浦田洋交通事業管理者(局長)

札幌市交通局長・浦田洋。開業50周年を迎えた札幌市営地下鉄「次の50年も札幌市民の足を守る」

札幌に拠点を置く男子バレーボールチーム『Safilva(サフィルヴァ)北海道』。2020年にV2リーグへの昇格を果たし、さらに上のステージを目指して挑戦を続けています。その挑戦を“ゴールドパートナー”として応援しているのが昨年12月に開業50周年を迎えた札幌市交通局です。札幌市交通局は、札幌市民の足として生活を支え続ける『札幌市営地下鉄』を運行しています。

今回は、札幌市交通局交通事業管理者の浦田洋さんに、『札幌市営地下鉄』開業50周年を迎えての想いや『Safilva北海道』への期待について話を伺いました。

浦田洋(うらた・ひろし)。札幌市交通局交通事業管理者。1960年生まれ。札幌市出身。2019年4月から現職。

札幌市営地下鉄開業50周年を迎えて

今回の取材はオンラインで行いました。

北海道Likersライター都良(TORA):『札幌市営地下鉄』は昨年12月で開業50周年を迎えたそうですね。開業の経緯を教えてください。

浦田さん:1972年2月に札幌で冬季オリンピックが開催されました。メイン会場である、スピードスケートを行う屋外スケートリンクとフィギュアスケートとアイスホッケーを行うアイスアリーナが真駒内に建設されました。さらに、真駒内では選手村として使われる団地の建設も行われていました。

南北線工事の様子

南北線工事の様子(1969年・大通西4丁目) 出典: 札幌市交通局

この選手村と市内中心部を結ぶ交通手段として整備されたのが『札幌市営地下鉄』です。オリンピック開催直前の1971年12月に開業しました。

南北線開通

南北線開通時の様子 出典: 札幌市交通局

北海道Likersライター都良(TORA):開業50周年を迎え感じる想いを教えてください。

浦田さん:地下鉄が開業する前年に札幌の人口は100万人になりました。今は197万人とほぼ倍の人口になっています。その間、地下鉄は東西線や東豊線が開業して3路線48kmまで伸びています。街の成長に併せて地下鉄も延伸してきたということで、札幌の発展を地下鉄が文字通り“縁の下”から支えてきたと自負しています。

北海道Likersライター都良(TORA):『札幌市営地下鉄開業50周年記念サイト』を拝見すると、さまざまな楽しい取り組みをされているようですね。

浦田さん:今回は、同じく開業50周年を迎えた『セイコーマート』と連携して、地下鉄の車両をデザインしたBOXティッシュを作って『セイコーマート』の店舗で販売しています。

次の50年も、市民の足を守るために

北海道Likersライター都良(TORA):次の50年に向け、どのようなビジョンを描かれていますか。

浦田さん:先ほど人口の話をしましたが、おそらく今の人口がピークだと思っています。その意味では、街が大きく広がる時代は終わりましたので、48kmまで伸びた地下鉄を今後もしっかりと守っていくことが大切だと思っています。

開業から50年経ちますと、さまざま施設が老朽化してきています。最初に開業した南北線の車両を格納、整備している車両基地を、来年度から設計に入って建て替える予定です。こういった老朽化を迎えた施設の更新も、しっかりやっていかなければないというのが、これからの大きな課題です。

また、地下鉄事業者において自動改札を導入したのは『札幌市営地下鉄』が全国で初めてでしたが、この改札に関してもアップデートが必要だと考えています。『MaaS(マース:Mobility as a Service)』といわれる複数の交通機関やそれ以外の移動サービスの検索や予約、決済を一括で行うサービスが、今後広まって行くことが予想されます。それを札幌市営地下鉄にどのように活かしていくのか検討していかなければならないと思っています。

札幌市にとって大切な存在、応援し続ける

北海道Likersライター都良(TORA):『Safilva北海道』のゴールドパートナーとなっていらっしゃいますが、支援を決めたきっかけを教えてください。

浦田さん:『Safilva北海道』の他にも、札幌を本拠地としているプロスポーツチームはいくつかあります。市民の方が試合を観戦に行く際には地下鉄を利用していただけるケースが多いことから、札幌市交通局ではこれまでもスポーツチームを応援しており、ちょうど連携できないかと考えていたところ、『Safilva北海道』からお声がけをいただきました。

北海道Likersライター都良(TORA):具体的にはどのような連携をされていますか。

浦田さん:今シーズン、札幌での試合には『北ガスアリーナ札幌46』が会場として使われています。その最寄りの東西線のバスセンター前駅で、『Safilva北海道』の試合日程を入れた広告を掲示しています。また、地下鉄全車両のまど上にもポスターを掲示しております。今シーズン『北ガスアリーナ札幌46』で行われるのは4試合ですが、今後さらに試合数が増えることを期待しています。

safilva北海道駅広告

東西線のバスセンター前駅に掲示されている 出典: 札幌市交通局

北海道Likersライター都良(TORA):最後に『Safilva北海道』の応援を通じて、今後どのように札幌や北海道を盛り上げていきたいか教えてください。

浦田さん:『Safilva北海道』は札幌市にとって非常に大切なパートナーです。今後も可能な限り『Safilva北海道』を支援していきたいと思っています。

バレーボールは子どもから学生、大人になっても続けている方がたくさんいらっしゃいます。今後、市民のみなさんのウェルネスをサポートしていくことが、札幌市の行政として大事な課題です。今は、こんな状況でなかなか外に出かけられませんが、『Safilva北海道』の試合を観るために外出したり、昔やっていたバレーボールをもう一度やってみようかなと思う方が出てくることはとても良いことだと思います。また、将来トップリーグでバレーボールをやりたいと夢や希望を持つ子どもたちや学生が出てくることも街の活性化にもつながることを期待しています。『Safilva北海道』を応援するときは、ぜひ地下鉄に乗って出かけていただけたら嬉しいです。

―――これまでも、そしてこれからも市民の生活を支え続ける『札幌市営地下鉄』。『札幌市営地下鉄開業50周年記念サイト』には、これまでの歴史に加え、札幌市営地下鉄開業50周年クイズの動画が掲載されています。地下鉄車両の値段や車両に付けられた数字の名前、駅の深さ、改札機に子供料金切符をと通した時についてなど、『札幌市営地下鉄』を毎日使っている人でも「へ~!」と思うような楽しい内容です。ぜひ、挑戦してみてください。

【画像】札幌市交通局

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