本格派フィンランドサウナも!帯広空港すぐそばにオープンした注目のスパ施設【北海道中札内村】
温泉やサウナはお好きでしょうか? リフレッシュになる温泉・サウナは、旅行の目的のひとつにもなりますよね。
十勝地方にもたくさんの温泉・サウナ施設がありますが、2022年7月23日、中札内村の「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」内に新しい温泉施設「十勝エアポートスパ そら」がオープンしたのでレポートします。
「十勝エアポートスパ そら」はどんな温泉?
2022年7月に「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」内にオープンした「十勝エアポートスパ そら」は、とかち帯広空港から車で15分という好立地にあります。アクセス抜群なので、空港に早く着きすぎてしまった場合など、空き時間にも利用できますよ。
シャンプー類だけでなく、バスタオルやフェイスタオル、化粧水類も完備されており、すべて無料で利用可能。手ぶらでも大丈夫なのは、ありがたいです。
お湯は「美人の湯」として人気の天然モール温泉で、帯広駅近くの「ふく井ホテル」から毎日タンクローリーで運んでいるそう。その量なんと8トン!
内装は神殿風。露天風呂には寝湯があり、夜は星を眺めながら入浴できます。
サウナにもこだわり
最近流行中のサウナにもこだわっています。サウナ機材は、世界的に人気の高いハルビア製を導入。
男湯には2つのサウナ室があり、そのひとつが『メディテーションサウナ』。少し暗めで落ち着ける雰囲気。一定時間ごとにサウナストーンに水がかかるオートロウリュです。
もうひとつは『セルフロウリュサウナ』。本格フィンランド式のセルフロウリュが可能です。お座敷のようになっているので、足をのばしたり、立ち上がってロウリュの熱をしっかりと感じられます。
女湯にはサウナが一つ。オートロウリュ搭載の2つのサウナストーブがあります。サウナ室からは中札内の森を眺められるそうですよ。
外気浴スペースは、芝生が敷き詰められており、そのまま寝転ぶこともできます(冬は雪にダイブできるかも?)。筆者もはじめて体験しましたが、このタイプはかなり珍しいですね。周りが森に囲まれており、森林浴をしているような心地よさがあります。
水風呂にもこだわっていて、飲めるぐらいきれいな天然の井戸水(清流日本一にも選ばれている「札内川」の伏流水)を使っています。
超お得な情報
1回の利用料は1,000円。「十勝エアポートスパ そら」内や公式ウェブサイトでは、10枚つづりの回数券が3,000円というお得な入浴回数券も数量限定・今年限りで販売しています。これだけでもかなりお得なのに、なんと有効期限は10年! ウェブサイト以外にも、「ふく井ホテル」や「フェーリエンドルフ」売店でも販売されているそう。
また、北海道中札内村のふるさと納税返礼品にもなっており、寄附金額10,000円で入浴回数券10回分の回数券を受け取れます。
中札内村に温泉を
「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」広報担当の志鎌(しかま)さんにお話をうかがいました。
“フェーリエンドルフに温泉を作る”という構想は、先代社長の西恒夫さんのころからあったそうです。ですが、「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」がある中札内村は岩盤が固く、掘るのが難しい上に掘っても温泉が出る可能性が低いとの専門家の意見もあり、実現が難しかったとのこと。
そこで現社長の米田健史さんが別の温泉からお湯を運ぶ“運び湯”という案を思いつき、「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」に温泉を作ることになりました。計画時にどこからお湯を運ぶかは決まっていなかったそうですが、縁あって「株式会社そら」が「ふく井ホテル」を子会社化する運びとなり、話が進んだといいます。
「エアポートスパ」という名前には、「とかち帯広空港を利用する方にも使いやすいように」という想いが込められています。
温泉のロゴは同社の四十物(あいもの)さんが制作。「株式会社そら」のロゴを意識したカラーリングと、日高山脈を回る飛行機でエアポートをイメージし、ひと目ですぐに温泉だとわかるシンプルなデザインを目指したそうです。
「観光で来られる方にも地元の方にも、長く愛される施設にしていきたい」と志鎌さん。とかち帯広空港だけでなく、「道の駅なかさつない」や「六花の森」からも近いので、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
<施設情報>
■十勝エアポートスパ そら
■所在地:北海道河西郡中札内村南常盤東5線286 グランピングリゾートフェーリエンドルフ内
■電話番号:0155-67-5959
⇒営業時間など詳細はこちら
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【画像】十勝エアポートスパ そら