スタート直後のばん馬

【帯広・JR旅】初心者が1日満喫!世界唯一の「ばんえい競馬」完全ガイド(グルメ・観光も)

2025.11.29

世界で唯一、北海道帯広市で開催されている『ばんえい競馬』。体重1トンもの巨体が鉄そりを曳き、二つの山を越える迫力は想像以上!『競馬は初めて』という方でも、このガイドを読めば馬券の買い方からグルメ、周辺観光まで、一日中満喫できます。

ばんえい競馬場入口
画像:北海道Likers

筆者は『オグリキャップ』や『メジロマックイーン』が活躍した時代に、少しだけ競馬をかじった程度ですが、第35回有馬記念ラストランで優勝を飾った時の、「オグリ!オグリ!」の大声援は今でも忘れられません。今回は、北広島市在住の筆者が初体験レポートをお届けします!

アクセス:北広島から帯広競馬場への道のり

北広島駅を出発。南千歳駅で釧路行の「特急おおぞら号」へ乗り換えます。帯広駅に到着。東通り北口にあるバスターミナルで十勝バスに乗車し、約10分で『帯広競馬場前』に到着です。

ばんえい競馬場入口アーチ
画像:北海道Likers

徒歩約3分で帯広競馬場に到着。約3時間の行程で、JR・バス代金含め往復約17,000円でした。切符は事前に準備しておくとスムーズです。帯広競馬場行きの十勝バスは、交通系ICカードの利用は出来ませんが、現金またはQRコード決済サービスの利用は可能です。

到着:まずは必勝祈願!「輓馬神社」

十勝 輓馬(ひきうま)神社
画像:北海道Likers

まずは、入口にある『十勝 輓馬(ひきうま)神社』へ参拝し、必勝祈願。

うまみくじ
画像:北海道Likers

『うまみくじ』(100円)をひくと、“吉”でしたが、賭けの欄にはまさかの“大事なところで負ける”!? 気を取り直して、場内を散策します。

【スポット情報】
十勝 輓馬(ひきうま)神社
参拝可能時間:10:00~15:00
参拝休止日:夏期:無休/冬期:水曜日(年末年始は異なる場合あり) 

場内散策:十勝の恵み満載「とかちむら産直市場」

十勝の新鮮な野菜
新鮮な野菜が盛り沢山
画像:北海道Likers

『とかちむら産直市場』には、十勝の獲れたて野菜やばんえい十勝のお菓子コーナー、

乳製品
種類豊富な乳製品の数々
画像:北海道Likers

乳製品も豊富に並び、迷ってしまうほどの品揃えです。店先ではメークイン詰め放題がなんと100円で販売され、賑わっていました。

【スポット詳細】
とかちむら産直市場
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日(お盆や年末年始は異なる場合あり)

癒やしスポット:ばん馬と触れ合える「ふれあい動物園」

ふれあい動物園入口
画像:北海道Likers

『ふれあい動物園』では、可愛いポニーやウサギ、ニワトリ、ヤギたちが出迎えてくれます。

ミニチュアホース
可愛いミニチュアホース
画像:北海道Likers

ニンジンのエサやり体験(100円)のほか、動物たちとの記念撮影もでき、子どもたちが笑顔いっぱいに楽しんでいました。
【スポット詳細】
ふれあい動物園
営業時間:帯広競馬場 開門時刻~17:00
定休日:火曜日
料金:入場無料 

歴史と文化に触れる「馬の資料館」

馬の資料館
北海道開拓時代の馬の息づかいが伝わる『実物大レプリカ』
画像:北海道Likers

『馬の資料館』は、十勝の開拓に寄与した農用馬の馬具や写真、農耕の道具や貴重な資料、また、当時の現場を再現した『実物大のレプリカ』が展示され、開拓時代にタイムスリップしたような空間が広がります。

農耕道具
農耕の道具約6,000点の展示
画像:北海道Likers

【スポット詳細】
馬の資料館
営業時間:10:00~16:00(時期により18:00まで延長あり)
定休日:冬期のみ水曜日(正月除く)
料金:入場無料 

初心者にはありがたい…!馬券の買い方「ビギナーコーナー」で解説

ビギナーコーナー
画像:北海道Likers

13時から無料で『ビギナーコーナー』が開設されます。馬券の種類や買い方などをスタッフが分かりやすく説明してくれます。

ビギナーズガイドとオフィシャルガイドブックと馬券
画像:北海道Likers

また、こちらに置いてある初心者必見の『ビギナーズガイド』は、図解入りでとてもわかりやすくて便利なので、手に入れましょう。予想新聞『競馬ブック』を購入し、手堅くいきたいが、万馬券も手に入れたいという欲まみれの筆者。

(1)『競馬ブック』の予想を参考にする
(2)パドックでの馬の様子を見る
(3)気になる騎手で買ってみる
(4)気になる馬の名前で買ってみる ことにしました。

まずマークカードに記入します。初心者は赤い“ライトカード”がおすすめです。

発売機
画像:北海道Likers

発売機にマークカードとお金を入れると馬券が購入できます。

【スポット詳細】
ビギナーコーナー
営業時間:13:00~17:30前後(※終了後もまわりにいるスタッフが教えてくれます)
定休日:開催日以外
料金:無料 

いざ勝負!レース観戦「エキサイティングゾーン」の醍醐味

エキサイティングゾーン
画像:北海道Likers

『ばんえい競馬』は、競走馬のすぐそばで伴走しながら応援できる醍醐味があります。第1障害を越え、第2障害に差し掛かる頃、突然、ばん馬と騎手たちの動きが止まりました。これは馬たちに“息を入れる”という動作。

全力疾走するとばん馬の体力が持たないため、騎手は馬の様子を見ながら第1障害と第2障害の間で立ち止まり、息を整えるそうです。

スピードを競う平地競馬と異なり、ばんえい競馬はまさに人馬一体のパワーゲーム。騎手が馬の息づかいを感じ取り、絶妙なタイミングで“息を入れる(休憩させる)”技術が勝敗を分けることを、生で見て初めて実感しました。

ゴールへ向かうばん馬
画像:北海道Likers

第2障害を一気に駆け上がりゴールへ向かう馬へ、観客の声援が「おおーーっ!」「いけーー!」と、大きな盛り上がりを見せます。友人グループやカップル、老若男女入り乱れた声が場内に響き渡ります。

あの重いソリを曳く馬たちの筋肉の躍動を、こんなに間近で感じられるとは。他の競馬とは全く違う、まさに力と魂のぶつかり合いだと体感しました。

結果発表:初体験で馬券は当たった?

購入した馬券
画像:北海道Likers

気になった今井千尋騎手と鈴木恵介騎手で買っていた、第1、第2レースを、単勝(1着の馬を当てる一番シンプルな馬券)でそれぞれ当てることができました! やはり当たると嬉しいですね。

シチフクガクルと渡来心路騎手
シチフクガクルと渡来心路騎手
画像:北海道Likers

他にも、気になる名前『シチフクガクル』も“私に七福神がやって来ますように!”との願いを込め、パドックで見た軽やかで元気な姿も印象的だったので単勝で購入しました。既に一度購入していたことを忘れ、再度購入した筆者は、どれだけ福が来て欲しいのか……。結果は、惜しくも3着。見事に外れましたが、『シチフクガクル』健闘してくれましたね。

第1レースが14時頃発走なので、早く到着するとゆっくりじっくり予想が出来ます。いざレースが始まると、次のパドックを見たり、買い足したりと、あっという間に時間は過ぎて行きます。ラスト第12レースの発走は20時頃です。

※発走時刻は開催日時により多少前後します。

夜のイルミネーション
画像:北海道Likers

夜はイルミネーションが綺麗でデートスポットにも最適。あちらこちらでカップルを見かけました。

ばんえいグルメ:帯広ならではの絶品グルメを堪能!

ばかうまやの焼き鳥
左からエゾ鹿串ジャンボ900円、ラム串ジャンボ900円、美唄もつ串250円
画像:北海道Likers

ちょっと小腹が空いたので、炭火焼きの香ばしい香りに誘われて、入口の『ばかうまや本店』へ。

噛めば噛むほど味わい深く、一本、二本と食べたくなる、まさしく“ばかうま”な美味しさです。特にエゾ鹿串は十勝ならではのジビエなのでおすすめです。

【店舗情報】
ばかうまや
住所:北海道帯広市西13条南9 帯広競馬場内
電話番号:070-3309-2653
営業時間:13:00~19:30(帯広競馬場の開門時間により変動あり)
定休日:火曜日~金曜日(ばんえい競馬非開催日は定休)
※売り切れ次第終了

元祖カレーラーメン
画像:北海道Likers

場内には、食堂『Kitchenばんえい』や『とかちむら』もあり、飲食店が充実しています。

キッチンばんえい
季節によってメニューが変わる、大人気のKitchenばんえい
画像:北海道Likers

食堂『Kitchenばんえい』は定番のラーメンやカレー、北海道名物の『ザンギ』(430円)や十勝名物『豚丼』(800円)など、ご当地グルメも充実しています。早速、名物『元祖カレーラーメン(750円)をいただきます。

ラーメンの上にはトロっとした甘みのあるカレーがかかり、麺とスープ、カレーが口の中で一体となって食欲を満たしてくれます。少し肌寒かった場内で熱々のラーメンを食べると、身も心もほっこりと温まりました。

【店舗情報】
Kitchenばんえい
住所:北海道帯広市西13条南9 帯広競馬場内
営業時間:14:30~20:30(レース開催スケジュールによって変動)
定休日:火曜日~金曜日(ばんえい競馬非開催日は定休) 

たい焼きソフト
画像:北海道Likers

おやつには、とかちむらのカフェ、『マテナ珈琲』の『たい焼きソフト』(1,000円)をいただきました。

鈴木牧場のソフトクリーム
オーガニックグラスフェッドA2ミルク国内初の三冠を取った鈴木牧場のオーガニック牛乳使用のソフトクリーム
画像:北海道Likers

『鈴木牧場』の無添加にこだわって作ったソフトクリームは、濃厚なのにすっと溶けて、もっちりとしたミニたい焼きと一緒に食べても驚くほどすっきり軽やかな後味です。ミニたい焼きは、北海道産有機小麦で作った十勝産粒あん入りです。ソフトクリームの冷たさが、レース観戦で熱気を帯びた体に染み渡ります。

【店舗情報】
マテナ珈琲
住所:北海道帯広市西13条南8-1 とかちむら 西棟
電話番号:070-1326-8190
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日(年末年始は異なる場合有り) 

【お土産選び】旅の思い出を持ち帰る

画像:北海道Likers

『クランベリー』のスイートポテトなど、帯広・十勝のお土産をたくさん購入して帰路につきました。

今回の振り返り:ばんえい競馬一日満喫プラン

10時 到着
10時15分 『十勝 輓馬(ひきうま)神社』へ参拝し、必勝祈願。おみくじを引く(予算100円)
10時30分 『とかちむら産直市場』を散策。
11時 『ふれあい動物園』で動物とふれあう。
11時30分 『馬の資料館』で北海道開拓時代に思いを馳せる。
12時 食堂『Kitchenばんえい』で昼食(予算約1,000円)
13時 『ビギナーコーナー』で説明を聞く。馬券購入(予算約1,000円)
13時30分 パドックで馬を見る。馬券追加購入(予算約1,000円)
14時 第一レーススタート。
15時30分 おやつタイム。とかちむらのカフェでおやつを購入(予算約1,000円)
16時 パドックで馬を見る。馬券追加購入(予算約1,000円)
17時 払い戻しをする。

※予算は目安です

スポット詳細情報

住所:北海道帯広市西13条南9丁目
開催日:土曜・日曜・月曜(年末年始など変則日程あり)
入場料:無料(一部有料席あり)
電話番号:0155-34-0825

※レース開催時間などは公式ホームページをご確認ください

ライターのひとこと

朝から夜まで飽きずにたっぷりと楽しめました。十勝のお土産で帰ってからのお楽しみも盛りだくさん!

老若男女で賑わう『ばんえい競馬』ですが、夜はイルミネーションも綺麗で、筆者が思った以上に若者や友人のグループが多く見られました。想像以上にカジュアルな雰囲気で、デートスポットとしてもおすすめです。

競馬だけではなく、飲食店や産直市場、ふれあい動物園など、子どもから大人までが一日たっぷり遊ぶことが出来る『ばんえい競馬』に、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

写真・文/丸井 緑子

Sponsored by ばんえい十勝

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