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本州で一人暮らしをする道産子大学生に調査!正直なところ「もらって嬉しい仕送り」3つ

2021.10.23

本格的な冬もすぐ目の前。筆者の住む東京でも、手足が少し冷たく感じられるようになってきました。

そんな寒いシーズンに届くと心温まるのが“仕送り”。もちろん送る、受け取るタイミングは人それぞれでしょうが、不思議と寒い季節に届くといつになく嬉しいもの。

今回は東京で一人暮らしをする筆者と同じく、地元の北海道から全国各地に住む大学生の友人たちに“仕送り事情”を聞いちゃいました!

待ち受けるのは親子の感動? それとも、衝突のち勘当……? 保護者の皆さま、必見ですよ!

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1:全会一致!北国の「お菓子」

今回友人たちに聞き取り調査をしましたが、正直なところ意見が割れました。結局、ライフスタイルが異なれば欲しいものも変わるようです。

たとえば、筆者は学生マンションに住み、朝食と夕食は寮の食堂で食べさせてもらっています。つまり、自炊しないのです。一方で、どんなに忙しかろうと自炊をする、頭が下がる大学生もいます。自炊の有無は大きく、もはや共通点も見つからずここまでかと観念したその時。

メシアはいました。北国が誇る“お菓子”です!

単にスナック菓子など、北海道外で手に入るものでも嬉しいという声もありました。しかし、普段は北海道を象徴するものとして他の人にあげていたお土産系の“お菓子”。これです。

知っているけど食べたことのないもの、食べたいけどそんなに買えないもの。実はたくさんありますよね? いつも空港や駅やデパ地下で羨望のまなざしを向けている、あんな“お菓子”やこんな“お菓子”。そんな“お菓子”たちが送られてきたら、頬が緩むこと間違いないのです!

2:自炊民にはありがたい「野菜・お米」

前述の通り、自炊をしない筆者は送ってもらったことがありませんでしたが、複数の意見が寄せられたのが“野菜”と“お米”。自炊民にはありがた~い存在なようです。

たしかに野菜に関して言えば、一人暮らしだとそんなにたくさんの量がいるわけではないですが、最低限は必要というものでしょう。

ですから「あれば使う」し、「ないならないで、なんとかする」から、食べる野菜の種類に偏りが出るなんてことも考えられますね。

一方のお米は自分で購入することもできますが、重くて買うのがうっとうしくなり、買うのを先送りするなんてことも起こりそうです。

また、北海道産米や地元のお米に慣れて本州のスーパーで買うお米が口に合わない、なんて人も稀にいるかもしれませんね。某CMでのタレントよろしく「コシヒカリもいいけど、私は北海道米の方が好き」。……なんてね。

野菜もお米も嬉しい仕送りの一つ。なかには、苦手な野菜を送られ続けて、渋々食べていたら食べられるようになったなんて話も。遠隔食育ですね(笑)

でも、送りすぎにはご注意を。

3:ちょっぴり「お高いもの」はなんでもあり?

その他に聞こえてきた声は、“高くて自分では買わないもの”。その代表格とも言えるのが“果物”です。近所のスーパーにいくらでも売ってはいます。売ってはいるんです。でも、やっぱり一人で食べる用に買うのはちょっと考えものです。筆者もせいぜい冬にみかんを買うくらいでしょうか。

実際の仕送りに入っているのがどんな種類の果物なのかは人それぞれでしょうが、メロンやシャインマスカットなんていう、実家でもそんなに食べないなと思うような“高級フルーツ”を挙げてくれる人もいました。

結局のところ、一人ではまず買わないもの、ちょっぴりお高いものならなんでも嬉しいんですよね。ただし、多すぎるのも困る! 生意気な学生どもですみません(笑)

他にもレトルト食品やカップ麺、洗剤などを挙げる人もいました。ただし、どれもやっぱり適量が条件。なかなか減らない、なんて声もチラホラありました。

送る / 受け取る前に量の相談はマストかもしれませんね。

 

今回の印象的な言葉は「いらないものはほとんどない」。保護者の皆さま、きっとこれが一人暮らし大学生の総意です。

 【画像】SeventyFour、Retirementbonus、TRAN THI HAI YEN、Kei Shooting、/shutterstock、LENblR / PIXTA(ピクスタ)

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