全国各地にラーメンの調理方法が伝わったようです。

詳しくは:こちら

 

今回は日本ラーメンの伝説的なストーリーを一緒に見ました。次のエピソードは札幌ラーメンの誕生についてになります!お楽しみにしてください!それでは、また!

To be continued

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