上野ファーム

この3連休がラストチャンスかも!? 冬の休業前に行きたい「北海道の自然満喫スポット」5つ

日本最北の地である北海道。どこよりも早く秋が訪れ、あっという間に冬がやってきます。冬になると雪が多く、寒さが一段と増す北海道では、この秋を迎えると休業になるスポットも……。

そこで今回は、冬の休業前にぜひとも訪れてほしい“北海道の自然が楽しめるスポット”をご紹介します。営業終了まで残り1週間を切っているスポットもありますので要チェックですよ!

1:自然にアートに限定スイーツ!見どころ満載な「六花の森」 / 中札内村常盤

“北海道ガーデン街道”には8つの観光庭園があり、「六花の森」はそのうちのひとつ。北海道土産の定番「六花亭」が運営・管理をしています。

「六花の森」は帯広駅から車で40分ほど。周辺には「道の駅なかさつない」「十勝野フロマージュ本店」など人気の観光スポットが集まっていますよ。

受付を済ませてガーデン内へ進んでいくと、そこには癒しの空間が! ベンチや椅子でゆっくり休憩できるよう工夫されていたり、芝生がきちんと手入れされていたりと、ところどころで“おもてなし”を感じられます。

見ごろはすでに過ぎてしまいましたが、「六花の森」では「六花亭」の包装紙にある草花を見ることができますよ。“ハマナシの実”や“エゾリンドウ”などが季節によって咲き誇り、心を癒してくれます。

さらに、ガーデン内には彫刻やギャラリーも点在。彫刻家・板東優氏による『考える人(ロダンから)』や、『サイロ』というフリーペーパーの表紙を集めた「サイロ表紙絵館」など見どころ満載です。自然だけでなくアートにもふれることができますよ。

「六花の森」には「六’café(ロッカフェ)」が併設されています。入館料も不要で誰でも利用できるショップ&カフェです。

訪れた際にぜひ食べてほしいのが、ここでしか味わえない『六’café マルセイバターサンド』135円(税込)。できたての状態で味わえるので、ビスケット生地のサクサク感を楽しめますよ。

「六花の森」の営業は、2022年10月10日まで。真っ白で寒い季節がやってくる前に、彩りにあふれた森の世界で癒されてみてはいかがでしょうか?

<施設情報>
■施設名:六花の森
■住所:北海道河西郡中札内村常盤西3線249-6
⇒営業時間など詳細はこちら

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2:まるで竜宮城に来たかのよう。四季折々の花が素敵な「網走国定公園ワッカ原生花園」 / 北見市常呂町

北海道北見市にある「網走国定公園ワッカ原生花園(以下、ワッカ原生花園)」。サロマ湖とオホーツク海に挟まれた幅200~700m、長さ約20kmの砂州(さす)に300種類以上の草花が咲く日本最大級の海岸草原で、1985年には網走国定公園、2001年に北海道遺産に選定されました。北見市街地からは車で約1時間です。

「ワッカ原生花園」では四季折々の花を鑑賞することができます。春にはエゾエンゴサクやハマエンドウ、夏にはエゾカワラナデシコやハマボウフウ、秋にはアッケシソウやネジバナ……。どれも美しく見入ってしまいそう。開花状況は、「ワッカ原生花園」ホームページの「開花状況」を見れば、“咲き始め、5分咲き、今が見頃、終了近い”が確認できますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「ワッカ原生花園」の見どころは、「龍宮街道」。細長い砂州で、オホーツク海とサロマ湖を同時に眺められる絶景スポットです。海岸に出ると、果てしない砂浜と青い空、青いオホーツク海、そして遠くに知床連山の景色が広がっていますよ。

「ワッカ原生花園」が開館しているのは2022年10月10日まで。休園する前にぜひ足を運んで、「ワッカ原生花園」の自然を満喫してみてくださいね。

<施設情報>
■施設名:網走国定公園ワッカ原生花園
■住所:北海道北見市常呂町字栄浦242-1
⇒営業時間など詳細はこちら

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3:カラフルなお花が咲き誇る姿にうっとり。ガーデニングの聖地「上野ファーム」 / 旭川市永山町

旭川市にある「上野ファーム」。車だと旭川北I.C.から約20分、電車を利用する際は桜岡駅で下車し、そこから歩いて15分でたどり着きます。

“ガーデニングの聖地”として知られる「上野ファーム」は、今では全国から観光客が集まる人気スポット。まるでお花の咲いている野原を散歩しているような自然の雰囲気がただよい、気負いなくリラックスできます。

オーナーガーデナーを務めるのは上野砂由紀(うえのさゆき)さん。上野さんのご実家は、元々は米農家です。1983年ごろ、ご実家で直接お米を販売するようになった際、「せっかくお客様がくるのだから、花を植えてきれいにしよう!」という上野さんのお母様の想いからガーデン作りが始まったそう。

ガーデン作りの始まりともいえる『マザーズガーデン』には、かたちにとらわれず色とりどりの花が植えられていますよ。植物たちの楽園のようなガーデンで、どのお花も生き生きとしていてとてもきれい! うっとり見とれてしまいます。

上野さんが手掛けた、左右対称に同じ花々が植えられる『ミラーボーダー』や、グラデーションになった花々が美しい『パープルウォーク』、その先に丸い形が4つある『サークルボーダー』など、どれも魅力的!

北海道の気候や風土に合う植物や野草を取り入れ、北海道だからこそ表現できるガーデン作りに力を入れていています。いたるところにガーデンチェアがあるので、すてきなお花に囲まれながらゆっくり過ごしてみるのもいいかもしれませんね。

「上野ファーム」のガーデンは、2022年10月16日までの公開となっています。彩り豊かな花が咲き誇る景色を見たい方は、お早めに訪れることをおすすめしますよ。

<施設情報>
■施設名:上野ファーム
■住所:北海道旭川市永山町16丁目186番地
⇒営業時間など詳細はこちら

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4:赤毛のアンの世界へ。芦別の自然を堪能できる「カナディアンワールド」 / 芦別市黄金町

芦別市にある「カナディアンワールド」は『赤毛のアン』の世界を忠実に再現した広大な公園のような場所。舞台であるカナダのプリンスエドワード島さながらの美しい景観が広がっています。

直通の公共交通機関がないので、車で行くのがおすすめ。芦別市街地からは車で15分ほどです。

施設内には、主人公であるアンの家、アンの親友ダイアナの家、教会、学校、アンが名付けた『輝く湖水』という池などがあり、『赤毛のアン』の世界がそのまま再現されていますよ。アンの家は、本家であるプリンスエドワード島のアンの家が設計書と一緒に燃えてしまった際、再建のために「カナディアンワールド」のアンの家の設計図を貸し出したほど精密に再現されています。

『赤毛のアン』好きにはたまらない場所ですね。物語の世界に入り込む楽しさを感じることができます。

「カナディアンワールド」では、『赤毛のアン』の世界観だけではなく、芦別の豊かな自然を思う存分に楽しめますよ。春から夏にかけては新緑、秋には色とりどりの紅葉など四季によって異なる自然の魅力を堪能できます。2022年10月23日まで営業していますので、「特別な気分を味わいたい」「北海道の自然を肌で感じたい」という方は、ぜひ訪れてみてください!

<施設情報>
■施設名:カナディアンワールド
■住所:北海道芦別市黄金町731番地

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5:渡り鳥に出会えるかも!? ウトナイ湖畔で充実した時間を過ごせる「道の駅ウトナイ湖」 / 苫小牧市植苗

国際的に重要な湿地として『ラムサール条約湿地』に登録されているウトナイ湖。周囲には湿原や原野など豊かな自然が広がり、“動植物の宝庫”や“野鳥の楽園”などといわれています。とくに白鳥やカモ、ガンなどの渡り鳥にとっては重要な中継地で、270種類もの渡り鳥が飛来するそう。バードウォッチングの人気スポットにもなっています!

そんなウトナイ湖畔にあるのが、「道の駅ウトナイ湖」。新千歳空港から車で約15分、新千歳空港から出ている道南バスを利用する際は25分ほどで行くことができます。

施設内では、湖に面した大きな窓からウトナイ湖を一望できたり、苫小牧の特産品であるホッキ貝やハスカップを使った商品を購入できたりと、充実した時間を過ごすことができますよ。『ほっきシーフードカレー』が人気の「ラポ・ラポラ食堂」もあるので、お昼ご飯を食べてゆっくりするのもいいですね。

「道の駅ウトナイ湖」は改修工事のため、2022年11月23日までの営業となります(展望施設は2022年9月1日より閉館となり、現在休業中)。苫小牧へ足を運んだ際には、「道の駅ウトナイ湖」へぜひ立ち寄ってみてくださいね。

<施設情報>
■施設名:道の駅ウトナイ湖
■住所:北海道苫小牧市植苗156-30
⇒営業時間など詳細はこちら

【もっと詳しく】
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どのスポットも魅力的で訪れておきたいところ。冬の休業前にぜひ足を運んで、北海道の自然を堪能してください!

【画像】上野ファーム、カナディアンワールド

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。

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