【新店】なぜそこに…？変わった場所に現れた「ピーナッツバター」を使ったソフトクリーム屋さん＜編集部のおすすめ＞

2023.05.29

北海道Likers編集部

北海道が好きな人のために北海道の魅力を発信する『北海道Likers』。いつもご愛顧いただきありがとうございます。

今回は、2023年5月に人気だった記事を“編集部のおすすめ”として1本ピックアップ！

この機会に、“知らなかった北海道の魅力”に出会っていただけたら嬉しいです。

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【新店】なぜそこに…？変わった場所に現れた「ピーナッツバター」を使ったソフトクリーム屋さん

これから暑くなってくると食べたくなる“ソフトクリーム”。筆者は道内各地でソフトクリーム巡りをしていて、見つけると必ずと言っていいほど食べてしまうほどソフトクリームが大好きなんです。

2023年4月22日、今までにない変わったソフトクリームを提供するお店が由仁町でオープンしたと聞き、伺ってきました。一体どんなソフトクリームなのでしょうか。

レストランの敷地内にオープンしたソフトクリーム屋さん「Be nut’s」

新しくオープンしたお店は、「Be nut’s（び～なっつ）」。由仁町の西三川エリアにある「畑のレストラン　ひら里（以下、ひら里）」さんの敷地内にお店があります。

出典: 北海道Likers

こちらがお店の入り口。看板がお店の目印で、駐車場は「ひら里」さんと共有です。早速車を停めてお店へ向かいましょう！　お店は敷地内にあるということですが、表からはまったく見えません。

出典: 北海道Likers

「ひら里」さんの建物左側にある立て看板が見えたら、そのまま奥へと進みます。

出典: 北海道Likers

右手に見える窓のある小屋が購入場所。小屋の外壁はピーナッツカラーで、ガレージには立て看板と同じピーナッツのキャラクター『び～なっつくん』が大きく描かれています。お店のInstagramアカウントにも書かれているとおり“由仁（ユニ）ーク”な場所にあるのですが、ここにお店を開くことができたのは、オーナーである広瀬さんの思いを聞いた友人との縁だったそう。

「当初はキッチンカーの購入を考えていました。しかし、コロナ禍でキッチンカー需要が高まっていたため入手が難しくなり、一時期はオープンを諦めていたんです」

出典: お店の周りの風景　北海道Likers

そんなとき、ご友人の母親から「ひら里」さんを紹介され、レストランで働くことにした広瀬さん。

「やはり接客は楽しいと感じ、諦めかけていたお店をやはり開きたいなと思っていたところ、“ひら里”のオーナーさんから“敷地内に使っていない小屋があるから、そこでやってみない？”と声をかけていただいて。おかげでお店をオープンすることができたんです」

お店のロゴは昔からの友人に制作してもらい、ガレージのペイントは、「ひら里」さんに素敵なペイントをされたキッチンカーで食べに来られた方がいて、聞いてみると娘さんがペイントされたとのことだったのでお願いして描いてもらったそう。

いろいろなタイミングがうまく重なり、構想から1年ほどで開店されたそうです。

ピーナッツバターのソフトクリームはどうやって誕生した？

「Be nut’s」さんで提供するソフトクリームは『みるく』『ぴ～なっつ』『みっくす』と限定のフレーバー。数あるソフトクリームのフレーバーのなかでなぜ“ピーナッツ”を選ばれたのでしょうか。

広瀬さんは小さい頃からピーナッツバターが大好きで、ピーナッツバターが挟まったパンをよく食べていたそう。「ピーナッツバターで何か作れないか」と考えていたところ、「同じく大好きだったソフトクリームと組み合わせてみては」と思い立ち、作ってみることに。

出典: 北海道Likers

こちらが『ぴ～なっつ』。淡いベージュのような色で、舌触りがとってもなめらか。香ばしいピーナッツの風味が口の中いっぱいに広がります。

制作過程ではピーナッツバターがソフトクリームの材料となかなか混ざらず、ピーナッツバターの量を試行錯誤したそう。

出典: 北海道Likers

ソフトクリームにソースなどのトッピングができるということで『ぴ～なっつ』のソース（+20円）とクラッシュナッツ（+30円）をトッピングしてみました！　ピーナッツの風味がさらに感じられ、香ばしさと食感もプラス。ほかに定番のソースとしてチョコとキャラメルがあり、限定のソースが登場することもあるそうです。

出典: 北海道Likers

「無料でお使いいただけるシナモンと塩もあるので試してみてください！」ということで、広瀬さんおすすめの塩をかけてみました。意外な組み合わせですが、これはやみつきになりそう。

ピーナッツバターと聞くとこってりしているイメージを持つかもしれませんが、後味は思っていたよりさっぱりしていました。

「Be nut’s」はできなかったことに挑戦するための場所

出典: 北海道Likers

広瀬さんは道内の某お菓子メーカーで働き、研究や商品開発を行っていたそう。

「限定商品の開発などとても楽しく行っていたのですが、妊娠をきっかけに地元へ戻りました。“Be nut’s”はやりたかったこと、作ってみたかった味に再び挑戦できる場所だと思っています。ピーナッツバターのソフトクリームもまさにその1つ。大好きなピーナッツバターとソフトクリームの商品を作ることができました。おいしいと思う組み合わせや旬のものを使って、これからもソフトクリームなどの新メニューを作っていきたいです」

期間限定商品や営業スケジュールはInstagramアカウントで発信されているので、事前の確認をおすすめします。今回はご紹介できませんでしたが、シェイクもおすすめとのことなので、ドライブついでに立ち寄ってみてください！