札幌の真ん中で旅行体験!? 十勝のIT企業が手がける「世界初の技術」とは
コロナ禍でじわじわと注目を集めている“バーチャルツーリズム”。写真や映像などを用いてその場で旅行気分を味わえる体験プログラムです。
今回、北海道大学の「北海道ワインのヌーヴェルヴァーグ研究室」と十勝・浦幌町の「フォレストデジタル株式会社」が共同企画し、北海道ワインの生産現場であるブドウ畑を空間型VRにて投影する『没入自然空間 uralaa park hokudai(うららパークほくだい)』が北海道大学総合博物館にて期間限定でオープン! 入場無料、予約不要です。
リラックス効果抜群!最先端スポット「uralaa park(うららパーク)」
『uralaa park(うららパーク)』は大型のマルチスクリーンによる映像やサラウンド音響システム、自然のアロマなどを用いて、実際に自然にいるような演出を行う体験型施設です。
2020年12月には浦幌町に『uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)』がオープン。施設には壁と天井に5面の大型マルチスクリーンが貼られ、十勝の森林や屋久島の天然杉などを映し出すことで視覚から森の中にいるような感覚に包まれます。そしてサラウンド音響システムによる森の風や木々が揺れる音、自然のアロマを用いた天然の木々の香りを再現。聴覚・嗅覚からもアプローチをすることで、実際の自然の再現度をより高めています。
『uralaa park』ではVR体験などから想起されるようなHMD(ヘッドマウンドディスプレイ)など特別な機器は不要! 世界初の技術により多様な天井・壁のサイズに対応し、継ぎ目も違和感なく、自然空間に没入できてしまうのです。最先端技術により『uralaa park』を体験したゲストの96%が「リラックスできた、心を穏やかにすることができた」と回答しているそうです。
そして注目すべきは「体験した場所に行きたくなる」“来訪喚起効果”を抱く人が多いということです! コロナ禍で出かけることが難しくなっている今、観光業界とのシナジーの高さが注目されています。
北海道ワインのふるさと、ワイン畑へバーチャル旅行!
そんな最先端のデジタル技術を用いて、今回『uralaa park hokudai』では北海道ワインの認知向上・魅力発信を目的に北海道ワインの生産現場であるブドウ畑を投影します。余市町の宍戸ヴィンヤードや浦臼町の鶴沼ワイナリーなどの映像を大型3面マルチスクリーンに投影し、さらに音響システムを用いてブドウ畑を再現! まさにブドウ畑の迷路に迷い込んだような体験が可能です。
北海道には実は53ものワイナリーが存在しており(NPO法人ワインクラスター北海道より。2021年10月時点)、国内外からワイン産地として注目を集めているんです! そんな実はすごい北海道ワインにバーチャル・ワインツーリズムの考え方を取り入れることで、普段は見ることのできない一次産業の現場の周知や地域の活性化などに繋がることが期待されています。
雪深い現在の北海道では見ることのできない映像が満載です。ぜひワイン畑へのバーチャル旅行を楽しんだあとには、本物の北海道ワインを楽しむ……という贅沢時間もセットでお楽しみください。
<イベント概要>
■日時:2022年2月26日(土)~2023年3月31日(金)10~17時 ※北海道大学総合博物館の営業時間に準ずる
■場所:北海道大学総合博物館 1階 COIブース(北海道札幌市北区北10条西8丁目)
■映像時間:15分程度を繰り返し投影
■料金:無料 ※事前予約も不要
【参考・画像】
北海道ワインの魅力を空間型VRで再現。没入自然空間「uralaa park hokudai」オープン / フォレストデジタル株式会社
北海道のワイナリー 一覧 / NPO法人ワインクラスター北海道
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