
SHIROがもっと好きになる!リアルな体験をチラ見せ。「みんなの工場 見学ツアー」(砂川市)
北海道砂川市にある循環型複合施設『みんなの工場』には、『SHIRO』の魅力を余すことなく感じられる『みんなの工場 見学ツアー』があります。
ライター・佐藤が実際にツアーに参加してきたので、その魅力の一部を、ほんの少しだけ特別にお見せします。
「みんなの工場 見学ツアー」とは?

『みんなの工場 見学ツアー』とは、スタッフとともに施設を巡り、『SHIRO』の製造工程や想いを知ることができる、60分のガイド付き見学ツアーです。
参加すると誰もが『SHIRO』を好きになってしまうような、魅力たっぷりのツアー。ツアーではどんなことが知れるのか、実際に参加してきたからこそわかる!見どころを3つご紹介します。
1:工場エリア
工場と施設の間には、ガラス1枚のみ。工場エリアでは、研究開発室や素材の前処理室、調合室、充填室、包装室で仕事をしている様子をすべて見ることができます。

月に2〜3回、53kgもの酒かすと米ぬかを、スタッフが一日かけて手作業で搾る日があります。
機械化を試みたこともありましたが、「品質を保つには手にはかなわない」との理由から、現在も手作業を続けているそうです。

製品にキズや汚れがないかを、スタッフがひとつひとつ丁寧に検品しています。そうした細やかな作業の様子や、ツアーでは参加者だけが知ることができる、裏側の情報も盛りだくさんです!
2:「SHIRO」の軌跡
ツアーでは、『SHIRO』歴史や『みんなの工場』ができるまでの道のりも、深く知ることができます。

『SHIRO』の前身である『LAUREL(ローレル)』の製品も展示もされており、パッケージの変遷とともに『SHIRO』の歴史をたどっていくことができます。

『みんなの工場』ができるまでの道のりも、ただ知るだけではなく、ガイドさんの深いお話には思わず引き込まれます。
「自分たちで考え、自分たちがつくりたいものをつくる」。そんな想いから始まった取り組みが、やがて「みんなで考え、みんなでつくる」と変化していった背景にも触れられ、ものづくりのあり方を改めて考えさせられます。
3:SHIROが目指す3つの循環
『みんなの工場』は、地域社会に根ざし、地球環境に配慮した循環型の施設を目指すため、“水の循環”、“森の循環”、“食の循環”に取り組んでいます。
たとえば“水の循環”では、化粧品の製造工程で出た排水をリサイクル層で浄化し、スタッフ用のトイレで再利用。

また、製造工程で出る残渣やカフェで出る生ごみは、外にあるコンポストに入れ堆肥にしています。
このコンポストは、砂川の小・中学生、高校生が一緒につくったもの。外壁に使用したカラマツの端材を活用しています。

キッズスペースのジャングルネットの天井には、子どもたちの遊ぶ声が響きすぎないよう防音材を設置。実はこの防音材は、スタッフの古いユニフォーム約3,000着をアップサイクルしてつくっています。
子どものおしごと体験「みんなのおしごと」も!

工場見学ツアーのほかに、子どもが“働く”と“稼ぐ”を学ぶ、子どものおしごと体験プログラム『みんなのおしごと』もあります。
施設内の掃除や無料シャトルバスのウインカーの点検など、実際にスタッフが行なっている仕事の一部を体験できますよ!
詳細情報

みんなの工場
住所:北海道砂川市豊沼町54-1
電話:0125-52-9646
営業時間:10:00〜19:00(不定休)
みんなの工場見学ツアー 外周コース(10:30~11:30)
所要時間:60分
参加費:【大人(18歳以上)】1,100円【小学生以上】550円【小学生未満】無料
予約上限数:1日10名
※日曜日・月曜日・祝日は受付不可
北海道Likersライターのひとこと
『SHIRO』の深い想いを知り、その想いが少しずつ形になっていることを体感して、胸がいっぱいになりました。
ここにいる子どもたちの原体験が、いつか新たな価値を生む。そんな未来が感じられる空間でした。
取材・撮影・文/佐藤絵理 写真/KeitaSawa ©SHIRO CO., LTD.
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。