親子3代で盛り上げる!30年以上変わらない「北海道ならではのカレーハウス」【帯広市】
帯広市にある「カレーハウス アパッチ」をご存知ですか? 十勝でカレーといえば、有名なチェーン店を思い浮かべてしまいますが、実は「カレーハウス アパッチ」も地元で30年以上愛される名店です。
今回はそんな同店のカレーはもちろん、お店を営む親子もご紹介。味を守り続ける父と、女性目線をいかした店舗づくりをする娘。お二人それぞれの想いに迫ります。
創業31年!変わらぬカレーの味を守り続ける
「カレーハウス アパッチ」は、1991年に「藤丸百貨店」付近でお店をオープン。その後、2005年に国道38号線沿いの飲食店で間借りをしながら営業を続け、2020年3月に帯広東11条郵便局隣へ移転しました。
店名の“アパッチ”はアメリカの先住民族のことで、“勇猛果敢・神出鬼没”なカレー店を目指して命名。
店内に入るとグランドピアノやギターが置いてあり、ゆったりとした空間。カウンター席やテーブル席、小上がりがあり、一人でも家族連れでも入りやすいお店です。
『アパッチカレー』は、500円とリーズナブルな価格。
今回、筆者がいただいたのは『道〜だ!カレー』1,200円(税込)。
ソーセージ、揚げたじゃがいも、コーン、チーズがトッピングされていて、北海道らしい具材。お米が北海道の形になっていて、福神漬けのある場所はちょうど帯広市なのが面白いですね。
カレールーはお米と絡みやすく、どちらかというとサラサラ系。スパイスの中にフルーツの甘味と酸味を感じます。
創業当時から変わらない味を守り続けていて、昔からのお客さまにも「変わらないね」と言われるほどだとか。
父から娘へ。そして孫へと受け継がれる
店長で娘の牧野史枝さん(写真左)と、長年味を守り続ける父の櫻井靖真さん。前の店舗では櫻井さんが一人でお店を切り盛りしていましたが、年齢を重ねた父を心配した牧野さんが一緒に働くことを提案。
「家族で一緒に仕事をしていて辛いことはありませんか?」と質問すると、牧野さんは笑顔で「外にでかけてお互いに発散しています」といいます。櫻井さんは近くのお店へ飲みに行ったり、牧野さんは最近ギターを始めたりと、お互いの時間を楽しんでいるのだとか。
「カレーハウス アパッチ」を始める前から、自宅兼店舗でレストランを経営されていて、牧野さんは小学生のころからお店の手伝いをしていたそう。皿洗いから始まり、中学生になるとホールに出て接客をしていました。「もちろん、友達と遊んだりしましたよ。ただ、気が向いたらお店の手伝いをしていましたね」と牧野さん。長年一緒に仕事をしていた経験が、現在に繋がっているようです。
現在の店舗は、娘の牧野さんの意見がいかされています。女性客でも入りやすいような店舗にするため、カフェのような空間にしました。
店内にはなんとキッズルームも。牧野さんの母親としての経験がいかされました。彫りごたつになっている小上がりは、年配のお客さまにも好評。「以前の店舗に比べると、女性客や家族連れが増えました」と櫻井さんが話してくださいました。
そして、調理師専門学校で製菓づくりを学び終えたお孫さんも、現在お店を手伝っています。あいにく取材時にお孫さんとお会いすることはできませんでしたが、「ゆくゆくはスイーツもメニューに加えたい」と母である牧野さんはいいます。
カレーの味を守り続けながら、新しい目線やメニューで変わり続ける「カレーハウス アパッチ」。これからも地元に愛されるお店であってほしいと思いました。
取材時、常連のお客さまにあたたかな接客をしていた牧野さん。そして、父の櫻井さんも優しいお人柄。ほっと落ち着ける空間は、内装だけではなく人によるものが大きいと感じました。
「カレーハウス アパッチ」の落ち着ける雰囲気の中、創業当時と変わらないカレーを味わってみてはいかがでしょうか。
<店舗情報>
■カレーハウス アパッチ
■住所:北海道帯広市東11条南8丁目(帯広東11条郵便局となり)
■電話番号:0155‐22-6200
⇒営業時間など詳細はこちら
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