株式会社TONMANA・宮島拡夢。「地域企業をアップデートする」マーケティング支援で北海道の未来を作る

2022.01.05

札幌に拠点をおき、V2リーグに所属する男子バレーボールチーム『Safilva(サフィルヴァ)北海道』。同チームを応援する企業の一つに、株式会社TONMANA(トンマナ)があります。

「ローカルアップデート」をミッションに掲げ、最新のウェブ技術やテクノロジーで地元企業のマーケティング支援を行う同社。常に未来を見据えるなかで、北海道を軸にeコマースや教育分野における新規事業も展開します。

今回は代表の宮島さんに、ウェブマーケティングへの情熱や北海道への想いについてうかがいました。

宮島拡夢(みやじま・ひろむ)。株式会社TONMANA代表取締役。1991年生まれ、北海道共和町出身。2017年に同社を設立。ウェブマーケティングを中心に事業を展開する。

マーケティング支援で北海道企業のアップデートを

宮島さんの画像

今回の取材はオンラインで行いました

北海道Likersライター快斗:まずは株式会社TONMANAの事業内容を教えてください。

宮島さん:メインとしてはウェブマーケティング事業を運用しています。具体的にはウェブサイトやシステム開発、オンライン広告、SNS運用支援といった3つのウェブツールを軸に、マーケティングプランの策定から、実施・検証を一貫して企業にご提供しています。

弊社はミッションとして「ローカルアップデート」を掲げています。拠点にしている札幌市もそうですが、「ローカル都市は、首都圏に比べウェブ技術やテクノロジーへの対応が約3年ほど遅れている」と言われているんですね。そのなかで弊社は進化し続けるテクノロジーにアンテナを張り、市場に組み込まれるタイミングを見定め、地元企業が消費者とコミュニケーションをとる手段へと落とし込みます。そうして地元企業の事業活動をアップデートすることで、地元経済の発展に寄与し、北海道の価値を最大化することを使命としています。

そのため、弊社が目指すべき姿として「地域企業のマーケティング部署」を謳っています。私は経営するうえで3つの要素が重要だと考えています。それはファイナンス、営業、マーケティングです。その中でもマーケティングは企業の未来を見据えなければいけない。今後どのように企業成長を図るのか、今ある事業の価値をどのように高めていくのか……といったマーケティング部署が担う役割を、弊社が引き受けられたらと思っています。

特に北海道は地域柄、観光産業のほか、農業・酪農、漁業といった第一次産業が主要産業であるせいか、地元企業を見てみるとマーケティング部署を設けているところは多くないため、必要とされる企業になれると確信しています。またそう思われるために頑張り続けます。

2つの新規事業で未来の北海道に元気を

北海道Likersライター快斗:これまでの事業を振り返ってみて、印象に残っていることはありますか。

宮島さん:当時北海道にウェブマーケティング支援をトータルで受け持つ会社がなく、ウェブマーケティング事業を始めたという経緯がありました。ただ最初の1、2年はまったく仕事がありませんでしたね。企業としてやりたいことをするというよりは、売り上げを確保するために尽力していました。ただ3年目からは、北海道や札幌でもウェブマーケティングという言葉がようやく定着してきて、どんどん仕事のご依頼が増えていきました。今では自分たちがやりたいことやサービスとして提供したいことを突き詰めながら、それができているという感じです。

株式会社TONMANAで活躍される社員の方の様子(提供:株式会社TONMANA)

北海道Likersライター快斗:これから取り組みたい事業についても教えていただけますか。

宮島さん:弊社はただいま5年目を終えるのですが、ここから先10年目に向けてさらなる成長を遂げるために、2つほど新規事業を考えています。

ひとつ目がeコマース事業です。コロナ禍で、ネットを通じてメーカーが直接消費者と取引できる形態の需要が高まっており、この需要はローカルでも確実に高まりつつあります。具体的にはECサイトの構築はもちろんのこと、そこへの集客や売上を立てるまでの運用支援に注力したサービス展開を考えています。北海道でいえば、乳製品、冷凍水産食品、肉製品、酒類製造における関連企業に対してのサービス提供を想定しています。

デザインチームのみなさんの仕事風景(提供:株式会社TONMANA)

ふたつ目はIT教育分野です。北海道だけでなく地方都市の自治体には、人口を増やしたいという共通課題があります。ただ人口を増やすことは正直簡単ではなく、それよりも人口流出を防ぐ仕組みが大事だと考えています。例えば大学進学を機に地元を離れた学生が、卒業後に北海道に戻ってきてもらう……そういった仕組み作りです。

そのため弊社では、昨年から北海道の地方自治体で高校生に授業を行っています。ウェブマーケティングで蓄積したノウハウなどを、高校生向けに分かりやすく教えるというものです。これによって「インターネットやウェブの知識があれば、どこにいても仕事ができるんだよ」という気づきを与えたいと考えているんですね。大学卒業後の選択肢として、大企業に就職するだけではなく、ウェブの知識を用いて地元に根付いた事業をやってみるといったきっかけを提供できたらと思っています。

今後進めたいのは、ウェブ関連に興味が出てきた高校生を弊社が研修で受け入れて、実務レベルの具体的なノウハウを教える。2年後くらいに自治体に戻り、自治体の支援のもと事業をつくってみる……といったことです。実は昨年には、興部町という北海道のオホーツク地域の高校で実際に授業を行っていて、自治体からも高評価をいただいています。

TONMANAと「Safilva北海道」の目指す先

北海道Likersライター快斗:株式会社TONMANAは、 『Safilva北海道』のファンクラブ運営等の技術的な支援をされています。どのようなサービスを提供されているのでしょうか。

宮島さん:弊社はLINEを活用したシステムを作成しました。LINEでファンクラブ登録から会費の決済といったファンサービスを一括でできるシステムです。よりクローズドな関係の構築において、LINEは別のSNSとは違う魅力があると考えています。

北海道Likersライター快斗:『Safilva北海道』の協賛企業である株式会社ワンクルーズさま経由で支援に至ったとのことですね。

宮島さん:ワンクルーズさんは同じ札幌に本社があり、同じ分野の企業でもあります。特にウェブマーケティングの中でも、ネット広告というプロモーションに強い企業です。そのため弊社がお仕事をお願いすることも、逆にお願いされることもあり、そうした取引関係にあります。また両社とも北海道をよくしていきたいという同じビジョンがある会社なので、一緒に頑張っていけたらとも思っています。

株式会社TONMANAの社員のみなさんの集合写真(提供:株式会社TONMANA)

北海道Likersライター快斗:最後に、今後どのように札幌、そして北海道を盛り上げていきたいかを教えてください。

宮島さん:北海道に限った話ではありませんが、中小企業は日本の全企業数のうち99%以上を占めていて、国の経済を支えています。そのため中小企業の成長なくして日本は元気にならないと思っています。北海道を元気にするためには同様に、北海道の企業が頑張る必要があり、弊社はそのような企業のウェブマーケティング支援を行うことで、北海道の盛り上がりに貢献できたらと思っています。

またスポーツを通じて地元の方が楽しめる、そしてだれかを応援できる環境はとてもいいことだと思います。『Safilva北海道』というスポーツチームが活躍することは、北海道が盛り上がる要因になるとも考えています。

――――地元企業のウェブマーケティング支援で北海道を元気に。スポーツで北海道を盛り上げる『Safilva北海道』のすぐそばには、地元企業の価値向上を通して北海道の価値をも高め続ける、株式会社TONMANAの力強い意志がありました。

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宮島さんの画像、社員のみなさんの画像(提供:株式会社TONMANA)