溢れる天然の旨味たっぷり。網走湖の大和しじみ
大和しじみが採れる網走湖は、網走市と大空町にまたがる網走川に位置し、淡水と海水が交じり合う汽水湖です。
重要湿地の指定地を含め、網走国定公園の中にあります。
湿地は、「女満別湿生植物群落」として、国指定の天然記念物となっています。
網走湖の周りには、原生林が広がり、豊富な栄養分を含んだ湖には、大和シジミ、シラウオ、スジエビなどが水揚げされ、特に、大和シジミの漁獲量は、北海道内の約8割を占めています。
網走湖の大空町女満別湖畔は、野鳥や野生動物が多く見られるスポットとして、また、夏祭りやキャンプ、冬には氷上ワカサギ釣りで賑わい、夕日が綺麗に見えるフォトスポットとしても、多くの人たちの憩いの場所となっています。
網走湖の大和しじみは、本州産よりも大きく、アサリと見間違うほどです。
資源量調査を行いながら、年間の漁獲量を決定し、資源保護のため、貝の厚さが14mmを越えないものは、湖に戻しています。網走湖周辺は、冷涼な気候のため、大和しじみの成長が遅いと言われ、貝の大きさが23mm以上になるまで、約8年を要し、その分、天然のうまみ成分をしっかり蓄えています。
大粒で味の濃いのが特徴の大和しじみ。ダシ汁はもちろん身もしっかり味わえて料理が楽しめます。
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