税理士法人マッチポイント・小島匡彦&マッチポイント株式会社・鈴木洋平「会計業界をよくしたい」友と成し遂げた独立

2021.10.22

札幌に拠点をおき、V2リーグに所属する男子バレーボールチーム『Safilva(サフィルヴァ)北海道』。同チームを支援する企業の一つに、税理士法人マッチポイントがあります。

税理士法人マッチポイントは、通常の対面による税理士サービスに加えて、完全オンラインでの税理士サービスを行う企業です。そんな同社の社員がコミュニケーション能力を上げるべく、受講しているカリキュラムが『マッチポイントカレッジ(MPC)』。グループ会社のマッチポイント株式会社がこれを提供しており、マッチポイントグループは“中小企業のライフスタイルをデザインする”をミッションに掲げています。

今回は税理士法人マッチポイント・小島匡彦さんとマッチポイント株式会社・鈴木洋平さんに、2人で独立したきっかけや『Safilva北海道』を支援する理由について詳しく伺います。

小島匡彦(こじま・まさひこ)。石川県出身。北海道大学理学部数学科卒業。税理士としての会計事務所勤務を経て、令和元年に税理士法人マッチポイントを設立。完全オンラインのサービス『税理士オンライン』を提供する。

鈴木洋平(すずき・ようへい)。札幌市出身。北海道大学理学部数学科卒業。一般企業、会計事務所への勤務を経て、平成29年にマッチポイント株式会社を設立。その後令和元年に設立された税理士法人マッチポイントの創業メンバーでもある。税理士に向けた教育プログラム『マッチポイントカレッジ(MPC)』を提供する。

会計業界をもっとよくしていきたい

小島さん、鈴木さんの写真

今回の取材はオンラインで行いました

北海道Likersライターyukko:税理士法人マッチポイントの仕事内容を教えてください。

小島さん:弊社では、主に法人のお客さまに対して税理士の業務を行っています。税務はもちろん、会社を将来に向けてどうしていきたいかを、経営者に寄り添って考えられることが強みです。個人のお客さまの場合には相続の申告や不動産売却などの相談にも乗っていて、トータルでサポートできるような体制をとっています。

弊社の特徴は『税理士オンライン』という仕組みを通じ、税理士のサービスをオンラインで提供している点です。会社は札幌に位置していますが、オンラインであれば道外のお客さまに対しても、品質を保持しながら税理士業務を行えます。

そのほか『税理士オンライン』のメリットとしては、“スピード”が挙げられます。クラウドの会計システムを使用してチャットや『Zoom』でやり取りするので、迅速に対応できるんです。

北海道Likersライターyukko:一方のマッチポイント株式会社では、どのようなサービスを行われているのでしょうか?

鈴木さん:弊社は経営者に寄り添った立場からアドバイスできるように、税理士事務所に“教育”を提供しています。経営者に寄り添うためには同じぐらいの知識や、経営者の苦手としている分野を把握しなければなりません。

北海道Likersライターyukko:具体的な内容を教えていただけますか?

鈴木さん:弊社は『マッチポイントカレッジ』という教育プログラムを提供しています。税理士業務で最も大切なことは、経営者と信頼関係を築くことです。なにかあったときに相談されて、経営者に対して価値を提供できることが重要です。経営者が求めていることは画一的ではないので、いろいろなことに対応できる人材を育てています。

そのために、『マッチポイントカレッジ』では信頼されるための基礎となるコミュニケーションについて学習します。具体的な内容としては交流分析、コーチング、会議のファシリテーション、想定質問に対するロープレなど……それらを体系的に教えています。このプログラムは社外にも提供していて、『Safilva北海道』の繋がりでは税理士法人Future Createさまとも連携して教育を行っています。

『マッチポイントカレッジ』の様子(提供:税理士法人マッチポイント)

北海道Likersライターyukko:そんな税理士法人マッチポイントとマッチポイント株式会社は、どういった関係性にあるのでしょうか?

小島さん:税理士法人マッチポイントは、マッチポイント株式会社の『マッチポイントカレッジ』を受講している立場になります。社員が教育を受けて成長することで弊社の収益が上がるという意味では、他のカレッジ受講生と同じ立ち位置です。

鈴木さん:そもそも僕と小島が大学の同級生で仲良しなんですね。お互い「会計業界をもっとよくしていきたい」という思いがありました。ただ会計業界は一社一社の規模が小さく、業界全体をよくするためには、税理士法人を大きくし影響力を持つ必要があると感じています。

“会計業界がよくなれば、世の中の中小企業がよくなる”という信念のもと、提供するサービスの向上とともに自分たちが大きくなって影響力を拡大していこう……というのが税理士法人マッチポイントの取り組みで、そのためのツールの提供や仲間集めをしているのがマッチポイント株式会社というイメージです。私たちの思いに共感してくれる人たちと同じ教育をもって成長していき、この業界をよくしていくのが目標です。

独立して理想の税理士法人を作る

北海道Likersライターyukko:もともと大学の同級生というお二人は、ともに事業を起こされたんですよね。そのきっかけを教えていただけますか。

鈴木さん:私は前職で一般企業の財務部長の仕事をしていて、会社の税理士を小島に頼んでいました。私が退職することを決めたときに、ちょうど小島が勤める会計事務所で人を募集していて、一緒に働くことになったんです。タイミングが良かったですね。

「いつか一緒に働こう」という意志はあって、2人とも同じ会社に勤務する形で実現していましたが、令和元年のタイミングで「自分たちの理想の税理士法人を作ろう」と話し合い独立する決意をしました。

左から鈴木さん、小島さん(提供:税理士法人マッチポイント)

北海道Likersライターyukko:その際、なぜ社名を“マッチポイント”に決めたのですか?

小島さん:話は大学時代に遡ります。私は数学科出身で、当時数学専門の家庭教師をやっていました。そのときの屋号が“マッチポイント”だったんです。これにはいくつかの意味があり、一つは受験において「合格(ゴール)は生徒の力で獲るものだけれど、勝利の一歩手前のマッチポイントまでは一緒に頑張ろう。最後の1点は受験会場で決めてきてね」という意味です。

二つ目は“マッチポイント”をローマ字表記にすると“MATcH.POINTs”で、“C”をとるとMATHEMATICSの“MATH”で数学という意味になり、“数字に強い”という意味合いを込めています。あとは私が小島匡彦で、“マッチ”というあだ名で呼ばれていたからですね(笑)

北海道Likersライターyukko:現在の社名は小島さんの学生時代の屋号からきているんですね。

小島さん:思いは家庭教師のころと一緒です。「最終決定は経営者がするけれど、私たちは意志決定に至るまでの情報や選択肢を提供します」という意味合いですね。

MATcH.POINTsロゴ(提供:税理士法人マッチポイント)

弊社のロゴは“MATcH.POINTs”で“s”がついています。学生時代に屋号として使っていたときには“MATcH.POINT”で“s”がありませんでした。そこに“s”が加わったのには、バレーボールなどの試合でマッチポイントが続くときに“s”をつけることが多いので、「圧勝しようぜ」という意味合いを込めたという背景があります。

次に“c”と“s”を小文字にして赤く表記しているのには、カスタマーサティスファクション(Customer Satisfaction)=顧客満足度なので、「それを追求していこう」という意味を込めています。あとは小島がやっていた“MATcH.POINT”に鈴木の“s”が加わったのも由来ということにしています(笑)

目標がリンクする「Safilva北海道」

北海道Likersライターyukko:現在、男子バレーボールチーム『Safilva北海道』を支援されています。そのきっかけを教えてください。

小島さん:私が『Safilva北海道』の顧問と知り合いで、「支援しないか」と誘われたのがきっかけです。ただ、もともと将来的には“マッチポイント”という言葉を使うスポーツに協力したいと思っていました。

税理士法人マッチポイントは今3年目に入ったところで、まだまだ若い会社ながらお客さまがどんどん増えています。そんな中で、税理士法人として札幌で一番を目指したいという我々の考えと、『Safilva北海道』のVリーグV2からV1への昇格、さらに上を目指すという目標がリンクしていると思っています。

鈴木さん:『Safilva北海道』への関わり方としては、スポンサー料という側面での貢献だけではなく、『Safilva北海道』の事業が拡大して資金的に安定し、選手がバレーボールに専念できる環境作りに貢献する提案などを行っていきたいと思っています。

社内の様子(提供:税理士法人マッチポイント)

北海道Likersライターyukko:そんな『Safilva北海道』と同じく、自らも北海道を拠点とするお二人。今後どのようにして北海道を盛り上げていきたいですか。

鈴木さん:北海道には多くの魅力があり、本州から移住してくる人も多くいると感じます。しかし経済的に見ると、札幌を本社とする大きな企業はそれほどありません。札幌でいろいろなサービスを提供していても、結局東京にお金が流れていく構図があると思うんです。

北海道からその魅力を発信していくことはもちろんですが、北海道発信で新たなサービスを全国に展開していく企業が増えてほしいと思っています。そしてそれを支援していく環境を地元で整え、北海道に収益が還元されるような仕組みを作り、北海道全体がさらによくなっていく流れを作りたいです。

――――会計業界の発展を志す税理士法人マッチポイントとマッチポイント株式会社、そしてV1昇格を目指す『Safilva北海道』。業界こそ違いますが、今後の発展を目標とし、北海道を盛り上げていきたいという思いは一緒です。これからのさらなる活躍に期待が膨らみます!

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