普通の野菜と何が違うの? 北海道の新たな冬の味覚・新顔冬野菜を徹底解説【道内で食べられるお店も】
北海道には四季折々の食材に恵まれ、おいしい食べ物がたくさんありますが、実は今、“新たな冬の味覚”として『新顔冬野菜』が注目されています。
今回は、そんな『新顔冬野菜』と、楽しめる道内のお店を5つご紹介。今年の冬は北海道の新しいグルメ体験をしてみてはいかがでしょうか?
目次
普通の野菜と何が違う?「新顔冬野菜」とは
“北海道の新顔冬野菜”とは、寒さを活かした独自の栽培法と工夫から生まれた野菜のこと。
寒さに弱いと思われがちな野菜ですが、実は寒さを感じることで糖や栄養を蓄え、甘みや旨みが増すのだとか。みずみずしさや香りの良さも際立ち、冬の時期でも新鮮なおいしさを楽しめるのが特徴です。
北海道では、雪や冷気を利用した特別な栽培方法を取り入れ、寒さから守るための工夫や自然の力を活かすことで、従来の野菜とは一味違う、贅沢な味わいが楽しめると注目されているんです!
おすすめ新顔冬野菜1:冬期無加温栽培ちぢみほうれんそう
最初にご紹介するおすすめの新顔冬野菜は『冬季無加温栽培ちぢみほうれんそう』。ほうれんそう自体は馴染みのある野菜ですが、『冬季無加温栽培ちぢみほうれんそう』は、その名の通り葉が縮んでいるのが特徴です。
北海道のビニールハウスを活用した『冬季無加温栽培』では、秋に種を蒔き、冬に収穫します。
ハウス内に冷気を入れることで葉が縮み、寒さで糖を蓄えるため、甘さはフルーツトマト並みなんだとか! ビタミン豊富で鍋料理やシチューと相性抜群の野菜です。
おいしい「無加温栽培ちぢみほうれんそう」料理が食べられるお店
安平町にある『そば哲 本店』では、2025年1月6日(月)から31日(金)までの期間中、『ちぢみほうれん草入り卵あんかけ蕎麦』(1,050円)がいただけます。
【店舗詳細】
そば哲 本店
住所:北海道勇払郡安平町東早来259-39
電話番号:0145-22-2246
営業時間:10:00~18:30
定休日:水曜日・木曜日(祝日の場合は営業)
札幌にある『PIZZERIA DEL CAPITANO(ピッツェリア デル カピターノ)』では、2025年1月6日(月)から31日(金)までの期間中、『ちぢみほうれん草とリコッタチーズのピッツァ“ブラッチョディフェッロ”』(2,500円)がいただけます。
【店舗詳細】
PIZZERIA DEL CAPITANO(ピッツェリア デル カピターノ)
住所:北海道札幌市中央区南3条西7-6-4 TANUKISQUARE 1階 奥
電話番号:050-3699‐1534
営業時間:【平日】16:00~23:00【土日祝】12:00~23:00
おすすめ新顔冬野菜2:ゆきあまケール
次にご紹介するおすすめの新顔冬野菜は『ゆきあまケール』。ケールといえば青汁の原料で知られていますが、『ゆきあまケール』はその名の通り“甘さ”が特徴です。
『ちぢみほうれんそう』と同じく冬季無加温栽培で育てられ、寒さを感じることで糖を蓄えます。
そのため、苦みが少なくサラダやスムージーにもぴったり! 栄養豊富で、ビタミンやミネラルを手軽に摂れる体に嬉しい野菜です。
おいしい「ゆきあまケール」料理が食べられるお店
大丸札幌店の8階にある『RISTORANTE&BAR ITALIANAミアアンジェラ札幌大丸店(リストランテ&バー イタリアーナ ミア アンジェラ)』では、2025年1月6日(月)から31日(金)までの期間中、『北海道産ローストビーフと「ゆきあまケール」のシーザーサラダ』(1,480円)がいただけます。
【店舗詳細】
RISTORANTE&BAR ITALIANAミアアンジェラ札幌大丸店(リストランテ&バー イタリアーナ ミア アンジェラ)
住所:北海道札幌市中央区北五条西4-7 大丸札幌店 8階
電話番号:011-252-1119
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:不定休(大丸札幌店に準ずる)
おすすめ新顔冬野菜3:伏せ込み栽培アスパラ
次にご紹介するおすすめの新顔冬野菜は『伏せ込み栽培アスパラ』。『アスパラガス』は、気温が下がる秋冬は収穫が難しいとされている野菜ですが、北海道では『伏せ込み栽培』という技術で冬でも収穫が可能に!
春から秋に育てた根を冬にビニールハウスへ移して成長させて収穫します。
『伏せ込み栽培』によって常に新鮮な状態で収穫ができるため、みずみずしく甘みのある味わいが特徴で、旬の少ない冬の食卓に彩りを添えてくれる野菜です。
おいしい「伏せ込み栽培アスパラ」料理が食べられるお店
札幌・すすきのにある『北海道大雪ジンギスカン 雪ノ下』では、2025年1月6日(月)から31日(金)までの期間中、『アスパラガス(茹で・焼)』(500円)がいただけます。
【店舗詳細】
北海道大雪ジンギスカン 雪ノ下
住所:北海道札幌市中央区南五条西3-1-2 第一ブルーナイルビル 2階
電話番号:011-211-0444
営業時間:17:00~0:00(L.O.料理23:00 ドリンク23:30)
定休日:日曜日
おすすめ新顔冬野菜4:雪の下キャベツ
次にご紹介するおすすめの新顔冬野菜は『雪の下キャベツ』。みずみずしいバリッとした食感が特徴です。
秋に収穫されたキャベツが雪の下で冬を越し、雪の結晶間の空気層が天然の断熱材の役割を果たし、雪に守られることで乾燥することなく長期間保存が可能に。
生食はもちろん、加熱調理にもぴったりの冬の貴重な生野菜です。
おいしい「雪の下キャベツ」料理が食べられるお店
札幌市にある『オステリア・デラカーサ』では、2025年1月6日(月)から31日(金)までの期間中、『雪の下キャベツとアンチョビのペペロンチーノ』(1,540円)がいただけます。
【店舗詳細】
オステリア・デラカーサ
住所:北海道札幌市豊平区平岸1条19-2-45
電話番号:011-832-4343
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:00)/17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日:木曜日
新顔冬野菜が楽しめるお店はほかにも!
厳しい寒さが野菜をさらにおいしくする北海道ならではの『新顔冬野菜』。寒さを活かして育てられた冬限定の野菜たちは、その甘みや旨み、そしてみずみずしさで、まさに“冬のごちそう”と呼べる存在です。
今回ご紹介したお店のほかにも工夫を凝らした調理法で、野菜たちの魅力を最大限に引き出しているグルメがたくさん! 詳しくは『北の新顔冬野菜』ページもチェックしてみてくださいね。
北海道が誇る新しい冬の味覚。あなたもぜひお試しあれ!
文/北海道Likers編集部
【画像・参考】
※北の新顔冬野菜
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