知ってるどら焼きと全然ちがう!職人こだわりの手作り

2025.12.17

良質素材と手作りにこだわり続けて、もうすぐ100年。

『すがの商店』町民に愛され、もうすぐ100年。変わらない美味しさのお菓子を作り続けている、すがの商店にお邪魔して、製造現場の職人技を見せて頂きました。

秘伝のレシピで作られるどら焼の皮。代々、職人さんが一枚一枚丁寧に焼き上げています。
現在、この皮を焼けるのは、専務の菅野さんと、ベテランの職人さんが2人の計3人だけ。

この日、焼いていた職人さんにお話を伺うと、「もう20年以上焼いてるよ、先代に焼き方を教わってね、その教え方が厳しくて厳しくて。「大きさが違う!」「焦げてる!」って怒られて「ダメだやり直し」ってね、鍛えられたよ」っと笑っていましたが、それでも、ずっとこうして焼き続けていてくれたことに感謝の思いです。

「今は、手の感覚だけで、同じ大きさにやけるけど、うまく焼けるまで、何年もかかったよ」
代々使われ続けている焼き台も、その歴史を感じます。さらに、焼きあがった皮に、最後に押す年季の入った「焼印」にも目が留まりました。
「イベントに合わせて焼印も変えてます、この焼印を作ってくれた職人もどんどん減っているので、大切に使っています」焼印を見ても、この味を守り続けてきた歴史を感じました。

北海道オホーツク圏で収穫された「あずき」から手作りした餡と、クリームを絶妙な甘さと割合でミックス。
秘伝のレシピで作られた生地は、一枚一枚、職人の手で、ふっくら、しっとりと焼きあげています。
こだわりのクリーム餡を、こだわりの生地で包みこみ、製造直後に冷凍します。解凍して冷たい状態で食べると、とても口当たりがよく、知っているどら焼とは、全く違う美味しさ。

こちらも、すがの商店の人気商品『チーズ小僧』。
クリームチーズを自家製の餡で包み、大空町東藻琴にある乳酪館で作られた、カマンベールチーズを練りこんだパイ生地で包み焼いたお菓子。
ちょうどお伺いした時に焼きあがり、ベテランの職人さんたちの手で、手際よく包まれていました。

菅野専務からは「お菓子は風土そのもの。地産地消を心掛け、良質な材料を使用して、まじめにコツコツ手作りにこだわって作っています。生まれた風土、育った環境が、そのまま味になり表情になります。
手作りのお菓子なので、1つ1つ表情が違うこともあります、そんな表情も楽しんで味わって欲しい」

「お菓子作りが好きな方、うちで働きませんか?」次の職人さんを育てていくためにも、働いてくれる人を募集しているとのこと。興味のある方は、ぜひ、ご連絡をお願いいたします。

—–購入者の感想—–
あんこが苦手なので、普通の「どら焼」は食べません。でも、「どら焼」と「生どら焼」は何が違うのか興味があり購入。一口食べて「全然ちがう!!うまい」と口走っていました。
生地はもちもち・ふっくら。中の餡は、あずきを感じるのに、苦手な甘くどさはなく、クリームの濃厚さを感じるのに重くない、絶妙な食感と味。知ってるどら焼と全然ちがっていました。今では、見つけたら即買いしています。

すがの商店
TEL 0152-66-2723
ホームページ すがの商店
Instagram sugano1927

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