ホンコンやきそば パッケージ

全国区じゃなかった…!おやつにぴったりなローカルB級グルメ「ホンコンやきそば」

2021.06.13

北海道では「やきそば弁当」、「北のどん兵衛」や「北海道限定 赤いきつね・緑のたぬき」など様々な地域限定インスタント食品が販売されています。

今回ご紹介するのは“フライパンで作る袋めん”が特徴の『ホンコンやきそば』。北海道とその他一部地域でしか販売されていない人気B級グルメにスポットを当てました!

水を入れたフライパンに入れるだけ

こちらが『ホンコンやきそば』のパッケージ。町の中華料理屋を思わせるようなレトロ感溢れるパッケージに、かわいいコック長のイラストが目を引きます。のぞき窓がフライパン型をしているのもポイント高いですね!

裏面には作り方が載っています。なんとフライパンに水を入れて麵を投入するだけのお手軽調理! 袋めんをフライパンでつくるという経験は初めてなのでワクワクです。麺そのものに味が付いているので別途でソースを入れる必要もなく、料理下手な筆者でも簡単に作れそうなのがありがたいですね。

おぉー! フライパンと水、麵だけで本当に焼きそばができるんですね。個人的にカップ焼きそばって焼いてないのに“焼きそば”を名乗っていて腑に落ちなかったのですが、『ホンコンやきそば』はちゃんと焼いている感じがして納得できます。

水気がある程度飛んだらお皿に移して付属のふりかけをまぶしたら完成!

見た目は完全に焼きそばですがお味の方は……? ん? 焼きそばのような焼きそばじゃないような。夕ご飯に焼きそばとしてこれが出てきたらちょっと首をかしげると思いますが、おやつだとか夜食にはもってこいな良い意味で“B級グルメ”を具現化したお味。

スパイスのピリ辛加減と麺自体の甘みが絶妙にマッチしていて、これは癖になりそう。根強い人気があるのも頷けます。

なぜ「ほぼ」北海道にしかない?

世の中にこんな美味しいものがあったなんて、なんで今まで知らなかったのか。それもそのはず『ホンコンやきそば』は現在北海道と宮城県、大分県の一部地域でしか販売していないため、東京出身の筆者は知る由もありません。発売元の「エスビー食品株式会社」によると“発売当初(1964年)は全国販売だったものの現在は根強い人気のある地域のみでの限定販売となった”とのこと。全国区で販売していると思っていた道民の方々も多いのではと思いますが、実はかなりのローカルフードだったんですね。

ちなみに『ホンコンやきそば』の名称ですが、パッケージ裏には、“香港は様々な中華料理を味わえる都市。その中華料理の調理法を習い、豚のだしとコシのある麺の食感にこだわりました“との記載が。香港で有名な焼きそばを模しているのかと思っていましたが、中華料理の調理法を取り入れたという意味での「ホンコン」だったのですね。

 

夜食やおやつにピッタリな『ホンコンやきそば』。焼きそばのような焼きそばではないようなその不思議なお味、ぜひ一度ご賞味あれ。

「エスビー食品」の公式通販サイトでも販売されているので、販売地域外の方もぜひ!

公式通販サイト:https://www.sbotodoke.com/shop/pages/hongkong.aspx

【参考】ホンコンやきそば/エスビー食品【ホンコン焼きそば】なぜ地域限定なのですか?/エスビー食品 お客様相談センターホンコンやきそば/エスビー食品公式通販

【画像】wdw / PIXTA(ピクスタ)

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